【感想・ネタバレ】クラウド・コンピューティング ウェブ2.0の先にくるもののレビュー

あらすじ

「ウェッブ2.0は終わった」。グーグルやマイクロソフトはすでにその先を目指している。それは、プログラムもデータも、すべてをネットの「雲(クラウド)」で処理する新しいコンピューティングのかたち。気鋭のITジャーナリストが、ウェブ2.0をも乗り越え、既存メディアやビジネスの前提を覆す「クラウド」のインパクトを活写する。

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Posted by ブクログ

[ふわっとの向こう側]今やありとあらゆるところで目にするようになった「クラウド」という言葉。急速に広まったクラウド技術とその概念をIT初心者にとってもわかりやすく解説するとともに、クラウドが有する可能性や幅広い利用法について紹介した一冊です。著者は、家電やネットワークについて詳しく、フリーランスライターとして活躍されている西田宗千佳。


技術として既に使ってはいても、「じゃあなんなんだ」と言われると説明に困る概念の一つだと思うのですが、具体的な事例やおこりから説明してくれているため、デジタルに弱い(自分のような)人でもサクッと読める内容になっています。本書を読むと、ここ数年でのデジタル分野での進化が一足飛びに起こったことを再確認させられました。


理論的な側面にとどまらず、クラウドを利用すると何がどのように便利になるのかということも合わせて解説してくれるため、実践的な、日常的なレベルでも役に立つのが本書のもう一つの魅力。新しい技術に対する「受容力」が年々落ちてきていると自分では感じていたのですが、本書のおかげで少しデジタルに対する柔軟な頭を取り戻せたような気がします。

〜クラウド・コンピューティングとは最初から一定の方向性を持った「技術」ではなく様々な技術動向が結果としてある「塊」として姿を現した「現象」なのである。〜

なんとも新書っぽい新書でした☆5つ

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2015年04月03日

Posted by ブクログ

クラウドがなんだかわからない時に読んだ本。

非常に分かりやすく書かれていて、
なんとなく実感できた気がした。

具体的なサービス名が書かれていたのが
すごく良くて、
中でもライブメッシュは現役で
ガンガン使っているので、この本に出会えて良かった。

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2010年07月24日

Posted by ブクログ

いま話題の「クラウド」という言葉。
手短にその概要を知るにはお奨めの一冊。
単にクラウドの用語説明のみならず、クラウドの現在の位置付けが、
時系列的な背景を踏まえ書かれてあり、なかなか面白い。
専門的な知識がなくとも、読みこなせる。

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2009年10月10日

Posted by ブクログ

これから広がるであろう古い概念で新しい言葉"クラウド"について述べた作品。言葉を定義することによりマーケットが広がる。ということもあるだろう。今後のクラウドに期待。且つ利用していく。

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2018年11月23日

Posted by ブクログ

ソフトウェアのツールからサービスへの移り変わりを実感。
クラウドの意味がボンヤリしていたから読んだのだが、実際のところボンヤリしたものがクラウドだと。
最近騒がれてるクラウドだが、昔から同じような考えは存在し(クラウドなどの言葉は当然なかった)、あたかも新しい風潮のように騒ぐなとオラクルCEOのラリーエリソン氏が言う。まさにその通り。

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2012年08月01日

Posted by ブクログ

【読んだ目的】■流行の本のようなので読んでみることにした■クラウド・コンピューティングというのが流行みたいなので 読んでみることにした【印象に残ったポイント】■クラウド化の恩恵を浴するGoogle ・Chrome、Gmail・・・いずれもそのサービスそのものよりも  競合他社も巻き込んで世の中をネット側に引き込むところが主眼点■マイクロソフトもクラウドを意識している ・サーバOSでの覇権を狙う■クラウドは技術ではなく現象である ・米オラクル、ラリー・エリソンCEO曰く、  「コンピューター業界は、女性ファッション業界よりも流行嗜好が強い唯一の業界だ。  (略)クラウド・コンピューティングという点についていえば、当社の宣伝文句の他に   何が変わるのか理解できない」【感想】■SaaSとかなりかぶっているように思える。■クラウドはまだビジネスとして成熟しきっていないようだ。 ・SLAの観点から ・機密情報、個人情報保護の観点から ・キャズム越えはまだ

