あらすじ
コンサルタントは常人の5倍速でスキルや知識を修得しないとプロとして通用しない。1000人以上のコンサルタントに指導してきたカリスマインストラクターが明かす超学習メソッド!
【主な内容】
PART1 なぜあなたの学びは失敗するのか?―学んでも身につかない、役に立たない本当の理由/PART2 「学び」を「稼ぎ」に変える4つのステップ―体系・本質を理解して、はじめて学びはお金になる/PART3 最速で効率よくキャッチアップする―膨大な知識を短期間でインプット&記憶するメソッド/PART4 こうすればスキルや知識が「稼げる」レベルになる―チャートと本質の抽出で、応用力とオリジナリティを身につける/PART5 学びの効率&効果を高めるラーニングハック集―私が実践している読書術&タイムマネジメント
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
仕事で必要なスキルなど、目的があって学ぶ人の為の本。パソコンが無く、PowerPointなどが使えないので、実践しにくい。スマホ対応版が出ないかなぁ。
Posted by ブクログ
短時間で効果的に勉強する方法論を知りたくて読みました。
「学ぶ」ことでお金を稼ぐ職業の方が、
どのように学ぶモチベーションを維持しているのか、
実際どのように学んでいるのかを紹介されています。
個人的にはモチベーション紹介の項目が印象に残りました。
概念→具体→体系→本質
へと知識を推移させることで、
プロの知識として対価を得ることができるとのこと、
紹介されている具体的な方法を実践するか否かは別にして、
さらさらと2時間もあれば読めてしまうわかりやすい本なので、
目を通して損はないと思いました。
Posted by ブクログ
新しいことを行う上でのメソッドを体験談から図解した本。もともとの考え方を解説した部分でハッとさせられることが多かった。読んでよかったと思っています。
Posted by ブクログ
コンサルタンントの学び力について書かれている。全体俯瞰してから、スパイラルに学習する方法を教えている!!ブログに勉強結果を残す技術についても述べられている。
Posted by ブクログ
IBMビジネスコンサルティングサービスのコンサルタントが著者。
1000人以上の人材を指導してきたコンサルタントが著者なだけあって、いかに素早く効率的に知識・スキルを身につけ成果につなげるのかというところまで、非常に分り易く書かれています。
学びの段階を「知っている」「やったことがある」「できる」「教えられる」の4段階に分けています。
そして各段階ごとに「情報マップ」「ラーニングジャーナル」「チャート」「フレーム思考」といった、努力すればだれでも実践できる手法が紹介されています。
勉強しても効果が感じられない、時間がない中でも効率よく勉強したい、という人にオススメです!
Posted by ブクログ
本書に出会い、数年経て振り返ってみて、コンサル(プロフェッショナル)としての学び方として教わるところの多かった本だと実感。
チャイルド・エデュケーションと、アダルト・ラーニングは違うということを切り口に、学びの方法論を惜しみなく伝授してくれます。
本書で、要素の抽出と、関係性の定義を重要視しているだけあって、要点を分かりやすい点と、「入門書としての漫画を侮るな」「毎日30分の蓄積でもいい、小刻みに蓄積せよ」などのティップスも、大人の生活事情を考慮した提案で共感できる。
以下、ポイントを引用******************************************************
・バリューを出すための学びとは
①概念の理解、②具体の理解、③体系の理解、④本質の理解の段階のうち、③、④まで到達して始めてバリューがでる。つまり、ただ本を読むだけでなく、実行可能なレベルまでの体系的に理解し(つまりプロとして実行可能なレベル)、また実践を通じて本質を洞察する姿勢(つまり他人を教えられるレベル)が不可欠と説く
