椎名優のレビュー一覧

  • サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY

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    ネタバレ

    面白かった

    ちょっと前のラノベって
    やたらエロ描写もないし
    SFやファンタジーも多くて
    そんなに目くじら立てるほどのものじゃない作品が多かったのかも?(今もあるか)

    ああでも本質は変わってないのかなぁ
    でも最近のは読者に(メディアに?)媚びてる気もする

    超能力もの
    みんな変わった能力を持ってる
    色々でおもしろい

    ヒロインがショートカットでボーイッシュな元気少女かと思ったら
    無表情綾波的長門さん的女の子だった

    続きちょっと読みたいかも

    本屋さんでこの人の本が気になったのでこれを読んでみた次第

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    2015年09月03日
  • 男なら一国一城の主を目指さなきゃね

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    一つの事故で亡くなった39人? かが同じファンタジー世界に転生して、赤ちゃんから人生をやりなおす お話でした。
    最近すごい多いよね、このパターン(-_-)
    でも、まあまあ面白かって自分は好きでした。

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    2015年01月10日
  • あじさいの季節に僕らは感応する1

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    素敵な表紙に目を奪われて購入。口絵も含めイラストはすべて眼福。
    今となっては珍しい(?)純朴な少年少女とちょっぴSFな物語。嫌みのないキャラクターで一つの物語として素直に読めました。

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    2015年01月03日
  • シェイクスピアの退魔劇

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     ロンドンにはゴーストのたぐいとミステリーがよく似合う。

     苦手な文体なので最後まで読めるか心配だったのですが、謎が二転三転して真相へ至る展開にドキドキしつつ一気読みしてしまいました。
     無駄な装飾のない文章なので、こういう「早く先を知りたい!」と思うような展開のときにはさっさか読めて良いですね。

     演劇的な配役で、それぞれの思惑が立体的に交錯するように描かれている点はすごく好きです。
     しかし根本的に、シェイクスピアである必要性を感じないし、女性である必要性もぶっちゃけない。
     あと、従僕がちょっとかっこよすぎたのがなぁ。かっこいいのはいいんだけど、そのかっこいい由縁が欲しかったというか

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    2014年12月17日
  • ベイビー、グッドモーニング

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    『死』がテーマの連作短編。
    死神が出てきますが主役も語り部もヒトです。

    ザッピング要素はそこまで重要じゃないきがします。
    それぞれの生き方死に方。

    明確な答えは読者に委ねられてる感じがする。
    ほわわ~んとした感じ。
    でもそれが良い。

    この作品も好きなんですが『サクラダリセット』が★4なんで相対的に★3

    一冊で完結してるの本あまり読まない人にオススメするらこっちかな。

    河野裕さん作品のちょっとキザっぽい文章や、風景の描写が、凄く好き。
    合わない人もいると思いますが、合う人はハマるんですよね。

    ということで他のかたのレビュー見てて気づいたんですが、良い作品はレビューが良い。(今更

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    2014年08月16日
  • サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY

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    ラノベっぽくないラノベ、というのが第一印象。
    ラノベにありがちなギャグや萌え要素はなく、
    文章も癖がなく淡々としていて一般小説のような感じです。

    ストーリーは時間移動があるためちゃんと整理しながら読まないと飲み込みにくいですが、
    異能力ものでありながらバトルではなくミステリーに近い内容は独特で新鮮でした。
    作中の雰囲気もさらっとしていて綺麗です。

    ただ、かなり主観的な感想になりますが、
    主人公およびヒロインの性格がどうも好きになれなくて、そこが少し残念でした。
    冷めすぎているのでしょうか…、感情移入しにくいです。
    ヒロインの謎の(設定上仕方ないのかもしれませんが)主人公依存みたいなのも個人

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    2014年08月11日
  • 猫の地球儀 焔の章

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    ネタバレ

    ほのぼのした表紙絵の通り、出てくるのは猫とロボットで、どこかとぼけた調子の文章が心地良い。
    一方で、開始数ページでさっそく死者が出るという、なかなかハードな世界観でもあった。

    他者を顧みずでっかい夢に邁進する天才と、黙々とひたすらに強者と戦い続ける根っからのファイター、深い孤立のなかで強がっていた二匹の猫が出会って、戦って、自分の素直な本当の気持ちに気づいていく…という内容は、文字面だけ追うとハートフルそのものなんだけど、二匹の周りで起きるあれやこれやの事件の血生臭さは、単純無責任な「感動」を許してくれない。
    なにか違う、余韻を残す作品だった。

