西田宗千佳のレビュー一覧
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ウェブメールやグーグルドキュメント、ナビタイムに検索案内などなど。あ、それに加えてmixiもですね。
クラウド的なサービスと呼ばれるものの恩恵は日々受けていましたが、「クラウドって何?」と聞かれてもよく分からないなと思っていました。
改めて一冊本を読んでみて「クラウド」というものが何なのか、ある程度の理解はできた気がする。
ある程度、ですが。
クラウドというのは技術でも発明でもない。、大容量高速通信の進展、スマートフォンやサーバーのホスティング事業の登場・発展などなど、独自に進化した様々な技術が登場した結果として表れた利用形態であり、その意味で技術ではなく現象である、という説明は結構 -
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生成AIに対する態度を考える上で、有用な情報がいくつか得られた。
例えば、生成AIにアイデアを箇条書きで提示し、それを文章化してもらうことで、人間が文章を作成する手間を省くことができる。また、生成AIは思考して文章を書いているのではなく、ある言葉の次に統計的にどのような言葉が続くかを学習し、それを出力しているに過ぎない。この点は、「生成AIに感情があるのか」という議論に対する明確な反論となり得る。
さらに、翻訳AIや生成AIをはじめ、無料で提供されているサービスは、大量のデータを収集し、サービスの質を向上させることを目的としている。そのため、無料のものを使用する際は、情報が収集されている可能 -
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先日、生成AIを使用して書かれたある文書を読む機会があった。その時感じた違和感の正体が筋道立てて説明されていた。
生成AIが書ける文章は、ネット上に散らばっている膨大な文書の、それらしい平均値でしかない。一見、滑らかだが脈絡が不足しているか甘く、普段文章を読む機会が多い人間が読めば、おそらく不自然さに気づくと思う。
そして何より、書き手本人の個人的な経験を反映できない。私たちは論理以上にエピソードに心が反応するようにできているから、そのエピソードの薄さや不足にも、おそらく不自然さを感じるだろうと思う。
会場では大多数の人が生成AIが書いた文書の出来を、不可、と判断していた。だが、ごく少数ではあ -
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「ポケモンGo」に限らず、新しいテクノロジーが生まれたら、拒否反応示さずに「まずはやってみる」事だと思う。
実際にそれを触ってもらって、体験してもらわないと、その本質は絶対に伝わらない。
いくら、本を読んだり、ネットのレビューを見ても、その本質を本当に理解出来たとは言えないのだ。
これはSNSが生まれた時に、自分で感じた実体験。
見る(受動的)と、体験する(能動的)とは、全く違かったのだ。
だからこそ、ぜひ体験をしてほしい。
まさにその一つが「ポケモンGo」。
「元々任天堂のゲームと同じでしょ?」
「公園にレアポケモンが出るから、そこに人が集まるのでしょ?」
やる前から括ってしまうのは簡単 -
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【あらすじ】
思わず誰かに教えたくなるトリビア満載!
全製品の開発担当者を徹底取材!「明日の便利」を生み出す「発想の原点」。読むほどに膝を打つ、おどろきの発想と技術――。0.04秒ごとに沸騰と対流を制御し、「土鍋よりも美味しい」ご飯を炊きあげる炊飯器。水の透明度から汚れ具合を判断し、槽の回転方向や速度を変える洗濯機。人の動きを記憶・学習して効率的に冷暖房を効かせるエアコンは、自ら掃除するロボットまで内蔵する。「より省エネで、より快適」を追求する現代の超技術=家電。創意工夫が生み出される現場を探訪する。
まず感じたことは、快適さ・便利さをひたすら追求し、常に課題と解決策を考えて続けているという -
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ネタバレ「マウントゴックス」の破綻で、いかがわしさを感じるビットコイン。その仕組みやメリットを紹介した入門書。
本書を読んでも、個人的にはビットコインについて理解が不十分である。
・マウントゴックスは「ビットコイン取引所」の1つにしか過ぎない
・ビットコインに管理者はいない
・考案者である「中本哲史(さとし)」の正体は不明である
など、初めて知ることも多かった。知識が増えたことは確かである。
取引情報のブロックを承認し、長いブロックチェーンを作っていくことで信頼性を増すことや、ブロックの末尾についている鍵を計算する作業を行う(マインニングという)こと、マインニングによって報酬を得ることなど、ビットコイ -
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ネットフリックスを代表とするSVODの登場によってテレビの在り方、変化について書いた一冊。
ネットフリックスやHuluを代表とする定期購読型のビデオオンデマンドであるSVODの登場によってテレビの業界やまた音楽の業界が従来から大きく変化していることを本書を読んで感じました。
お茶の間で何となく点けて見ていたテレビという時代ではなく、いつでも好きな時に見たいものを見るという配信サービスが私たちの生活に徐々に浸透しつつある中で、SVOD事業を行う各社がオリジナルコンテンツの充実や先行配信などの戦略で競い合っている現状や視聴率の概念を覆すレコメンドの存在とそこから予算編成などコンテンツの製作に変化