椎名優のレビュー一覧

  • サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY

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    なんとなく箇条書き形式で感想を書いてみようと思う。

    ・文章
    一般小説寄り。知らなかったらラノベだと思わないかも。それなりに雰囲気がある。

    ・キャラ
    鼻につく主人公、魅力がわからないヒロイン(?)、出番が少ないわりにはうるさい友人、結局良いやつなのかわからない敵、猫好きな野々尾さん。そんな感じ。

    ・ストーリー、内容
    ひねりある能力をうまく使ってる印象。しかしストーリー自体は「リセット」という能力の存在でわかりにくくなっていて、しかも全体的になにがしたいかよくわからなかった。

    ・その他
    いまいち盛り上がりに欠けた。

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    2012年10月10日
  • ベイビー、グッドモーニング

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    名前も知らない誰かの魂が巡って新しい魂に生まれ変わる。こんな風に考えることができたのなら、死を受け入れることもできるようになるのだろうか。それはとても残酷で、優しいことのように思える。

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    2012年10月05日
  • サクラダリセット(2) CAT,GHOST and REVOLUTION SUNDAY

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    ネタバレ

    有名作のコミカライズということで購入。原作未読。よくある能力者ものといった感じの筋立てだけど、どことなく好感の持てる話だった。というか、まだこれで原作1巻分?だと思うので、続きを読んでみたいものだ。ここで終わりっぽくなってるけど……。

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    2012年09月28日
  • 猫の地球儀 焔の章

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    ネタバレ

    きっと未来の宇宙、静止軌道衛星上に取り残された猫が主人公の話。
    猫を主人公にした理由は何となく理解できる。昨今はいろいろと規制とか煩いから。と言っても最近書かれた話じゃないけど。
    冒頭でスカイウォーカーなるものが登場し、そのまま投げっぱなしにされたり、スパイラルダイバーが突如戦闘を開始したりと、世界観が複雑なだけに内容の把握が難しく感じられる。
    SFを理解することは簡単じゃないけれど、やはり構成の複雑さが本書を読者から遠ざけている理由になっている。そんな風に感じられた。
    イリヤとか、構成は比較的理解しやすいし主人公に共感しやすいから。

    キャラクターも焔とか幽とか楽とか非常にリアリティーはある

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    2012年08月21日
  • サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY

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    表題作が、結構好き。
    ちょろっと出てきた人が、これからのお話にも
    かかわるらしいので、今後の展開がすごく楽しみ。

    作者が言うとおり、全然本編と関係ない短編が
    そっと入ってるのって、いい感じ。

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    2012年08月14日
  • 猫の地球儀 焔の章

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    この作家の作品を全部読もうと思い全二巻であるこの本を読み出す。

    登場人物は、進化した猫と人間型ロボットで、彼らが住む「トルク」という軌道上を回るコロニー社会を舞台にしている。人間が大昔に作ったものらしいが技術は維持するだけが精一杯で現在の社会を維持管理するための宗教神学が支配している。
    伝説の「地球儀」と言われる場所を目指す猫と最強を目指す猫のお話。

    一巻はのんびりしているというか普通のSFファンタジーもので、あとがきにガリレオの話をだしてきていた。猫とロボットが登場人物である意味は?と考えたが、天才と社会の寓話なのか……としぶしぶ納得。安っぽいありがちなテーマだ、この作家もその程度なのか

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    2012年08月11日
  • ベイビー、グッドモーニング

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    連作短編。
    オビにあった作者の別レーベルとはまったく関係なし。

    作者らしい空気のある作品群だった。プロローグの意味が最後にようやくわかり、その最後がプロローグになっているのも、つながりを感じられるし。

    でも、白い死神の女の子って、アレをおもいだすんだよな。。

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    2012年05月18日
  • 猫の地球儀 その2 幽の章

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    「猫の地球儀」完結編。
    幽と焔の奇妙で熱い友情に胸を打たれる。ネコなのに、生半可なハードボイルドなんてものじゃない。戦闘シーンは息をつめて読んでしまうし、台詞の格好よさといったら極上だ。
    そして、さまざまな思いを乗せて、幽が念願の地球に向かったその結末は…。
    文庫P.264は、幽が地球にたどり着く寸前のシーンだが、これほど印象的なシーンは初めてだ。読み終わったあとも、いつまでも深く心に残る。
    表紙やイラストは少女漫画のテイストだが、かなり硬質なSFであり、冒険小説である。

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    2012年04月22日
  • 猫の地球儀 焔の章

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    内容(「BOOK」データベースより)
    スカイウォーカーであると言うだけで宣教部隊に殺される時代。三十六番目のスカイウォーカー朧が残したロボットと彼の人生のすべてが詰まったビンを拾ったのは、朧の予言通り、三十七番目のスカイウォーカー幽でその幽は一匹のちっぽけな黒猫だった―。史上最強の斑は過去四年に渡りスパイラルダイバーの頂点に君臨し続け、斑に挑戦することはすなわち、死であると言われたその斑に勝利したのは二千五百三十三番のスパイラルダイバー焔でその焔は一匹の痩せた白猫だった―。そんな幽と焔が出会ったとき、物語は始まる…。SFファンタジー。

