緑川ゆきのレビュー一覧
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ネタバレ幻の術具を作っていた焼物の里で、猫型の依代を狙うコレクターの伴。
夏目は伴に対抗すべく、的場と共に里に封印された術具を取りに向かう。
だが既に箱の中は空。
一方、基地で依代を守る名取と先生に、陶器の人形が襲いかかる。
禁忌を名取と的場で破壊。コレクターは退散。
依代達は旅立ち、焼物師は一人村に残る。
田沼は道でクッキーを見つける。
点々と落ちているクッキーを追うと隆史が。
その先に先生がいた。
東屋で寛ぐ先生に言われて掃除する二人。
数日通ううちに、文通で言葉をかわす。
種を植えて欲しいと頼まれて、植えた次の日。
色とりどりの花をつけた東屋の庭。
きっと二度と辿り着けない東屋の庭を、花が埋め尽くす。
ゼリーを買いにバスに乗車中の貴史と先生。
乗車客がいない中、依島さんに会う。
以前かかし騒動+びわ取りに行った時に出会った人。
昔の友人に会いに行くという。
バスの乗り違えで依島さんと一緒に行動。
着いた先で出会った娘は3人。だが、友人の娘は二人のはず…
なのに。
友人は故人となり、娘に人形を強請られたので、頼み事をした。
「依島が遊びに来た時にはもてなしてやってくれ」と。
娘は…実は人形で。依代となっていた。
その通りにもてなされ、帰る二人。
最後に手渡された本に挟んであるメモ。
「他愛のないこと」と依島が答える。
相変わらず、夏目の世界は不思議と夕焼けの印象がある。(イメージ)
ずっとこのまま続くのだろうか? -
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ネタバレ買い物帰りに別れたきり帰って来ないニャンコ先生が気掛かりな夏目。
そんな時「面白いものを拾ったんだ」という田沼が持っていた物は、なんとニャンコ先生の模様そっくりな陶器のカケラ…
嫌な予感を払拭すべく、先生探しに「焼物の里」へ。
実は先生は戻ってきていて、いつものごとく荷物の中へ。
結局一緒に行くのだが、貴史が倒れて名取と的場登場。
名取だけでは足りないので、的場の力が必要。
里には「ニャンコ先生」と同じ型の柄違いの依代が沢山。
職人さんを守るために一致団結にゃんこ依代!
そして。
的場は禁忌とされる場所を暴くが、そこに品物はなく。
伴と呼ばれるコレクターと対峙する事になるが、禁忌の依代が名取と先生の背後に。
中級と小物の出会いを描く特別編と
田沼、タキ、西村、西村妹が出てきて貴史の日常を描く特別編に挟まれる本編。
相変わらずの夏目の世界は、不思議で楽しい。 -
ネタバレ 無料版購入済み
静かな連作
何度もアニメ化されていて今も連載されていても初読でした。
ニャンコ先生は招き猫のモデルが云々等、あとがきにかなり詳しい作者の解説もあります。子どもの頃に見ていたニャンコ先生(要は大ちゃんの方……)は某アニメでしたので、歳がバレます^_^;;
祖母のレイコさん、生前が偲ばれます。
ダムに沈んでしまう集落等、やはりちょっとさみしい話が多くなりそうな連作ですが、人気の理由の一端、何となくわかる部分もありました。 -
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祝・20周年!
