清水久三子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本書に出会い、数年経て振り返ってみて、コンサル(プロフェッショナル)としての学び方として教わるところの多かった本だと実感。
チャイルド・エデュケーションと、アダルト・ラーニングは違うということを切り口に、学びの方法論を惜しみなく伝授してくれます。
本書で、要素の抽出と、関係性の定義を重要視しているだけあって、要点を分かりやすい点と、「入門書としての漫画を侮るな」「毎日30分の蓄積でもいい、小刻みに蓄積せよ」などのティップスも、大人の生活事情を考慮した提案で共感できる。
以下、ポイントを引用************************************************** -
Posted by ブクログ
課題設定と問題設定は何が違うのか?を整理し、課題設定力をつけるための3つの視方、実際に課題を設定するアプローチを紹介。
この前によんだ「プロの資料作成力」がとても良かったので他の2冊も読んでみました。
この著者のまとめ方はすごくわかりやすくて良かったです。取り立てて珍しい事を言っているわけではないですが例をあげながら説明し、まとめているので理解しやすいです。
この本でもただの問題解決と課題解決は何が違うのかを例をあげて説明。なるほど課題設定こそが重要なんだなという事がよくわかります。
■課題とは現状とあるべき姿のギャップを把握した上で、現状をあるべき姿にするためになすべきこと。
■問題と -
Posted by ブクログ
問題解決力が叫ばれる中、それよりも大切なのは課題設定力だという本書。いい視点だと思う。
プロジェクトを成功させるためにはいろいろと思考法やメソッド、フレームワークなどが提示されるし、目標・目的・課題・問題など言葉が多数出てくる。
これらをきちんと整理していなければ、共通理解も得られないし、成功の有無に関わらず正しい評価が得られないだろう。
言葉がきちんと整理されている点、具体例を挙げて書かれている点が非常に分かりやすい。
クリティカルシンキングが出てこず、ロジカルとラテラルに二分して書かれている点のみが、私にとってはしっくりこなかった。
繰り返し読んで、自分のものにしていきたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「最短で効率よく、知識やスキルを身につける」という部分もやけど、「身につけた知識やスキルを、プロとして稼げるレベルまで高める」ってとこに興味津々♪
久しぶりに分厚めの本読んで(汗)、理解しきれてないけど、とりあえず使えそうなこと&学んだとこ3つ。
①稼げる人、稼げない人の差
料理の例。一通り知識を学ぶだけではなく、応用力とオリジナリティを兼ね備え、
それを伝達するスキルを高めれば、可能性が広がる→そのためには「体系の理解」「本質の理解」
②学習のゴール=「本質の理解」
自分の学んだことを総動員し、自分の言葉で「本質」を導き出す。
「本質」を理解していれば、付加価値を自分でつくり出せる。
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Posted by ブクログ
ビジネスマンの学び方を書いた本
学びの四つの段階
①概念の理解→基本知識を「知っている」
②具体の理解→経験として「やったことがある」
③体系の理解→プロとして「できる」
④本質の理解→第三者に「教えられる」
①②はインプットのステップ→すばやく大量に
・学ぶ対象の全体感を学ぶ地図「情報マップ」の作成
・学習テーマについてカテゴリーに分類し、それぞれに
該当する書籍情報を配置しマップを作成
・ピックアップした書籍(20冊~30冊)をまとめ買い
・目次をざっと目を通し、「情報マップ」に付け足すカテゴリー
があるか?どこをどの程度読めばよいかを情報マップに落とし
込む。
・学びの時刻表 -
Posted by ブクログ
◆概要
課題設定をするための方法とノウハウを紹介しています。
そもそも課題って?問題と課題の違いって?というところは、
今まで習っていた事と少し観点の違う部分があり、そこがしっくりきます。
課題って?⇒課題の精度を上げる方法⇒インプット⇒プロセス⇒アウトプット、という流れで構成されています。
◆使える!
これは~、使えますよ~。
自身の業務は常に課題設定の連続で、
逆に課題設定の意識がないと、単なる作業者で。
単なる作業者はなりたいと思ってなる訳でなく、
いつの間にやらなっているという恐ろしいシロモノですので、
この本は目の前に置いて常に意識させていきたいですね。
eno -
Posted by ブクログ
仕事の最も効率的な進め方は「計画の仮説(時間、訪れそうなトラブル)を立てる」「初動をめっちゃ早くする、どんな仕事も2割程度は即終わらす」「困ったら即相談」の3つ。
そして自分のもっている考え方や仕事の進め方を疑い、常にアップデートすることが肝要。
▼仕事の進め方の基本
・最初の仕切りが重要
「最後の追い込み」ではなく、「最初の仕切り」が大切。
見通しを立てて仕事を仕切ることで、締め切り間際に慌てることがなくなる。
事前に大枠を決めておくことで、計画的に進められる。
・情報の収集と活用
現場で情報のシャワーを浴びる。仮説思考を検証するためには、現場で得られる情報を最大限に活用することが -
Posted by ブクログ
当著は数あるPDCA本のなかで、もっとも完璧な言語化を行っていた。
結局は「仮説」「行動」「また仮説を立てて行動」の繰り返しが最強である。
▼成果を出す人は「仮説」から考える
・「仮説を立てながら思考する」 ことで、素早く答えを導き出す。
・「まず答えを出して、違っていたら次の答えを立てて実証する」 ことが、最短で成果を出す方法。
・仮説を持たずに情報を集めるだけでは、時間を浪費するだけで成果につながらない。
何から始めるべきかが明確になり、結果が出るまでの時間を短縮できる。それが間違った仮説であっても、次の正しい仮説を導くための学びになる
▼仮説をつくる4つの順番
・目指すべきゴール仮説