サラ・パレツキーのレビュー一覧

  • レイクサイド・ストーリー

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    シリーズ第2巻。タフな探偵のお姉さんが活躍します。五大湖を行き交う貨物船の描写がなかなか秀逸です。ラスト40ページで、ちょっと、どうオチを付けるのかが気になりました。

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    2025年09月18日
  • コールド・リバー 下

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    シリーズ21作目。実はこのシリーズは結構最初の方からリアルタイムで読んでいてお気に入りの作品。シリーズはその時々の世相も踏まえていて今回はコロナ禍の真っ最中のシカゴ。ヴィクは感染に気をつけながらもやっぱり危ない橋を幾つも渡り、危機一髪のドキドキからの家庭的な暖かさに満ちたエンディングがたまらない。
    次作は来年あたりかな。

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    2024年05月21日
  • ウィンター・ビート

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    今回、まさにカラダを張るヴィク。いつも泥まみれになってるけど、美女の設定なんだろうな。表紙は今回がいちばん好き。タフな感じがする。心の中に自分のヴィクがいるから、顔はあんまり描かないでほしいのです。

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    2024年03月14日
  • クロス・ボーダー 下

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    無関係だと思ってた二つの事件が繋がりだしてからのスケール感とスピード感。本作も読みはじめたら一気読み確実。悪い奴に何度も襲われるが、お馴染みの隣人や友人、新しい恋人や犬達、頼りになるメンバー総出演で、現在進行形で解決できない社会的問題は山積みだけど、なんとか危機一髪で生還するヴィク。打ち身青あざ作ったら当分治らない私にしてみれば、あり得ないほどの怪我を負いながらよくぞご無事で!

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    2023年09月12日
  • ペインフル・ピアノ 下

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    表紙の犬はベア。ミッチもペピーもお馴染みのメンバーも今回は出番がやや控えめだけど、ヴィクが巻き込まれる物騒で命懸けの探偵稼業に最後までハラハラさせられっぱなし。上下巻一気読みせずにはいられない。恒例の著者による謝辞に涙。

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    2023年08月19日
  • ペインフル・ピアノ 上

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    本屋さんで新刊が出ているのに気付くなんて、なんたる不覚(と思ったら前作『クロスボーダー』も未読だったが)相変わらずのっぴきならない状況のまま怒涛の勢いで一気に下巻まで読ませるのはさすがのひと言!

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    2023年08月19日
  • クロス・ボーダー 下

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    2018年にアメリカで、2021年に翻訳発行されたサラ・パレツキーのV・I・ウォーショースキーもの、20作目、後半。
    Vはヴィクトリア、通称はヴィク。
    女性の私立探偵です。

    ロティの甥フェリックスは、中東での遺物発掘をめぐる事件に巻き込まれていた。
    元夫の姪リノは、勤め先のパーティーで接待をさせられたらしい。
    元夫ディック・ヤーボローは弁護士で、企業の仕事をしているが、フェリックスの事件とも絡みあう要素が出てきます。
    ディックの今の妻はなかなかお似合いの嫌な感じの態度を取るのだったが、姪をヴィクの所に行かせたのは、ある意味善意からであったり。

    大筋のスケール感と、スリルある展開と、登場人物

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    2023年08月11日
  • クロス・ボーダー 上

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    ネタバレ

    探偵ウォーショースキーの20作目。

    やはりヴィクはシカゴでないと。
    元夫の姪と親友ロティの甥と、
    相変わらず身内の事件に奮闘している。

    姪の姉妹は姉が行方不明、甥の方は殺人事件の容疑者。
    それぞれ、大富豪だちのカリブ海でのいかがわしいバカンス、
    シリアの古代遺物の密輸入へと広がり、
    ヴィクはオリエント研究所の窓からぶら下がったり、
    森林の小屋に閉じこめられたり、
    最後にはカナダの国境を超えて川に流されていた。

    元夫はお金持ちになっているのに、
    その姪たちがホームレスで悲惨な生活を送っていたという設定は、
    かなりショッキングだった。

    (下巻へ続く)

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    2022年03月10日
  • カウンター・ポイント

    購入済み

    親戚~

    今回はヴィク自身のつながりの事件捜査。作品がおおくなるほど親戚やら何やら結構多いのよね~、初めの頃は、えっ?いとこなどと驚いていたが今では驚かなくなったし、シリーズが続くことを願いつつ、自分がそのうちヴィクの歳を超えてしまいそうで怖い(笑)

    #カッコいい #シュール

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    2021年11月09日
  • クロス・ボーダー 上

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    ハードボイルドですねえ!おまけに主人公は女の探偵

    親友の甥が 殺人事件の犯人と思われ

    同時に 自分の姪が行方不明になる。

    同時に捜査しなくちゃいけない。

    おまけに 若い子は大人を信用してないから さっぱり本当のことを喋らない。

    行方不明になった姪の妹が 目の前で攫われる。

    可愛がってた犬が犯人をおって戦い 大怪我をする。

    犬好きな私には 犬の安否の方が気にかかる。

    しかし この主人公 どこまでそんな体力があるのか?