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2012年01月09日

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ネタバレ

[ 内容 ]
「世界にコンピューターは、5台あればいい」プログラムもデータも、すべてをネットの雲(クラウド)で処理する新しいコンピューティング。
ウェブ2.0も乗り越え、既存メディアやビジネスの前提を覆すそのインパクトを、気鋭のジャーナリストが活写する。

[ 目次 ]
はじめに 「世界に5台しかコンピューターがない」世界
第1章 サービス化 ソフトがネットへ溶けていく
第2章 ボーダーレス化 「iPhone」の革命
第3章 オンライン化 すべてがネット(雲)の向こうに
第4章 クラウド・コンピューティングという「現象」
第5章 クラウドの課題と未来

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2011年06月06日

Posted by ブクログ

ちょっと興奮。
ウェブ2.0の先に来るものとして、コンピュータの未来を予感させるものを取り上げていく。クラウドコンピューティング・・・もっとも可能性のあるものかもしれない。手元のPCはただの箱・・かつてこれは予言されていたものだけど、高速で、無線も含めた通信環境が一般的になってきたこと、巨大なサーバーが安くなってきたこと・・これらが相乗していよいよ現実になってきたようである。

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2010年11月07日

Posted by ブクログ

第4章のまとめが、クラウドコンピューティングの側面を言い当てている。

(以下引用)
――ソフトウェアのサービス化、ハードウェアのボーダレス化、データなどの分散、保存のための記憶装置や処理のための演算能力の集約という4つの要素からなる。最初から方向性を持った技術ではなく、それぞれ独立して発展したさまざまな技術革新や技術動向の成果が現れた、1つの現象である――

この新書の副題は~Web2.0の先にくるもの~
つまりコンシューマー市場で起こっているクラウドコンピューティングという現象の説明に、ページの大半を裂いている。

デジカメで撮影した写真をどこに保管する?今は写真共有サイトやmixiのフォトアルバムにデータを置いておくことが一般的だ。 ワードやエクセルをPCにインストールする?そんなことはしない。グーグルが提供しているスプレッドシートを使えば、いちいちワードのアイコンをダブルクリックして重たいソフトを立ち上げなくても、Webブラウザのアイコンをクリックするだけで、文書作成や表計算のアプリケーションを起動できる。

インターネット回線をつないだ時に使えるプロバイダが用意した電子メールサービスを使う? ホットメールとかGmailといった、これもWebサービスを手掛ける企業が提供してくれるWebブラウザ経由のアプリケーションで代用できる。

このように、Webブラウザを介して使う種々のアプリケーションを使うようになってきたが、昔はそうではなかった。 写真の保存には外付けのハードディスクを購入していたし、ワードやエクセルを企業が使う場合はライセンス費用というものが掛かる、メールシステムだって自前で構築しようとすれば足が出る。

かつては一般的だったWebアプリケーションの導入や使い方に変化が生じている、これがコンシューマーサイドから明らかになるクラウドコンピューティングの実体だ。

こうした流れは、PCに導入しているソフトやツールによらないことが大きい。

Webブラウザさえあれば、どのPCからでも同じようにサービスを利用し、インターネットの向こう側にデータを保存しておける。 小型の低価格PC「ネットブック」はスペックが低いが、こうしたPCでもWebブラウザを読み込める環境さえあれば、種々のアプリケーションを使うことができるのだ。

クラウドコンピューティングは、コンピュータの常識を変える可能性を十分に持っている。 そしてそれは、企業の情報システムや経営手法をも変えようとしている。 コンシューマーと対をなすエンタープライズ分野のクラウドコンピューティング、そこへの言及は別のブックレビューで◎

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2010年05月05日

Posted by ブクログ

最近、新聞や雑誌でよく見かけるようになった「クラウドコンピュー
ティング」について、わかりやすく丁寧にまとめてある一冊。

前半は、これまでのクラウドに関わる歴史的・技術的流れを実例を
示して紹介。わかりやすい反面、この手の話にちょっとでも詳しい
人には物足りない内容。

後半はクラウドの現状と今後の可能性や問題点をこれまた実例を示
しながら紹介。こちらはなるほどと感じることが多く楽しかった。

特に、クラウドの概念や、メリット。逆にクラウドの持つ問題点や
課題については、非常に整理されていて、とりあえずこのあたりを
一通り読んでおけば知ってるっぽく話せるレベルには慣れる内容か
と。

