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妖怪が見える少年・夏目が、祖母の遺品の「友人帳」を架け橋にして妖怪たちと心を通わせていく模様を描いた物語です。
妖怪をテーマにした作品は数多くあれど、「夏目友人帳」ほど優しい物語を、私は見たことがありません……!
祖母・レイコの残した「友人帳」は、レイコが妖怪たちと勝負をして、負けた妖怪たちがサインをしたもの。そのサインには契約の意味があり、契約の解除を願う妖怪たちに名前を返していくことにした夏目は、ボディーガードの「にゃんこ先生」と一緒に彼らと触れ合っていきます。
幼いころから、人には見えないものが見えていることで周囲から気味が悪いと言われていた夏目は、妖怪を避け、関与しないように生きてきました。そんな夏目が、友人帳を通してはじめて妖怪たちに向き合うことで、少しずつ、考え方を変えていく様子には、まるで自分の子どもが少しずつ友達を増やしていくような、そんなやさしい気持ちになって嬉しくなります。
名前を返したときに判明する真実は、ちょっぴり切ないことが多いですが、決して悲しい結末ではなく、じんわり心が温かくなるような、そんな物語ばかりです。
ぜひ暖かいお飲み物をお供に、じっくりお楽しみください。
夏目友人帳の話はどの話しも面白いし、優しい気持ちになれます。
にゃんこが沢山出てくるお話がメインなので、にゃんこ先生好きの方には最高かも。
だけど、ものすごく盛り上がったところで続くになっているので次の巻が楽しみです。
続きが気になって、26巻も即購入しちゃいました。夏目友人帳を見ると、いつもほっこり癒やされてます。的場さんと名取さんが出るお話は特に好きです。
Posted by ブクログ 2020年09月22日
小さい妖と、ニャンコ先生のルーツのお話し。
って、ルーツは次巻に続くなんだけどね。
相変わらず、色々優しい夏目なのである。
で、いい子だなぁって小さい妖の話が終わったら、これだ。
時々、絵がものすごく怖いのを忘れていたよ。
さびれた焼き物の里で、包囲され、名取と的場と一緒に行動す...続きを読む
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