・インプットの基本は多読
そのために情報マップを作成する。学習対象について、全体像を把握するために、関係図書をざっとマッピングしてみる。網羅する必要はないが、できるだけまとめ買いする
・アウトプットは二つのアプローチで
一つ目は、学習ロードマップを作成し、ラーニングジャーナルに記録してく方法。学習ロードマップは1ヶ月版、一年間版など期限を設けつつ、基礎を知る段階から、テーマ別に深耕し、実践から学習する、最後に学習を統括する段階まで、四つの段階に分けてインプットと、書評、実践結果のレビューなどを、簡単にメモしていく。
もう一つは、チャートを作成し、学びを体系化する方法。①テーマを決め、②構成要素を抽出し、③関係性を定義する、この三つがチャート作成の基本。最終的には、本質を伝える”So what?”に応える一言を用意すること。たとえば、「上達の論理=まねる力×段取り力×コメント力(斉藤孝氏)」などの方程式で表現するレベル。
Posted by ブクログ
学びの4ステップ。せっかく学び始めたなら、それを使いこなせる3段階に進むべき。それは心がけと方法論次第で十分可能との主張でした。キャッチアップの段階では一気に、学びの計画にはアウトプットを入れること、との論点が印象に残りました。
Posted by ブクログ
「最短で効率よく、知識やスキルを身につける」という部分もやけど、「身につけた知識やスキルを、プロとして稼げるレベルまで高める」ってとこに興味津々♪
久しぶりに分厚めの本読んで(汗)、理解しきれてないけど、とりあえず使えそうなこと&学んだとこ3つ。
①稼げる人、稼げない人の差
料理の例。一通り知識を学ぶだけではなく、応用力とオリジナリティを兼ね備え、
それを伝達するスキルを高めれば、可能性が広がる→そのためには「体系の理解」「本質の理解」
②学習のゴール=「本質の理解」
自分の学んだことを総動員し、自分の言葉で「本質」を導き出す。
「本質」を理解していれば、付加価値を自分でつくり出せる。
「本質」を端的に示すために「チャート」が必要。
③毎日1時間より毎日30秒がんばる
ハードルは下げられるだけ下げる。なるほどー。
この本は必要なタイミングで、もうちょっと読みこみたいと思う!
Posted by ブクログ
ビジネスマンの学び方を書いた本
学びの四つの段階
①概念の理解→基本知識を「知っている」
②具体の理解→経験として「やったことがある」
③体系の理解→プロとして「できる」
④本質の理解→第三者に「教えられる」
①②はインプットのステップ→すばやく大量に
・学ぶ対象の全体感を学ぶ地図「情報マップ」の作成
・学習テーマについてカテゴリーに分類し、それぞれに
該当する書籍情報を配置しマップを作成
・ピックアップした書籍(20冊~30冊)をまとめ買い
・目次をざっと目を通し、「情報マップ」に付け足すカテゴリー
があるか?どこをどの程度読めばよいかを情報マップに落とし
込む。
・学びの時刻表である「学習ロードマップ」の作成
インプットの時期とアウトプットの時期も入れておく。
・多読の方法。入門書以外はサーチ読みで対応
③④はアウトプットのステップ
a.ブログを使って、アウトプットを行う。
・書評→「誰が書いたこういう本ですよ」くらいの簡単な書評
・キーワード→多読で集まったキーワードを抜き出しそのキー
ワードにタイトルをつけて一つに括りブログにアップする
・書籍以外の自分で見聞き体験したこともアップ
→人から教わる上手な質問は、「自分が何を知りたいのか、何 を目指してしるのか」を明確にした質問
b.フィードバックを得るためのアウトプット
c.実践
稼げるレベルになるために
③「体系の理解」④「本質の理解」をものにすること
これまでに学んだことを「チャート」に落とし込み、
要するに何が重要なのかという「本質」を抽出する。
「学んだことを「チャート」で図式化する
【メリット】
・理解が深まる
・応用できるようになる
・記憶の定着率が増す
・人に伝達しやすくなる
【チャート作成方法】