    0
    2014年05月04日
  • サクラダリセット7 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA

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    購入済み

    最後まで世界観を壊さず筋を通し切った事に拍手。
    人の心の内面世界を中心に進められる物語の場合、読者の共感を得る為に弱さや汚さを隠さずに表現する手法が最もオーソドックスなのだと思いますが、本作の様に敢えて強さや綺麗さと言った偽善的表現を前面に出し、弱さ汚さを偽悪的に留めるといった、ともすれば読者の違和感や反感を買いかねない作風を押し切るということは、非常に胆力の要る事なのだと思います。
    しかし、そのお蔭で非常に澄んだ印象を崩すことなく読み切ることが出来ました。
    自分に合う合わないは別にして大変心に残る作品でした。

    0
    2014年05月03日
  • サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL

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    「最初の答えが間違っていました。きっと、石に恋することだってできます」
    この一言で、前巻で「スカした感じ」とイケ好かなかった主人公・ケイが気に入ってしまいました。
    彼も知性を武器に立ち回る主人公として、冷静で俯瞰的、最後に正しい回答をさらっていくタイプの様に見えていたのですが、実は己の過ちをさらけ、訂正できる強さを持っている好漢でした。
    またこの一言以外にも、思わず引用したくなる言葉を幾つも持っている所が魅力ですね。
    反面、リセットの使い方には不満。もっと勿体ぶった方が絶対に効果的だと思うのですが…如何でしょう?

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    2014年03月09日
  • サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY

    Posted by 読むコレ

    なんというか、主人公を筆頭に登場人物がスカした感じで、テンションも低いし、言葉も抽象的で分かりづらいし、物語も見えづらいし、あまり好きではないなぁ、と思いながら読んでました。
    しかし、終わりよければすべてよし、ではないけど、最後は「おおっ」と思わず歓声を上げてしまう伏線の回収で、作者のキャラに対するスタンスも見えて、結構良い読了感でした。
    続巻を買おうかと思う作品でした。時間跳躍という好きなテーマ故の贔屓目かなぁ・・

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    2014年01月06日
  • クレヨン王国 新十二か月の旅(新装版) クレヨン王国ベストコレクション

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    お話のおもしろさや落ち着いてしまったシルバー王妃の魅力が若干パワーダウンに感じたが、「あるがままの自分」というテーマは深く、ページの途中途中で考えさせられた。
    完璧を求めるばかりでなく、欠点は長所にもなるという見方に元気が湧く。
    結局一番わがままなのは王様だよなぁw

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    2022年07月10日
  • サクラダリセット5 ONE HAND EDEN

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    ネタバレ

    評価:☆3.5

    サクラダリセット第5弾。
    今回はチルチルとミチルという夢の世界が主な舞台。

    ラスボスである浦地の目的が徐々に明らかになってきて面白くなってきた。

    野ノ尾と老人の再会の話が切ない・・・(;_;)

    そしてせっかく成長が見られた春埼も容赦なくリセットするケイさんマジぱないっす。
    そうした犠牲を厭わずに突き進む姿はカッコイイよね。

    「ねぇ、相麻。それだけの感情を、一人の女の子に対して抱けたなら。それはつまり、好きだということだよ」

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    2013年11月08日
  • サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY

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    ネタバレ

    評価:☆3.5

    サクラダリセット第4巻、今回は短編集。
    っておい!ww相麻菫の話気になってんだから早くしてくれ!w

    内容としてはそうですね。
    ケイのお見舞いをどうするかで悩む春埼が可愛らしかった。

    あと、今までケイと春埼のリセットで誰かを助ける(誰かを不幸にすることになったとしても)というのはエゴなんじゃないかと少し思ってたんだけど、ケイの「能力なんて関係ない。すべての人の、すべての行動が、未来を変える。リセットだけが未来に干渉すると思っているなら、そんなものは自惚れだ」という台詞にそれもそうかと妙に納得した。
    人間なんて究極的にはすべて自分のために行動するものだし、エゴだと言うなら生き

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    2013年09月23日
  • 猫の地球儀 焔の章

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    もう人がいなくなって廃墟と化した宇宙ステーション内では、人が残したロボットを相棒とした進化した猫の社会が出来上がっていた。
    猫は死ぬと地球に帰っていくと皆が信じているが、生きたまま地球に行きたいと願うスカイウォーカー。
    これから物語が大きく進展していくといったところでこの巻は終了なので、次巻でどのような展開になっていくのか期待である。

