椎名優のレビュー一覧

  • サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY

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    ラノベっぽくないラノベ、というのが第一印象。
    ラノベにありがちなギャグや萌え要素はなく、
    文章も癖がなく淡々としていて一般小説のような感じです。

    ストーリーは時間移動があるためちゃんと整理しながら読まないと飲み込みにくいですが、
    異能力ものでありながらバトルではなくミステリーに近い内容は独特で新鮮でした。
    作中の雰囲気もさらっとしていて綺麗です。

    ただ、かなり主観的な感想になりますが、
    主人公およびヒロインの性格がどうも好きになれなくて、そこが少し残念でした。
    冷めすぎているのでしょうか…、感情移入しにくいです。
    ヒロインの謎の(設定上仕方ないのかもしれませんが)主人公依存みたいなのも個人

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    2014年08月11日
  • 猫の地球儀 焔の章

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    ネタバレ

    ほのぼのした表紙絵の通り、出てくるのは猫とロボットで、どこかとぼけた調子の文章が心地良い。
    一方で、開始数ページでさっそく死者が出るという、なかなかハードな世界観でもあった。

    他者を顧みずでっかい夢に邁進する天才と、黙々とひたすらに強者と戦い続ける根っからのファイター、深い孤立のなかで強がっていた二匹の猫が出会って、戦って、自分の素直な本当の気持ちに気づいていく…という内容は、文字面だけ追うとハートフルそのものなんだけど、二匹の周りで起きるあれやこれやの事件の血生臭さは、単純無責任な「感動」を許してくれない。
    なにか違う、余韻を残す作品だった。

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    2014年05月04日
  • サクラダリセット7 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA

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    購入済み

    最後まで世界観を壊さず筋を通し切った事に拍手。
    人の心の内面世界を中心に進められる物語の場合、読者の共感を得る為に弱さや汚さを隠さずに表現する手法が最もオーソドックスなのだと思いますが、本作の様に敢えて強さや綺麗さと言った偽善的表現を前面に出し、弱さ汚さを偽悪的に留めるといった、ともすれば読者の違和感や反感を買いかねない作風を押し切るということは、非常に胆力の要る事なのだと思います。
    しかし、そのお蔭で非常に澄んだ印象を崩すことなく読み切ることが出来ました。
    自分に合う合わないは別にして大変心に残る作品でした。

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    2014年05月03日
  • サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL

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    「最初の答えが間違っていました。きっと、石に恋することだってできます」
    この一言で、前巻で「スカした感じ」とイケ好かなかった主人公・ケイが気に入ってしまいました。
    彼も知性を武器に立ち回る主人公として、冷静で俯瞰的、最後に正しい回答をさらっていくタイプの様に見えていたのですが、実は己の過ちをさらけ、訂正できる強さを持っている好漢でした。
    またこの一言以外にも、思わず引用したくなる言葉を幾つも持っている所が魅力ですね。
    反面、リセットの使い方には不満。もっと勿体ぶった方が絶対に効果的だと思うのですが…如何でしょう?

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    2014年03月09日
  • サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY

    Posted by 読むコレ

    なんというか、主人公を筆頭に登場人物がスカした感じで、テンションも低いし、言葉も抽象的で分かりづらいし、物語も見えづらいし、あまり好きではないなぁ、と思いながら読んでました。
    しかし、終わりよければすべてよし、ではないけど、最後は「おおっ」と思わず歓声を上げてしまう伏線の回収で、作者のキャラに対するスタンスも見えて、結構良い読了感でした。
    続巻を買おうかと思う作品でした。時間跳躍という好きなテーマ故の贔屓目かなぁ・・

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    2014年01月06日
  • クレヨン王国 新十二か月の旅(新装版) クレヨン王国ベストコレクション

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    お話のおもしろさや落ち着いてしまったシルバー王妃の魅力が若干パワーダウンに感じたが、「あるがままの自分」というテーマは深く、ページの途中途中で考えさせられた。
    完璧を求めるばかりでなく、欠点は長所にもなるという見方に元気が湧く。
    結局一番わがままなのは王様だよなぁw

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    2022年07月10日
  • サクラダリセット5 ONE HAND EDEN

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    ネタバレ

    評価:☆3.5

    サクラダリセット第5弾。
    今回はチルチルとミチルという夢の世界が主な舞台。

    ラスボスである浦地の目的が徐々に明らかになってきて面白くなってきた。

    野ノ尾と老人の再会の話が切ない・・・(;_;)