    と思っちゃうんだけど なんかこの人 初めてこの本で会った人のは思われない

    なんか 身近な感じがする。

    ともあれ 久しぶりの外国の話し

    人の名前 覚えられなく

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    2021年10月20日
  • フォールアウト

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    オズの魔法使で知られるカンザス州ローレンスを舞台にした本作でも、お馴染みのメンバーは健在。ぺピーなどはいつもよりも登場場面が多いほど。いつもと違う生活で、ヴィクはいつも以上に絶体絶命の大ピンチ。恋人ともうまくいかず、八方塞がりの状態から、さてどうなるか。黒人差別や反核運動、土壌汚染など大きな社会問題に対しても、個人ができることは「信頼できる人と力を合わせる」ことだけなのかも…などと、ふと我が事として考えてしまった。

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    2021年09月02日
  • サマータイム・ブルース[新版]

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    女私立探偵のウォーショースキーが主人公のハードボイルド小説。依頼人から人探しを依頼されるが、その過程で男の死体を見つけてしまう。犯人は誰なのか、殺された理由を探しているうちに、ギャングと関わることになる。そこからのウォーショースキーの活躍が面白い。ハードボイルド探偵として、タフで芯が一本通った格好いい活躍をする。男の優しさとは違う女性ならではの優しさを見せるし、男以上のアクションもする。ウォーショースキーのキャラが映えていて楽しい。シリーズとして人気があるのも頷ける。他の本も読んでみたい。

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    2019年06月28日
  • サマータイム・ブルース[新版]

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    ヴィクシリーズを読んだのははじめて。ハードボイルド女性探偵物としてはオーソドックスな造りだなあと感じたが、たぶんこの作品がジャンルの元祖だからだよね。書かれたのは1982年。いま、ハリウッドで「強い女性」が活躍する作品が増えているけど、こういう作品が源流にあるんだろうなあと感じた。ヴィクはかっこいい。

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    2019年05月31日
  • フォールアウト

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    懐かしいメンバーがみんな元気でよかった。
    ただ、だんだん登場人物の名前が覚えられてられなくて困る。

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    2019年05月21日
  • フォールアウト

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    シカゴの女探偵ヴィクことV.I.ウォーショースキーのシリーズ。
    カンザスでも旋風を巻き起こします。

    前作で登場した女の子バーニーに頼まれ、窃盗の疑いをかけられた青年を探すことになったヴィク。
    行方をくらませては疑いが深まってしまうのだが、老女優とカンザス州の町へ向かったらしいのだ。

    老女優の故郷は、かって核ミサイル配備への抗議行動が行われた町。
    初めてのカンザスでの捜査は勝手が違うが、愛犬ペピーを連れていったので、行く先々で可愛がられ、場が和んだり。
    女優の暮らした地域を調べようとするが、いきなり死体を発見したのから始まり、次々に過去の出来事の不審な点を探り当てていく。
    聞き込みに行った住

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    2018年10月27日
  • カウンター・ポイント

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    シカゴの女探偵V.I.ウォーショースキーのシリーズも、17作目。
    ますます魅力的で果敢なヴィク、また大活躍。
    ヴィクが育ったシカゴでも貧しい地域の話や、これまでのキャラが多く登場し、このシリーズらしい雰囲気を味わえます。

    昔の隣人フランクから、25年前の事件を再捜査してほしいという思いがけない依頼が来る。
    高校の頃に一時、恋人だったこともある彼。
    25年前に、彼の母が起こしたとされた事件は冤罪だったと。
    彼の母というのがヴィクの一家に嫉妬し、何かといわれのない非難をしていた女性なのだが。
    一通り調べようとしたヴィクでしたが‥?

    一方、ヴィクのいとこで人気者だったブーム=ブームには親友だった

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    2018年03月06日
  • セプテンバー・ラプソディ

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    ネタバレ

    マルティナから続く家族や、ロティの祖父母の悲しみが心に重くのしかかり辛かったけれど、後半ダロウまでが登場してテンポ良く続くハッピーエンディングに泣いてしまった。

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    2018年01月23日
  • セプテンバー・ラプソディ

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    V.I.シリーズ第16作目。
    1930年代に宇宙線物理学の分野でパイオニア的な研究を行い、ウィーンの放射能研究所の研究員だったオーストリアの物理学者マリエッタ・ブラウの存在からインスパイアされて書かれた作品。
    今回はドラッグ絡みの事件かな?と思いきや、まさかこんな展開が待ってるなんて!なのはやはりさすがのサラ・パレツキーなのだ。

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    2018年01月22日
  • ナイト・ストーム

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    もしかしたら星5は若干甘いかな。
    久しぶりに読んだヴィクなので。

    でも、お話は破綻がないですし
    ヴィクが行動的で、格好いいのは◎。

    今回はヴァンパイアの降霊術に嵌った
    少女たちが殺人事件に巻き込まれ
    それを収拾するところからお話が始まります。

    事件をおってゆくと、心を病んだかつての
    大学での友人が依頼してきた調査とも
    繋がりがあることがわかります。

    今回は精神病院が出てきて、そこで療養
    する人のためにもヴィクは戦うのですが…
    パレツキーらしく、光の当たらない所で
    涙を飲んでいる人のことも軽んじないのは
    流石です。

    今の50代の女性って、まだまだ
    魅力的で、発信力がありますね。

    ちょ

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    2018年01月15日
  • ナイト・ストーム

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    いやぁ、行くところまで行ってしまいましたね。今までも、何度も危険な目に会っていますが、ここまで来るとは。

    これまでの作品で、これが一番好きですね。ハードボイルドっぽい。

    って言うか、本当にV.I.、これからどうすんだ❗

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    2016年08月07日