全体として面白かったと思う。

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2010年03月16日

Posted by ブクログ

内容は一般ユーザー向けというより評論だったが、エバーノートやAjaxIMEなどのサービス、チャンビーやEye-Fiカードといった新商品は興味深かった。

また、歴史的にみると「クラウド」が新しいものではないという考え方や、ウェブメールとしては後発のGメールの本当の戦略の部分も読み応えがあった。

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2018年10月31日

Posted by ブクログ

Web2.0にクラウド、ちょっとつかみづらいですね。
本書は、ほどよい感じです。
iPhoneやブラックベリーがあって、Gmailが紹介される。
もやもやしたものがすっきりしていく、そんなところでしょうか。
パソコン初心者でも読めるように配慮しているようですが、カタカナ用語に慣れていないと、ちとつらそうですね。

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2010年01月13日

Posted by ブクログ

ウェブメールやグーグルドキュメント、ナビタイムに検索案内などなど。あ、それに加えてmixiもですね。
クラウド的なサービスと呼ばれるものの恩恵は日々受けていましたが、「クラウドって何?」と聞かれてもよく分からないなと思っていました。
改めて一冊本を読んでみて「クラウド」というものが何なのか、ある程度の理解はできた気がする。
ある程度、ですが。

クラウドというのは技術でも発明でもない。、大容量高速通信の進展、スマートフォンやサーバーのホスティング事業の登場・発展などなど、独自に進化した様々な技術が登場した結果として表れた利用形態であり、その意味で技術ではなく現象である、という説明は結構納得がいった。

あとは、クラウド化するととどのつまりどうなるのか、って部分では、クラウド化した結果がユビキタスである、

という説明もイメージがしやすかった。

グーグルやアップル、マイクロソフトなどを中心に毎日ニュースが騒がしいIT業界。
あまりネット、ネットと捉われすぎるのもどうかとは思いますが、日本はまだまだ国にしろ企業にしろ意識も技術も遅れているのは確か。
サブカル方面にばかり進化している観のある日本(個人的には好きですが)と世界のネット環境、そしてその影響を受ける私たちの暮らし。

一番大きく変わっていくだろうし、社会に与える影響も大きいだろうなぁ。ということで日々注目していきたいところです。


クラウド関連の本はたくさん出てますが、その中で本書がどのぐらい良いものかは分かりません。
が、自分はある程度理解が進んで、満足できました。
私と同じようにITに興味はあるけど、全く疎い、という人向けに書かれた本なので、そういう人にはおススメです。

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2009年11月04日

Posted by ブクログ

「クラウド・コンピューティング」をわかりやすく解説している。

サービス化、ボーダレス化、オンライン化というキーワード毎にその意味と実例を挙げて説明し、歴史や課題にも触れている。何箇所か違和感を感じたところがあったが、平易な言葉と身近な実例でわかりやすく書かれている。単なる用語解説ではなく、一歩踏み込んでいるところも良い。

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2019年01月03日

Posted by ブクログ

写真やデータはDropboxやGoogledriveに預け、音楽はストリーミングでスマホから聴く・・・。
そんなことが当たり前の2015年の今日において、この本に書かれているのは何も目新しいことではありません。
それはこの本が2009年の出版されたためであり、仕方がないともいえると思います。
しかし、当時から2009年からクラウドコンピューティングだと世間で騒がれていたのであろうことを考えると、本格的に”クラウド”を実感できるようになってきたのはここ2~3年ではないだろうかという気がする。
著者は本書の最後にマス向けと処理能力を求める人向けのでパソコンは文化していくだろうと語っているが、最近のタブレットなどの登場がそれを象徴しているようで著者の先見の明を感じさせる。

