サラ・パレツキーのレビュー一覧

  • サマータイム・ブルース[新版]

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    古き良きアメリカのアクションミステリーでした!映像が頭の中で浮かび上がってくるような派手な描写と、情緒豊かなキャラクターたちに大満足です!
    ドラマ1シーズン見終わったくらいの疲れが残っているので、次巻はまたいつか...。

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    2024年10月31日
  • コールド・リバー 下

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    ヴィクは50歳代のはずだけれども、その行動、タフさは、衰え知らず。
    ペピーは、さらに高齢のはずだけれども、まだまだ元気だなぁ。
    コントレーラスも含めて、この優しくてタフなチームは、いつまで見られるのだろう?いつまでも元気でいてほしい。

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    2024年08月04日
  • コールド・リバー 上

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    コロナ禍で広がるヘイト行為。人種差別や宗教差別。本の中では、ユダヤ教徒の集会所であるシナゴーグへの襲撃。
    優しいヴィクは、本来の仕事と並行してシナゴーグを守ると同時に保護すべき弱者を見つけて行動を起こす。
    現実世界では、イスラエルがパレスチナ人への大規模な迫害行為を継続中。。。
    世の中は、なかなか多様な価値観を認められずにいるだけでなく、強いリーダーシップと他者を貶め、聞く耳を持たない風潮に侵されて来ているようだ。

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    2024年08月04日
  • ペインフル・ピアノ 下

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    今回もなかなかハードな状況を、あちこちぶつかりながら、突破する。
    ヴィクは生きているのが不思議なくらい。
    ヴィクは何歳になったんだ?
    いつまで、続けられるのだろうか?
    ハラハラし通しだ。

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    2024年07月20日
  • ペインフル・ピアノ 上

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    道端で見かけただけなのに。どうしてそこまでこだわるのだろう?お節介をはるかに超え、やり過ぎな気がするが、それは、移民の国であるアメリカとは違い、自分のルーツを意識することがないからかもしれない。
    ヴィクの変わらないバイタリティあふれる姿には、熱くなる。

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    2024年07月20日
  • クロス・ボーダー 上

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    ヴィクは、相変わらずですね。
    同時に2つの事件に引き込まれる。危険を承知で関係箇所に忍び込んで証拠や情報を探す。
    なかなかハードな展開だ。

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    2024年06月16日
  • サマータイム・ブルース[新版]

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    ハードボイルドというには彼女には孤独が足りない。理解者と出来る友人が多すぎるし、父親を尊敬し、母親を愛してるから。まともな家できちんと育てられた女の子が、危険を顧みない私立探偵になったほんとの理由が知りたい。ちなみにこの小説を読んだのは多分2回目だけれど,ほとんど全部忘れてた。

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    2023年12月27日
  • ウィンター・ビート

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    最近はクラシックミステリーばかり読んでいるので、何か現代ものをと思って昔から好きな VI。現代ものといっても、VI シリーズ第一作の「サマータイムブルース」が1982年(邦訳は 1985年)なので、もう 40年前か……。日本では 3F (著者、主人公、翻訳者がいずれも女性)とも称されて一世を風靡したサラ・パレツキーも今やすっかり重鎮で、御年76になるのだとか。しかし、70を超えても年1冊弱のペースで書き続け、昨年 22冊目となる "Over Board" を上梓している。

    ストリップまがいの現代アート、イラク派兵と軍事産業、LGBT など、いかにも現代的なテーマを織り込み

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    2023年12月12日
  • サマータイム・ブルース[新版]

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    原田マハさんの『リボルバー』の文中に“ウォーショースキー ”の名前が出てきて興味を持ったので、こちらを手に取りました。
    本書は「ウォーショースキー ・シリーズ」の第一弾です。

    シカゴの私立探偵・V・I・ウォーショースキー 、通称“ヴィク”の元に、銀行家を名乗る男性が訪れて、息子の恋人が行方不明なので探してほしいと依頼してきます。
    早速調査を開始したヴィクですが、件の銀行家の息子・ピーターのアパートで彼の射殺死体を発見。さらに、依頼人の男が被害者の父親とは別人だったことが判明して・・・。

    “探偵モノ”といっても様々で、こちらはコツコツ推理を重ねて謎解きをするというより、ガンガン身体を張りまく

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    2023年02月12日
  • サマータイム・ブルース[新版]

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    探偵、VIウォーショースキーの第1作目。
    タフな女性探偵が前面に出まくっており、事件があまり印象に残らない。主人公の人物が竹を割ったような性格で、好感が持てる。英文和訳のあのやたらと細かい描写が苦にならなければ楽しめるかもしれない。

