西田宗千佳のレビュー一覧
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先日、会社用の小論文のテーマで決済方法について書く機会があった。
いろいろ調べて、結論として将来的にはビットコインが本命ではないかと思うに至った。
で、ビットコインの課題としてはセキュリティの問題があるのではないかと書いたのだ。
ビットコインよく知らないくせに。
ブロックチェーンの暗号化技術もよく分かってないくせに。
書いて提出したはいいけど、結局ビットコインってなんなんだ?という疑問が残ったままになるのは癪だからビットコインについても調べてみた。
本書を読んで、ビットコインの課題はセキュリティではないことを知った。いやぁ、知ったふりして頓珍漢なこと書いていてたなぁ。お恥ず -
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1.ビットコインとは何か、なぜ生まれたか
ビットコインの基本的なこと他の通貨と何が違うのかなど
が書かれています。
2.ビットコインは通貨として通用するか
通貨について金融について
クレジットカードとの違いなどについて書かれています。
3.ビットコインを支える暗号技術
マイニングやブロックチェーン、RSA暗号、ハッシュなど
暗号技術について書かれています。
4.ビットコインは通貨の未来をどう変えるか
法定通貨対ビットコイン、中央銀行について
複数通貨についての議論、過去の通貨制度
暗号通貨の突然死リスクを軽減する方法
マイニングの難易度、通貨制度の未来
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Posted by ブクログ
身近な家電製品(洗濯機、冷蔵庫、掃除機、電子レンジ、炊飯器、テレビ、ビデオ、デジカメ、エアコン、照明、電動シェーバー、マッサージチェア、トイレ、電気給湯器、電池、太陽電池、HEMS)を対象に最新技術(自分のような技術畑人間から見ると、最先端技術と言うより、単に最新技術と言ってほしかった)を分り易く解説してくれている。
シャープが台湾企業に買収され、日本のものづくり技術の国外流出を懸念する声が挙がる一方で、家電はもはやコモディティー化した証としてとらえる醒めた見方もあるんだが、本書の内容を最先端技術というと前者で、単に最新技術というなら後者かな?・・・(意味不明、突っ込まないでください)
取 -
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SVOD(定額ビデオ配信サービス)の時代がきた。
Netflixの強み、あるいはSVODの強みとして、レコメンドエンジンの効果、イッキ見の中毒性、テレビ放送エリアの問題など書かれているが、結局一番はどこまでコンテンツを充実させるかにかかっていると思う。
本著の中でも権利問題についてアメリカと日本の違いが書かれている。
イッキ見は英語でBinge Watching というらしい。(p105)
文章は平易で、さらっと読める。
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memo
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アメリカでは、出版でも映像でも、製品化する際には、製作者・出演者等と企業とのあいだで、包括的な契約を交わすのが一般的だ。要は「著作権や肖 -
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ストリーミングビデオは通常、ドラマであれば1シーズンまとめてアップされ、一話一話増えていくという形はとらない。次の話まで一週間待つ、という時代ではなくなっている。
コンテンツ数を争うこともあまり意味は無い。配給元との契約によって増えたり減ったりする。キーポイントはNetflixのハウス・オブ・カードのような独自コンテンツがどれぐらいあるか、そして検索、レコメンド機能がどの程度充実しているかだ。本当は見るべきものがたくさんあるのにそれを探せない人がすごく多い
AndoroidTVの開発チームのマシアス・デュアルテは「ソファに尻をのせた時、あなたはIQを20失う」と言う。TVに向かう時はリラッ -
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写真やデータはDropboxやGoogledriveに預け、音楽はストリーミングでスマホから聴く・・・。
そんなことが当たり前の2015年の今日において、この本に書かれているのは何も目新しいことではありません。
それはこの本が2009年の出版されたためであり、仕方がないともいえると思います。
しかし、当時から2009年からクラウドコンピューティングだと世間で騒がれていたのであろうことを考えると、本格的に”クラウド”を実感できるようになってきたのはここ2~3年ではないだろうかという気がする。
著者は本書の最後にマス向けと処理能力を求める人向けのでパソコンは文化していくだろうと語っているが、最近の -
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もはや世界はデータというものをかき集め何とか手段を選んで集客しなければやっていけない状態になってしまったのか。
大体大手の企業が集める情報に消費者は健全なメリットは感じていないのではないか。ただただ遠くの方で言われていることを聞こえているかいないかの状態で自分の悪口を耳に入れているだけのような気がする。
行動把握はできるできるのだら個人特定をしないといっても信用はない。そこが一番の問題であり大切なところ、ここをうやむやにして先に進むのならばこの技術はやがて廃れるだろう。
コンビニやスーパー、宅配業者の情報とここで言われている情報が同じとは思えない。単純な情報はそれこそ点の情報でし -
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ネタバレ通貨とは何か、ということで経済学者の吉本氏が2章を、ビットコインとは何か、ということで西田氏が2章を書いている。ビットコインの技術的な側面についてはこのうち一章のみで、しかも「ハッシュというのがあって、、、まぁ、詳しくは説明しませんが、、、」というような書きぶりでやや物足りないかも。マウントゴックスがハッカー(?)被害に遭った経緯についても触れられていない。
ビットコインはメンコのようなもので、その価値は仲間うちだけで通用するものだ、という説明は腑に落ちる。
・ビットコインのシステムでは、取引の記録全てがネットワークを流れる。新しい取引が付け加えられると、nonceという数値を用いてハッシ