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2015年02月07日

Posted by ブクログ

4年前の本としては先進的で今読んでも的を射ている感じを受けるが、やはりIT業界の4年間というとかなり古臭さも感じる。
一番バズっていた時期のクラウドはロマンもあるしワクワクしていたことに気づいた。
また、WEB2.0からの流れについて書かれているのも良い。
クラサバ、P2Pとの違いも解りやすい。

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2013年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

パソコンの歴史がよくわかる。
クラウド=雲だったのか~、から
ローカルのパソコンでデータを保存するのでなく、
コンピュータの向こう側にデータがあるという考え方。

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2012年06月16日

Posted by ブクログ

■クラウド
1.家電はアイフォンのようにソフトのアップデートで寿命がのびる。
2.クラウドが生み出す「流動化する世界」。必要な時に必要なだけのコストを払う。
3.大企業の雇用が派遣社員の利用で流動化し、コスト構造が変化したことと同じような流れが、情報システムでも起こる。
4.メモ:フォトストレージサービスFlickr。

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2011年10月30日

Posted by ブクログ

最近よく耳にするクラウド・コンピューティングってなんなのさっ!
っていうのが、パソコンそこまで詳しくない私にもわかりました。
ローマ字の名前とか、カタカナの会社名に混乱しましたがそこは仕方が無いですね。名前だもん
現在朝日新聞のHPにクラウドの特集とこの著者の記事もあるのでそれも見ておくといいとおもいます。

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2011年06月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

初学者未満向け。
とにかく“クラウド”とかIT用語になじむためには、多少解釈に誤りがあっても、一通り名称に触れておくことは必要だと思う。ただ鵜呑みにすべきでない点は多い。

個人的にOS/プラットフォーム/アプリとレイヤの違う話を同列に議論している点が、誤解を招くなあと。

物語性を持たせるために登場するらしい、「~に対抗するために××」とか「~という要求を経て○○を開発」という因果関係に誤りが多い。
基盤技術の開発過程を見ずプレスリリースだけ追うと、そういう風にも見えるのか?という発見。

#「ハードディスク1テラの時代だし容量は関係ない、通信回線の技術はハードウェアのそれほど早く進化しないから通信帯域が問題」
#確かに容量制限はないけどそれはスケールアウトの効果だし、帯域よりコンピューティングがボトルネックと言うのが一般論だと思うけどナァ。

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2012年05月06日

Posted by ブクログ

ちょっと前の本だが、情報的にはものすごく昔のことに感じる。"クラウド"はバズワードである教の信奉者として一つオチたのはネットサービス用語の多くが開発者目線の用語であるのに対し、クラウドは利用者目線で名づけられた用語だということ。

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2011年04月25日

Posted by ブクログ

最近、気になったクラウド化について書かれた本。

コンピュータが高価だった20年前と違い、今ではPCは一人一台の時代になりました。

そんな中、自分のコンピュータの中に使用するプログラムを入れるのではなくサーバーに入れて必要な時にアクセスして必要なソフトを使用すればよいという発想が出てきました。コンピュータはサーバーにアクセスする端末となります。(ネットブックの人気もクラウド化に拍車をかけていると言えるでしょう。)

それがクラウド化というもの。(以前、グーグル関連の書籍にでてきたネットの『向こう側』に該当するものと言えそうです。)


例えば、少し前まではgoogle mapのような地図のソフトをインストールして使用していたのがサイトにアクセスして使うようになりました。(SaaS:Software as a service)

駅すぱあとをサイトで使用することやアンチウイルスをCD-ROMからインストールするのではなくサイト上からダウンロードするなどもこれ該当する。

またメールソフトをインストールしてメールを管理していたのが、googleやyahooメールをしようすることでコンピュータの中ではなくサーバーの中で情報を管理することが多くなりました。

自分のコンピュータの中に情報を管理するよりもサーバー上で管理した方が安全性が高いということが言われるようになりました。

これらはすべてクラウド化と呼ばれる現象です。
(今、こうしてmixiの中で書評をまとめているのもそうですね。)

しかし、クラウド化自体は決して新しい概念ではない。

クラウド化の特徴
サービス化
ボーダーレス
分散
集約

クラウド化が進んだのはコンピュータ関連の技術の大きな進化がもたらした結果です。(ネット環境の充実、ハードディスクの低コスト化、PCと携帯のリンクなど)