・テーマを決める→そのチャートで何を表すのかを端的に
示す一言
・構成要素を抜き出す→出来るだけ短い「キーワード」で
構成要素を抽出
・関連性を定義する→抽出した構成要素を関連づける
「同列なのか」「順番はあるか」矢印などを使って
ヒモ付ける
Posted by ブクログ
1000人以上のコンサルタントをトレーニングしてきた著者が、最短で効率よく、知識やスキルを身につけ、プロとして稼げるレベルまで高める方法を「4つの学びのステップ」を軸に解説した本です。
Posted by ブクログ
<購入>
最初は、すべてグリーンという表紙にひかれて手に取っただけでしたが、
ビジネス本にのめりこむきっかけとなった、重要な一冊。
(印象に残った言葉)
・プライドは低く、志は高く
・アダルトラーニングとは
チャイルドエデュケーションではない
・キャッチアップの時間を短縮する。=知識概要のリサーチ その業界での自分の位置づけ・関連付け
(是非やってみたいと思うこと)
・PowerPointで情報マップを作る
(本を読んだ効果)
・読書意欲が湧く。知識意欲が湧く。
Posted by ブクログ
著者は、IBCSのパートナー。
ビジネスパーソンの学習と、学生の学習はどう異なるのか?から始まり勉強の仕方、効率アップ、心構えなど丁寧に紹介されている。
テクニック的なことは、まぁ人それぞれ、見習うべきものが多いが、ちょっと自分には合わなそうなものもある。それよりも心構えの部分にとても共感した。
・仕事とキャリアプランが乖離しても想像力でこじつける
・「プライドは低く」「志は高く」
この2つは心に留めておこう。
入社を控えた、学生にはちょうど良い難易度だった。
(余談)
この会社、最終面接で落ちたんだよね。
Posted by ブクログ
勉強法をこんなにロジカルに説明している本にはなかなか出合えないのでは?と思う。
最速のインプットと最良のアウトプット。コンサルタントの思考法を応用した勉強法だ。
私が気になったのは、「ラーニングジャーナル」というブログを使った学習法。この方法は確かに、便利だし勉強になると思う。早速マネをしようと思う。
Posted by ブクログ
【購入目的】コンサルティングワークを遂行する上でのラーニングの基礎を身につけるため
【購入理由】会社の先輩・同期など複数の人からの推薦があったため
【書評・感想】ラーニングは、コンサルタントという仕事の「業務」の一部であると言ってもいいと思う。
この本は、ラーニングの「見える化」のノウハウについて取り上げている本だと言える。
早速これから実践していきたい。
Posted by ブクログ
著者は、IBMビジネスコンサルティングサービス(IBCS)でナレッジ部門のリーダーを務める清水久三子氏。本書は、著者がこれまでのコンサルティングの経験から導き出した、ビジネスパーソンのための学習方法を惜しみなく伝授したもの。
本書は、チャイルドエデュケーションとアダルトラーニングの違いを指摘するところから始まり、ことアダルトラーニングには、仕事でバリューを出せるという目的があることを説明する。
さらに学びには、①概念の理解 ②具体の理解 ③体系の理解 ④本質の理解 という四つの段階があり、多くの人は①、②の段階で満足し学ぶことを止めてしまうが、そこで継続することで、バリューを生み出すレベル(③、④ステップ)に達すると述べている。
以下、ポイントを引用。
⑴ 学びを成功させるコツ
・キャリアマネジメントと直結させる(キャリアビジョンから「何を学ぶか」を逆算)
・学びをオープンにする(闇練はしない。学びを宣言すると、情報や機会が舞い込む)
・全体を把握してから各論に入る(詳細については知らなくても、その領域の全体像を理解しておけば、何かしら仮説を述べられる)
・アウトプットする(どれだけアウトプットの場を自分で設けることができるかが鍵)
⑵ 最速で効率よくキャッチアップするコツ
以下三つのツールの活用+「多読」+「人から盗む」
A:情報マップ(PowerPointやExcelを用いて、学ぶ対象や領域がどんなものか、書籍を中心とした全体把握の地図を作る)