    てっきり表紙のイラストの女の子と猫が主人公の物語かと思っていたのだけれど、全然違うのね。物語が進むに連れ、確かにこの一人と1匹は重要な位置を占めては来るけど、主人公でもなんでもなかったことにびっくり。(少なくともこの巻では)
    ライトノベルということもあり、表紙

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    2013年08月18日
  • サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL

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    評価:☆3

    サクラダリセット第二弾。

    1巻では淡白に物語が進みすぎてたので、どうなるかなーと思ったけど2巻でも相変わらずでした。
    そりゃまぁ主要な登場人物は変わらないんだから当たり前っちゃ当たり前なんだけどね。

    能力を駆使した駆け引きというか作戦的なものは「おぉ良く出来てるなぁ」と思うしそこは良いんだけど、やっぱりキャラに”熱”が足りないんだよ。
    だから何が起ころうが「ふーん、ああそう」みたいな感じになっちゃう。

    主人公のケイとヒロインの春崎のどちらも冷静すぎるというか何考えてるのか分からないというか・・・。
    ケイに至ってはあとがきで著者自身が「何を考えているんだかいまいちよく分からな

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    2013年08月16日
  • サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY

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    評価:☆3


    「リセット」
    たった一言。
    それだけで、世界は三日分――――死ぬ。

    舞台は能力者が集まる咲良田市。
    3日前に戻す能力というのがまずなかなか面白い。
    そして記憶を保ってられる能力をもつケイと協力して「現実」に立ち向かう・・・ここまではいい。

    でも全部ケイの自己満足にしか感じられないんですよね。実際にケイも自己満足だとは分かってるみたいだけど、何だかなぁって感じです。
    リセットが原因で親しい女の子が死んじゃったから、リセットを使ってそういうことが起きないようにするって明らかに言ってることおかしいしね。
    気持ちは分からんでもないがやっぱりもやもやする。

    あと物語の進み方が淡白に

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    2013年08月13日
  • サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY

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    ひさびさのライトノベルでした。
    ざっくり言うと、超能力者たちが集う街・咲良田に暮らす高校生たちのSFとミステリーを足して割ったような作風。
    こういう世界設定は嫌いじゃない、…けど、読んでいてあんまり作品に入り込めなかったのが残念。文体は何だか中二病っぽくて個性的。これも嫌いじゃない、…けど、ずっと読んでると何故かツライ(笑)
    挿絵が良い味だしてます。

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    2013年07月04日
  • Monochrome Myst(2)

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    椎名優さんは漫画家というよりもイラストレーターだよなぁ。と。
    カラー1枚絵の書き込みに惚れ込んだ身としては、白黒・イラストとなると微妙な気がする。

    影というか、黒というか、ベタの使い方が独特な気が。

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    2013年05月18日
  • サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY

    Posted by 読むコレ

    浮ついたところのない、浮遊感溢れるライトノベル。
    シリーズ第4作目は短編集でした。
    1作はサクラダ~とは全く別の短編も収録されていて
    違う雰囲気の漂う作品になっています。

    ここまでの発表からも分かるように過去と現在と時間軸が
    交差して展開されていますが、特に混乱もなくスッキリと
    読めるのは流石です。「ケイ」と「ハルキ」の微妙な関係が
    時系列で少しづつ変化しているのがなんとも微笑ましいです。
    「ハルキ」の想いが何ともいじらしくて可愛いぃぃなぁー。

    短編集ということでインターミッション的な内容でしたが
    この後に続く本編も更に楽しみです。

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    2013年03月09日
  • サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY

    Posted by 読むコレ

    ライトノベルと一般文芸の曖昧な境界線上に
    あるような作品スね。むしろ一般文芸に近い気がします。
    ラノベ嫌いでも絶対イケると思います。

    ラノベではよくあるタイムリセットもの。
    高校生たちの特殊能力や非現実な設定ですが
    はしゃいだ文章じゃないし、軽いSFやファンタジーの
    ように自然にその設定に入っていけます。
    主人公ケイのやや斜に構えた雰囲気や会話なんかは
    伊坂幸太郎のソレに近いもんも感じます。

    タイムリセットものの多くは人の死がゲーム感覚で
    何度も再生されたりするリセットが多い中、今作は
    逆に生の為のリセット...それも痛みをしっかりと伴っている
    ところに好感が持

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    2013年03月09日