    そしてせっかく成長が見られた春埼も容赦なくリセットするケイさんマジぱないっす。
    そうした犠牲を厭わずに突き進む姿はカッコイイよね。

    「ねぇ、相麻。それだけの感情を、一人の女の子に対して抱けたなら。それはつまり、好きだということだよ」

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    2013年11月08日
  • サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY

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    ネタバレ

    評価:☆3.5

    サクラダリセット第4巻、今回は短編集。
    っておい!ww相麻菫の話気になってんだから早くしてくれ!w

    内容としてはそうですね。
    ケイのお見舞いをどうするかで悩む春埼が可愛らしかった。

    あと、今までケイと春埼のリセットで誰かを助ける(誰かを不幸にすることになったとしても)というのはエゴなんじゃないかと少し思ってたんだけど、ケイの「能力なんて関係ない。すべての人の、すべての行動が、未来を変える。リセットだけが未来に干渉すると思っているなら、そんなものは自惚れだ」という台詞にそれもそうかと妙に納得した。
    人間なんて究極的にはすべて自分のために行動するものだし、エゴだと言うなら生き

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    2013年09月23日
  • 猫の地球儀 焔の章

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    もう人がいなくなって廃墟と化した宇宙ステーション内では、人が残したロボットを相棒とした進化した猫の社会が出来上がっていた。
    猫は死ぬと地球に帰っていくと皆が信じているが、生きたまま地球に行きたいと願うスカイウォーカー。
    これから物語が大きく進展していくといったところでこの巻は終了なので、次巻でどのような展開になっていくのか期待である。

    てっきり表紙のイラストの女の子と猫が主人公の物語かと思っていたのだけれど、全然違うのね。物語が進むに連れ、確かにこの一人と1匹は重要な位置を占めては来るけど、主人公でもなんでもなかったことにびっくり。(少なくともこの巻では)
    ライトノベルということもあり、表紙

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    2013年08月18日
  • サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL

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    評価:☆3

    サクラダリセット第二弾。

    1巻では淡白に物語が進みすぎてたので、どうなるかなーと思ったけど2巻でも相変わらずでした。
    そりゃまぁ主要な登場人物は変わらないんだから当たり前っちゃ当たり前なんだけどね。

    能力を駆使した駆け引きというか作戦的なものは「おぉ良く出来てるなぁ」と思うしそこは良いんだけど、やっぱりキャラに”熱”が足りないんだよ。
    だから何が起ころうが「ふーん、ああそう」みたいな感じになっちゃう。

    主人公のケイとヒロインの春崎のどちらも冷静すぎるというか何考えてるのか分からないというか・・・。
    ケイに至ってはあとがきで著者自身が「何を考えているんだかいまいちよく分からな

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    2013年08月16日
  • サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY

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    評価:☆3


    「リセット」
    たった一言。
    それだけで、世界は三日分――――死ぬ。

    舞台は能力者が集まる咲良田市。
    3日前に戻す能力というのがまずなかなか面白い。
    そして記憶を保ってられる能力をもつケイと協力して「現実」に立ち向かう・・・ここまではいい。

    でも全部ケイの自己満足にしか感じられないんですよね。実際にケイも自己満足だとは分かってるみたいだけど、何だかなぁって感じです。
    リセットが原因で親しい女の子が死んじゃったから、リセットを使ってそういうことが起きないようにするって明らかに言ってることおかしいしね。
    気持ちは分からんでもないがやっぱりもやもやする。

    あと物語の進み方が淡白に

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    2013年08月13日
  • サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY

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    ひさびさのライトノベルでした。
    ざっくり言うと、超能力者たちが集う街・咲良田に暮らす高校生たちのSFとミステリーを足して割ったような作風。
    こういう世界設定は嫌いじゃない、…けど、読んでいてあんまり作品に入り込めなかったのが残念。文体は何だか中二病っぽくて個性的。これも嫌いじゃない、…けど、ずっと読んでると何故かツライ(笑)
    挿絵が良い味だしてます。

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    2013年07月04日
  • Monochrome Myst(2)

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    椎名優さんは漫画家というよりもイラストレーターだよなぁ。と。
    カラー1枚絵の書き込みに惚れ込んだ身としては、白黒・イラストとなると微妙な気がする。

    影というか、黒というか、ベタの使い方が独特な気が。

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    2013年05月18日
  • サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY

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    浮ついたところのない、浮遊感溢れるライトノベル。
    シリーズ第4作目は短編集でした。
    1作はサクラダ~とは全く別の短編も収録されていて
    違う雰囲気の漂う作品になっています。

