【感想・ネタバレ】すごい家電 いちばん身近な最先端技術のレビュー

あらすじ

0.04秒ごとに沸騰と対流を制御し、「土鍋よりも美味しい」ご飯を炊きあげる炊飯器。水の透明度から汚れ具合を判断し、槽の回転方向や速度を変える洗濯機。人の動きを記憶・学習して効率的に冷暖房を効かせるエアコンは、自ら掃除するロボットまで内蔵する。「より省エネで、より快適」を追求する現代の超技術=家電。創意工夫が生み出される現場を探訪する。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

 まず、結構情報開示されていると感心した。なので提灯持ち記述があるのはやむなしか。
 本書は、自分の設計業務に対し何か参考になる点はないか?という視点で読んだ。で、多くの参考とすべき情報を得られた。設計上のポイントが新鮮で、自分の設計対象とまるで異なる点が楽しかった。人間工学的アプローチ、感覚の数値化等。多くのノウハウがあるのだろう。短いサイクルでいかに開発プロジェクトを回すか、についても記載があるとより良かった。上記ノウハウと合わせ、さすがに機密事項と思われるが。
 ひげそり、エコキュート、トイレの記事が特に興味をひいた。自分の職務上にも参考になるアイデアが出せた。

0
2016年04月02日

Posted by ブクログ

技術職としては,読んでいてまったく飽きのこない内容でした.照会されている書く家電の過去から現在までの技術の進化,すごいです.
HEMS等いわゆるスマート家電(?)の時代はまだ先なのかなあ.

0
2016年03月13日

Posted by ブクログ

【あらすじ】
思わず誰かに教えたくなるトリビア満載!
全製品の開発担当者を徹底取材!「明日の便利」を生み出す「発想の原点」。読むほどに膝を打つ、おどろきの発想と技術――。0.04秒ごとに沸騰と対流を制御し、「土鍋よりも美味しい」ご飯を炊きあげる炊飯器。水の透明度から汚れ具合を判断し、槽の回転方向や速度を変える洗濯機。人の動きを記憶・学習して効率的に冷暖房を効かせるエアコンは、自ら掃除するロボットまで内蔵する。「より省エネで、より快適」を追求する現代の超技術=家電。創意工夫が生み出される現場を探訪する。

まず感じたことは、快適さ・便利さをひたすら追求し、常に課題と解決策を考えて続けているということでした。家電メーカーで技術職・研究職をやっている人、ホントにすごい。これらの人がいるからこそ、現代の便利な家電が存在していると考えると、頭が上がりません。
内容は結構理系な内容となっており、難解な部分も多々ありました。特にテレビの仕組みについては全然理解できなかった笑(「空調」が「空気調和設備」の略だと知って「へぇー!」と思っているようなレベルの頭なので)
普段何気なく使っている家電も、明日からは仕組みや先人の知恵を意識しながら感謝して使わせていただこうと思います。

0
2020年07月11日

Posted by ブクログ

身近な家電製品(洗濯機、冷蔵庫、掃除機、電子レンジ、炊飯器、テレビ、ビデオ、デジカメ、エアコン、照明、電動シェーバー、マッサージチェア、トイレ、電気給湯器、電池、太陽電池、HEMS)を対象に最新技術(自分のような技術畑人間から見ると、最先端技術と言うより、単に最新技術と言ってほしかった)を分り易く解説してくれている。

シャープが台湾企業に買収され、日本のものづくり技術の国外流出を懸念する声が挙がる一方で、家電はもはやコモディティー化した証としてとらえる醒めた見方もあるんだが、本書の内容を最先端技術というと前者で、単に最新技術というなら後者かな?・・・(意味不明、突っ込まないでください)

取材協力がパナソニックということもあってのヨイショ記事も少々目についたが、まぁ仕方なし。

リチウムイオン電池の充電についての都市伝説をバッサリ切り捨てている箇所があったが、この書をもうちょっと早くに読んでおれば、つい最近の痛かった(約1万円のノートPCのバッテリー交換)をしないで済んだのになぁ・・・でした。


(2016/3/24)

0
2016年04月04日

残念

残念ながら良く知っていることしか記載されていませんでした。

0
2016年03月18日

「学術・語学」ランキング