B:学習ロードマップ(インプット、アウトプット(理解深耕、実践)のスケジュールを作る)
C:ラーニングジャーナル(ブログで学習日誌を作る。日々のアウトプットを盛り込む。半年ごとに「オススメ書籍ベスト3」など)
・インプットの基本は多読。書籍は「カテゴリーをまとめ買い」
・実践後は、何をしたか、どうだったか、反省、次にどうするか、をExcelに2行程度にまとめ、ラーニングジャーナルにアップ
⑶ さらにバリューを生むレベルに引き上げるためには
・これまでの学習成果や経験から学んだことを「チャート」に落とし込み、要するに何が重要なのかという「本質」を抽出する
・具体的作業としては、「PowerPointで自分だけのオリジナルチャート作成する」こと。ネタ元はラーニングジャーナル
・因数分解によって本質をまとめる
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これまで「コンサルタントとしての引き出しを増やさなきゃ」と思うあまり、同僚の読んでいる本を見て「あれも読んでいない」と焦ることが多くあった。
しかし、自分が望むキャリアを見据えて学びの全体像を描き、計画的に学びに取りかかることで、自分にとって真に必要な知識を最短かつ自らのペースで獲得できる。
さらに、ビジネスパーソンの学びは「永く楽しみながら行う」ことも基本であり、そのためにはブログや各種ツールを独自のセンスで作成し、都度バージョンアップし続けることも肝要であると感じた。
Posted by ブクログ
・学習と仕事を直結させる。
・学ぶことを宣言するべき。教えてもらえる、期待される、チャンスを得やすくなる。
・学んだら、とにかくアウトプットする。
・学んだ情報を「チャート」で体系化する。いつでも引き出せるように、頭の中に染み込ませる。
・学んだ情報から、「本質」を導き出す。短く、一言で。
・専門誌などでニッチな情報を手に入れる。
・人に教えることが一番の学び。
Posted by ブクログ
アダルトラーニングとチャイルドエデュケーションは別の物。ビジネスパーソンがバリューを出せるレベルを4つにわけ、キャリアマネジメントと学びを直結させるための方法を具体的に説明。
著者は清水久三子さん、前回、前々回と読んだ本がとっても良かったので3冊目です。順序的にはこれが最初に書かれた本のようですが最後に読みました。
この本は社会人が学ぶために必要な事は何か、どうして挫折しちゃうのか、どうやって学んでいくとよいのか、系統立てて説明してあってわかりやすく、実行もしやすいところがGood!
特に「情報マップ」で学習領域の全体を把握する、「ラーニングジャーナル」でアウトプットを整理する、その手段としてブログを使う、というのはすぐにでも実践できそうだし、効果が出そうです。
また、本質を因数分解によって導き出す、本質を理解する、これがゴールだという点、そして学ぶということは複利効果があって「学ぶ」という行為自体の勘所がよくなる、という話にも納得。
確かに、この人ちゃんとわかってる、プロの力を持ってるな。。と傍から見て思える人ってこれができてるんですねーなるほど。
ここをゴールにして、何を学ぶか目的を設定して学ぶ事が大事という事が腑におちました。
この方の本を最初に読んだのは「資料作成力」の本で、どうやって人に伝えればよく伝わるのか、いいプレゼンテーションってどういう事か?について色々本を読んでいる時に購入した本。
その時にはまだこの「学び力」の本は読んでいなかったのですが、結果的に情報マップ的なものを作成し、それを勉強会でアウトプットした、という、この「学び力」で進めていた方法を実行していたのでした。
そして、確かにそれはプレゼンテーションや資料の作成とはこういう事である、という自分なりの解釈を掴む事に役立ちました。
手当たり次第にインプットするのではなく効率的に学んでいくにはどうしたらいいか、色々な場面で応用できるので一読の価値あり、です。