    ここまでの発表からも分かるように過去と現在と時間軸が
    交差して展開されていますが、特に混乱もなくスッキリと
    読めるのは流石です。「ケイ」と「ハルキ」の微妙な関係が
    時系列で少しづつ変化しているのがなんとも微笑ましいです。
    「ハルキ」の想いが何ともいじらしくて可愛いぃぃなぁー。

    短編集ということでインターミッション的な内容でしたが
    この後に続く本編も更に楽しみです。

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    2013年03月09日
  • サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL

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    前作の自分のレビューを見返したんですが自分的には
    結構素直な感想を書いてました。この続編を読んだ後
    の感想もまさに同じ感覚です。
    ライトノベルというよりもほぼ一般の文芸書としても
    遜色のない作品のような気がします。

    ややもすれば入り組んで分かり難くなにりそうな
    タイムリセットの繰り返しは、読書がそう混乱しないように
    丁寧に書かれていて、時間の経過と繰り返しが非常に
    分かり易い。この力量だけ見ても作家さんの力が
    伺い知れます。

    主人公ケイと春埼との絶対的な関係性は揺るぎなく、
    清らかで、脆くて、切ない...。今作中で登場する
    「魔女」の問い...あなたは石に恋する

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    2013年03月09日
  • サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY

    Posted by 読むコレ

    ライトノベルと一般文芸の曖昧な境界線上に
    あるような作品スね。むしろ一般文芸に近い気がします。
    ラノベ嫌いでも絶対イケると思います。

    ラノベではよくあるタイムリセットもの。
    高校生たちの特殊能力や非現実な設定ですが
    はしゃいだ文章じゃないし、軽いSFやファンタジーの
    ように自然にその設定に入っていけます。
    主人公ケイのやや斜に構えた雰囲気や会話なんかは
    伊坂幸太郎のソレに近いもんも感じます。

    タイムリセットものの多くは人の死がゲーム感覚で
    何度も再生されたりするリセットが多い中、今作は
    逆に生の為のリセット...それも痛みをしっかりと伴っている
    ところに好感が持

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    2013年03月09日
  • サクラダリセット3 MEMORY in CHILDREN

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    主人公「ケイ」と「ハルキ」が中学生の頃のストーリー。
    更に「ケイ」がこの町に来てからの経緯も書かれていて
    ここにきてこのシリーズの血の部分が露になってきました。
    個人的な偏見ですがラノベが割とベタっとした平面の
    イメージを持っているのですが、このシリーズは奥行き...
    と言っても立体的なものではなく、透けるような、あくまでも
    平面上の奥行きを感じます。暖かいのだけれど
    暖色ではなく透明感があるというか...。

    ライトノベルの舞台ではなく、一般文芸作品の
    舞台でも勝負出来る作家さんなのではないでしょうか?
    樋口有介の初期の頃に雰囲気が近い気がするのは
    自分だけ?? なの

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    2013年03月09日
  • 紅牙のルビーウルフ5 宝冠に咲く花

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    ネタバレ

    ルビーウルフ5巻目。
    前巻との上下巻構成的な下巻なお話でした。

    大きく話が動き出しましたね。神国の王子・王女が出揃ったのが
    残りの国を脇役のままにしない意味で嬉しかったですね。
    あと、「全知の書」に関しても大きく触れられましたし。

    ちょっと減点要素をしたのは、毎回のように悪役側が死ぬから。
    こういう決着の付け方は安易だしいなくしてしまえばいいというのは
    どうかなぁと思うのでマイナス。
    中盤にチラリとあった描写も何となく想像できるしなぁ…

    ちなみに今回出てきたルビーウルフのショッキングな描写は、
    むしろジェイドの事を好きだからこそですよね。
    仇であるのに好意を持ってしまうのは、後ろめたい感

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    2013年03月08日
  • サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY

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    なんとなく箇条書き形式で感想を書いてみようと思う。

    ・文章
    一般小説寄り。知らなかったらラノベだと思わないかも。それなりに雰囲気がある。

    ・キャラ
    鼻につく主人公、魅力がわからないヒロイン(?)、出番が少ないわりにはうるさい友人、結局良いやつなのかわからない敵、猫好きな野々尾さん。そんな感じ。

    ・ストーリー、内容
    ひねりある能力をうまく使ってる印象。しかしストーリー自体は「リセット」という能力の存在でわかりにくくなっていて、しかも全体的になにがしたいかよくわからなかった。

    ・その他
    いまいち盛り上がりに欠けた。

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    2012年10月10日
  • ベイビー、グッドモーニング

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    名前も知らない誰かの魂が巡って新しい魂に生まれ変わる。こんな風に考えることができたのなら、死を受け入れることもできるようになるのだろうか。それはとても残酷で、優しいことのように思える。

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    2012年10月05日