あらすじ
「ウェッブ2.0は終わった」。グーグルやマイクロソフトはすでにその先を目指している。それは、プログラムもデータも、すべてをネットの「雲(クラウド)」で処理する新しいコンピューティングのかたち。気鋭のITジャーナリストが、ウェブ2.0をも乗り越え、既存メディアやビジネスの前提を覆す「クラウド」のインパクトを活写する。
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
「世界にコンピューターは、5台あればいい」プログラムもデータも、すべてをネットの雲(クラウド)で処理する新しいコンピューティング。
ウェブ2.0も乗り越え、既存メディアやビジネスの前提を覆すそのインパクトを、気鋭のジャーナリストが活写する。
[ 目次 ]
はじめに 「世界に5台しかコンピューターがない」世界
第1章 サービス化 ソフトがネットへ溶けていく
第2章 ボーダーレス化 「iPhone」の革命
第3章 オンライン化 すべてがネット(雲)の向こうに
第4章 クラウド・コンピューティングという「現象」
第5章 クラウドの課題と未来
[ POP ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
パソコンの歴史がよくわかる。
クラウド=雲だったのか~、から
ローカルのパソコンでデータを保存するのでなく、
コンピュータの向こう側にデータがあるという考え方。
Posted by ブクログ
初学者未満向け。
とにかく“クラウド”とかIT用語になじむためには、多少解釈に誤りがあっても、一通り名称に触れておくことは必要だと思う。ただ鵜呑みにすべきでない点は多い。
個人的にOS/プラットフォーム/アプリとレイヤの違う話を同列に議論している点が、誤解を招くなあと。
物語性を持たせるために登場するらしい、「~に対抗するために××」とか「~という要求を経て○○を開発」という因果関係に誤りが多い。
基盤技術の開発過程を見ずプレスリリースだけ追うと、そういう風にも見えるのか?という発見。
#「ハードディスク1テラの時代だし容量は関係ない、通信回線の技術はハードウェアのそれほど早く進化しないから通信帯域が問題」
#確かに容量制限はないけどそれはスケールアウトの効果だし、帯域よりコンピューティングがボトルネックと言うのが一般論だと思うけどナァ。