祓い人の名取、親友の田沼、妖のヒノエたちと関わる、夏目。
切なさや繋がりがしみじみと感じさせられる、3つの話。
第百十六話・・・前巻からの続き。過去にあった“みつる”の存在。
自分の弱さを認め、感傷を絶ち、妖と対峙する名取。夏目は。
第百十七、百十八話・・・夏目と田沼が迷った女性と探した館。
その如月荘で、二人は降妖術の儀式に参加することに。
第百十九話・・・“包みくらべ”という勝負を受けるため、
レイコに成りすます夏目とレイコを知るヒノエの想い。
完結した“みつる”の話は、祓い屋の家の複雑な心情をも
明らかにしていました。そして祓い人としての名取の決意、
“みつる”の恋情の切なさが心に沁みます。
洋館の話はミステリー調。でも、実は優しさ溢れる話でした。
終焉後の田沼と夏目の交わす会話は、お互いの心情が知れ、
更に友情が深まった感がありました。でも、最後にあの伴と
その女主人の話が・・・今後に繋がる伏線は、ちょっと不穏。
最後は“包みくらべ”。犬の会の「夏目レイコ」大作戦は
コミカルでしたが、思いもかけぬ美しい情景が良かったです。
レイコの本当の姿を知らない夏目と、彼女を知るヒノエ。
双方の想いがなんとも切ない。 -
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ネタバレタキがメインで、タキの兄「勇」登場。
いや、サッパリ系の憑かれやすい体質・・・
小さな頃から怪等を信じないが、心優しきタキの兄。
亡きお祖父さんとの約束の品をタキに送る。
田沼がメイン。
毎日訪れる謎の客。
気づけばそれは「三篠」だったわけだが。
ササメと呼ばれた怪はミスズと戦うために。
どっちがかったかはわからないが、無事に終わりを告げる。
夏目は友人達と映画館へ。
途中停電で再上映の合間、ロビーで映画の結末を考える。
夏目が友人といるのが嬉しい。
怪が「折り紙」に付いている。
旅の途中の怪が「旅仲間」だという。
うっかり落としてしまったと・・・。
夏目が拾い一緒に行動をする。
折り紙の怪は夏目に質問をして、夏目はそれに答える。
お礼として「夢」を毎晩見せてくれる怪。
仲間が迎えに来て、夏目の前から居なくなった日の朝。
部屋一面に花の絵が描いてある。
粋な怪。
相変わらずの夏目とニャンコ先生。
この世界観はずっとこのままでいて欲しいなと。
そして。
夏目がもう少し、人との関わりを上手く出来たらな。
素敵なお話たちです。 -
購入済み
何年ぶりだろう?
緑川ゆき先生の本で初めて読んだものは【あかく咲く声】で、詩的で余韻の残る漫画に心を奪われました。この作者さんが書くものなら間違いないだろうと【夏目友人帳】にも手を出した記憶があります。
途中まで追いかけて購入していたものの、日々の忙しさで書店から遠ざかり、読むこともなくなっていました。。。。
電子書籍が当たり前になり、本の購入がスキマ時間に可能となり、また手に取った次第です。
どの巻数から購入するか迷ったときに、多軌に彼氏が!?の文言につられこの巻から購入(笑)
何年たっても変わらない優しさとほんの少しの怖さがある、この物語。
久しぶりに読んでも、とても良かったです -
Posted by ブクログ
ネタバレ「テンジョウさん」という絵を探しているという隣の高校の先輩。
が、その絵があるのか無いのか?
その絵は 良くないもの ではないのか?
捜索隊は田沼の廃寺の中にあることを突き止め発見。
先輩が開くとそれは何も描いてないものだった。
ただの古い紙になっている。
怪は出てこない…
名取から電話があって、一緒に行くことになった貴志。
元祓い屋の家で枇杷を収穫することに。
そこで見えたのは隣の家にたなびく布。
その布を切る手を見た貴志は、名取と一緒に隣の家へ。
そこには的場達が居た。
お屋敷は三春という今は途絶えた家。
そこに招く御柱様(怪)が来るので、お迎えの儀式をしていると言う。
其処に現れるは邪魔をする怪。
名取と的場が囚われ、動けない。貴志は邪魔をするやつを見つける。
怪は「三春政清」の願いを叶えたいという。
三春が漏らした一言「三春の家なんて無くなってしまえばいい」と。
言った事を忠実に捉えれば、家を壊せばOKで。
だから、家を壊そうとした怪。
「自由に」という言葉とともに去っていく怪。
無事に儀式を終え、枇杷をもらって帰る事に。
貴志が友達と普通に会話できてきている。
進歩進歩。
そして、相変わらずの怪の想いは中々上手くいかない様子。
人と怪のタイムラグはどれくらいなのかなぁ…
いつもの夏目の雰囲気と、今回は名取&的場のシーンが多かった。
貴志はこれから、高校時代をもっと謳歌すると嬉しい。