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    2022年09月11日
  • フォールアウト

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    古本市で購入。

    650ページの長編。

    シカゴに住む私立探偵ヴィグ。
    窃盗の容疑をかけられた青年の行方を捜してほしいとの依頼を受ける。

    青年はどうやら老いた女優と一緒にカンザスの田舎町に行ったらしいという情報を元にカンザスに向かう。

    カンザスの田舎で行方不明の二人を捜すのだが、途中のストーリーはほとんど二人は関係なくなっている。

    二人を捜すうえで、ヴィグが殺人事件、軍の隠蔽、出生の秘密などに巻き込まれ?ていく。

    後書きで知ったのだが、私立探偵ヴィグ・I・ウォーショースキーはシリーズになっていて早川から何冊も出ている。

    ちらっと調べたら、書作は30年以上も前に刊行されていて、その時の

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    2022年05月01日
  • フォールアウト

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    北朝鮮の核ミサイルが大きな問題となっているこの時に、アメリカの核ミサイル配備と反対運動を話の核にしたこの本が書かれたのは、偶然?
    本が分厚く、途中までは五里霧中で一向に進んだ気がしなかったので、読むのに少し時間がかかった。
    ペピーは賢くて可愛いね。ヴィクの疲れを癒やしてくれる存在なのがよく分かる。

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    2018年01月05日
  • ダウンタウン・シスター

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    あとがきで指摘されて気が付いたんですが、確かに、舞台は夏か冬。シカゴは、暑さと寒さが厳しい街だと聞いたことがあるので、その特徴をより活かすようにということなんでしょうね。
    って言うか、ウォーショースキーって、身近に、なんかトラブルメーカーばっかりじゃない?

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    2016年04月27日
  • レディ・ハートブレイク

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    ともすれば猪突猛進。

    そんなウォーショースキーの活躍は、なんとも頼もしい。でも、ちょっと女子力も意識ているんですよねぇ。今ならば、もっと『男勝り』と言う感じのキャラクターで描かれるような気もします。

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    2016年04月21日
  • センチメンタル・シカゴ

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    大体どう言うパターンで事件を解決していくのかわかりましたが、今回も、中々ヤバイ出来事に口を突っ込んでいますね。

    って言うか、いつもいつもこんな事件ばっかりに首を突っ込んでいると、命がいくつ有っても足りない気がしますが・・・。

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    2016年04月17日
  • レイクサイド・ストーリー

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    30年前の作品なんですよね。

    よく考えると、携帯ではなく、電話応答サービスを使っていたりと、時代を感じさせるところはありますが、中身にふるさは感じさせません、むしろ、新鮮?

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    2016年04月09日
  • サマータイム・ブルース[新版]

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    30年近く前の作品なんですね。携帯とか、パソコンが一切出てこない辺りは時代背景なのですが、正直な所、あとがきで指摘されるまで気になりませんでした。それだけ内容が濃く、面白いという事。女性版ハードボイルドって、なんかかっこいいです。

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    2016年03月11日
  • バースデイ・ブルー

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    事件の真相についていけなかった。似たような登場人物が一気に登場するからだろうな。
    訳がわからないまま最後まで読みきったのは主人公の魅力のせいか。
    しかし、もてすぎだろう。

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    2012年12月22日
  • ナイト・ストーム

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    嵐の真夜中に閉鎖された墓地で起きたヴァンパイア殺人事件からはじまった一連の事件に巻き込まれたヴィクが、ヴァンパイア(現代社会の暗部)に追い詰められる。

    ひとりで多くを背負い込み、五里霧中のなか、警察もマスコミも大衆もすべて頼りにできず、自分ひとりで動き回る。なんとか信用できるのは牧師のみ。
    いままでと同様、動き回って、突っつきまわって、その中から真実を拾い上げてゆく。

    最後で大逆転がまっているが、それでもすっきりとはいかない。社会の暗部は残ったたまま、そこに作者の意識がある様に思う。

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    2012年10月06日
  • サマータイム・ブルース[新版]

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    焦燥と退屈と癇癪持ち達の夏。
    語りにもう少し毒やウイットが欲しい。
    何故か突然怒りだす登場人物が多い。
    終盤のスピード感・緊迫感はなかなか。

    《勝手にサマーアクションシリーズ》第4弾。
    ただでさえ暑い夏なのに、そんなに怒ってばかりいると増々暑くなってしまうよ。

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    2012年07月07日