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    2012年10月14日
  • サクラダリセット7 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA

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    主人公無双の巻で最終巻

    わかるけど、武力とかじゃなくて知力で無双するってのは
    あまり見ないパターンである意味新鮮

    落ちるところに所に落ちたかな、という思いと、それはそれとして
    じつは解決してねーよな、という思いと結構複雑。

    とはいえ、物語としては終わったのだろうね、という感じのエンディング。
    キレイな物語、という評価が多いけど、伏線やらなにやら、過不足なく
    キレイに消化した結果だと。
    ・・・それができない作家が増えてきたのが原因なのかね。

    まあ、いい話でした。

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    2012年04月15日
  • サクラダリセット6 BOY, GIRL and ──

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    ラストへ向けての加速

    ああ、リセットはこのために、といわんばかりの使い方に少し感動。
    最初からこれを狙っていたとしたらすごいもの。

    しかも、リセットしただけで何も解決していないのはいつものごとく。これから色々と奔走なんだろ、と。

    実のところ、時間を切り戻したいとかおもうこと多いけど、身の丈って話もるあるしねぇ。

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    2012年04月14日
  • ウルは空色魔女(1) はじめての魔法クッキー

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    ネタバレ

    ドゥール魔法学院5年生たちの旅立つ日。そのうち一人の空色魔女ウルは、たった一つ出来る魔法、ものを甘くする力を持って、人間界にやってきた。
    同じ年の女の子・ちさとの家で修行することになって、おおはりきり。ちさとのお母さんは、ちさとが小さい時に死んでしまった。パティシエのお父さんを助けながら、けなげに頑張るちひろと一緒に、ウルは魔法の経験値をあげなきゃいけない。それには、魔法を使って、人を幸せにしまくてはいけない。でも、ウルは失敗ばかりで・・・。

    よくある ドジッ子魔女ッ子だけど、元気いっぱい、実はすごい力を秘めていてパターンだけど、子どもは楽しんで読めるみたい。

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    2012年03月30日
  • モーフィアスの教室3 パンタソスの刃

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    新キャラが登場。
    熱血漢であまり好きなタイプの人物ではなかったが、最後の決断は格好よかった。
    ありがちな展開だがだからこそ良い。

    次巻への伏線も引いてあり、いよいよ最終決戦が近いことを匂わせてくれて期待してしまった。

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    2012年01月30日
  • モーフィアスの教室2 楽園の扉

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    前巻に引き続き、夢神を封印する話

    主人公と二人のヒロインの三角関係がだいぶ揺れてきた。
    棗の存在が今後主人公にどのような影響を与えるのか気になる。
    夢神とのバトルはあっけなくて少し物足りなかった。

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    2011年11月26日
  • モーフィアスの教室

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    夢神という悪夢から生まれる存在を封印する物語

    全員が共通の夢を見ることから始まる事件が恐ろしくて、眠れなくなりそうになった。
    登場人物も魅力的で女性キャラクターがツンツンしていてかわいらしかった。
    残酷な描写が結構多いので苦手な人は注意した方がいいかも。

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    2011年11月22日
  • 猫の地球儀 焔の章

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    見た目と違いハードだった印象。なのに猫という愛らしい設定。
    ギャップにギャップを重ねられ読んでいても想像力が働かなかった。
    次の巻を読めば面白くなるんだろうか?

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    2011年08月21日
  • サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL

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    能力を諸々組み合わせていく過程は楽しめた。タイムリープにありがちというか仕方が無いのだけれど、時間軸を行ったり来たりするのが途中でグッタリ。

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    2011年07月13日
  • サクラダリセット5 ONE HAND EDEN

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    タイトルがこうつながってくるか、とういう展開。
    リセットの残酷さが浮き彫りになった巻ではあるが、しょうじき、2,3日の成長が「なかったこと」にされてもなぁ、と。

    出会いや経験が成長を促すこともあるので一概には言えないのだろうけど、その成長ができたのであれば、いずれはその成長はなされるんではなかろうか、と思えるので。

    ラプラスの悪魔のくだりは読んでて面白かったり。

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    2011年07月30日
  • サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY

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    サクラダ初の短編集。おすすめはショートショートある日の春埼さん~お見舞い編。同時収録のホワイトパズルもおすすめ。サクラダより、恋がみえるところが最後にほわっとする。
    ホワイトパズルは卵が先か鶏が先か、というのを考えてしまうが、タイムトラベルやタイムリープについて考えるのは好きなので、そこも楽しい。

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    2011年06月17日
  • サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY

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    短編集。

    3巻でファンになった人にはとてもうれしい小話がいくつか集録。
    もちろん本筋に関係する話ではあるが、スピンオフとかファンブック的。
    でも、惰性で読んでいる人はここで脱落かなw

    それこそ、漫画ではよくあることだが、ライトノベルでは初?の、
    本作にはまったく関係のない、読み切り作品が入っているとこもミソ。
    こちらは、タイトルに無理やり内容を合わせたがごとく、
    パズルに必然性がないのが痛い(作者的にはあるのだろうが)。

    いずれにせよ、やや中2的にリリカルなのが好きな人には極上かと。

    え?おれはどうかって?
    結構好きですよ。

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    2011年05月15日