しかし、またクラウド化が定着するためにはハイテクに強い一部のユーザー(イノベーターズ、アーリー・アダプターズ)だけでなく、多数の人が使いこなさなければならない(キャズムを越える)

さて、こんなコンピュータ環境の元でどんな新しいサービスがこれから生まれるのか考えればどんなことができるようになるのだろうか考えると何か面白いネタが出てこないだろうか…

雑然と書いてしまいました(反省)

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2010年12月04日

Posted by ブクログ

コンピューターとネットワークの進歩が、なぜ「コンピューターは世界に5台で十分」という言葉に通じるのかをパソコンや技術に詳しくない人も納得できるように書かれた本。
「クラウド」と聞いて何か複雑なモノをイメージしていたが、実際にはもうその一部を普通に利用していたりするものだった。
どういう現象が「クラウド」なのかを知るには良い本だと思います。
震災でクラウドが進むのは当たり前やな。


第一章 サービス化 ソフトがネットへ溶けていく
第二章 ボーダレス化 「iPhone」の革命
第三章 オンライン化 すべてがネット(雲)の向こうに
第四章 クラウド・コンピューティングという「現象」
第五章 クラウドの課題と未来

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2011年05月06日

Posted by ブクログ

PCの選び方を変えるかもしれません。
上手く感想が書けないので、来週再度読み直します。
ただ大枠はわかりましたよ。

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2010年10月24日

Posted by ブクログ

内容は基礎的でわかる人には何を今更って感じなんだろうけど、おれ的には読む価値アリでした。

やはりIT系の本は最新を読まなければ。陳腐化するのが早い。

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2012年12月16日

Posted by ブクログ

普段なにげなく使っている、パソコン、携帯を使ったネットワークサービス。現在、パソコンはデータを保有するサーバーにアクセスすることが主体の、「ただの箱」になる流れになっている。

クラウド・コンピューティングの歴史の、技術的・社会的背景について書かれていて、ネットワークの発達が、コンピュータそのものやネットワークを介したサービスのあり方と深くかかわっていることを知り、勉強になった。

iPhoneが普通の携帯電話と同じようには使えない不便さも併せ持つのにも、きちんと背景があったということ。

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2010年08月07日

Posted by ブクログ

10/08/02
クラウドとは何かというよりは、どんなサービスがあるかがメインの内容となっている。

データはクラウドに預けたほうが安全性が高いという提言は最近薄々と感じていた。個人PCのHDDが壊れてデータが吹っ飛ぶ確率はクラウド上の保存先よりも高い。セキュリティ面は心配だが、預けて問題ないデータなら積極的にクラウド上に保存ですね。

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2010年08月02日

Posted by ブクログ

未来のことをあれこれ想像するとワクワクします。
先人の言葉に耳を傾けるのも大切だとは思いますが、やはり未来をいつも見ていたい。

アプリケーションやデータをウェブに置き、それを様々な端末から扱う事ができる。
そんな、クラウド・コンピューティングに関して、その歴史と現状、未来への展開を書いた一冊。
釈が付いているので、初心者にも読み易い内容になっています。

全てがネット上にあるという事は、常にウェブにつながっている事を意味している。
モバイルという観点から見ると、ネットにつながっていない場合はどうするのだ?という話になりますが、デスクワークが多い人、または自宅でのPC利用が多い人には特に問題はないのです。
クラウドの入り口はもうそこまで来ているのです。

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2010年02月13日

Posted by ブクログ

いまさら聞けないトレンドスタディシリーズ笑

別に新しいことを書いてあるわけではありませんが、
それこそがクラウドコンピューティングという言葉の正体だからね。
先端で開発を続ける人たちが向かう指針のワードって感じかな。

しかし、ビジネスサイドの人たちはまだまだ、
広告前提でモデルを考えてるのですよ
それがコンシューマーのタダを実現するからね。

なんだかねー。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

クラウドって何だろう?っていつも思っている。この本に出てくる事例もiPhone、Googleマップ等身近なものばかりだが、本当にこれがクラウドって言うのか不明瞭。クラウド(雲)のようにふわふわしていてそのまま消えてしまうのではないかと懸念。

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2009年10月07日

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