深沢仁のレビュー一覧

  • 英国幻視の少年たち3 グリム・リーパー

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    ほんとに美しいんだよなぁ表現が、、、
    カイとランスがお互い持ち合わせている器用さ・不器用さが読者に伝わるように言葉にされていて、人物イメージがとてもしやすい。

    特にカイの苦しそうな場面は、自分も息を吸うのを忘れそうになったな、、

    口数の多くない2人だからこそ、心情が文字で読み取れるのが嬉しい。個人的に映像作品大好きなんだけど、この話は絶対に小説じゃなきゃダメ。というかこれこそ小説という型を有効活用してる。

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    2021年07月05日
  • 英国幻視の少年たち2 ミッドサマー・イヴ

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    とっても好き。中世イギリスの勉強をしているせいもあり、妖精国の描き方がすごく正確だったので作品に対する信頼度がどんどん上がりました。

    カイとランスの持ちつ持たれつな関係が、BLとか男の友情とかのくくりでは表せないものですごく感触がよかった。「パートナー」で表現は果たして合ってるのかな?

    、、、実は読破してしまってからの感想記述なので、2だけに特化した感想ではないです( ; ; )

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    2021年07月05日
  • 英国幻視の少年たち ファンタズニック

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    久しぶりに物語シリーズにはまった。
    塩系男子が好きなこともあるけど、カイとランスの絶妙な距離感と思いやる心がファンタジーというプロットの中ですごくよい色を出していると思う。

    基本的に怖いシーンがなく、繊細な感情を描写しているセンチメンタリズムの一派なのかなと勝手に推測。

    英国での話だから、ぜひ英語で読んでみたい。
    また雰囲気が変わるのだろうか。いやそのままの温かさが残るのかもしれない。

    はやく2冊目に行きたいとこれほどまでに思ったのは久しぶりである。

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    2021年01月19日
  • Dear

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    英国幻視の少年たちが面白かったので過去作を遡りました。こちらもとても面白かった、ファニーとかではなくファンタスティックという意味で。あやういせつなさを描くのが抜群に上手い作家さんですね。泣きたくなる、でも恋の喜びも感じる、素敵な作品です。

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    2018年09月20日
  • 英国幻視の少年たち5 ブラッド・オーヴァ・ウォーター

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    ウィッツバリーに戻ってきた、やっぱり落ち着く。カイは全然落ち着けてないですけど。平穏が来るといいね……

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    2018年08月12日
  • 英国幻視の少年たち ファンタズニック

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    これすごく好き。人間と関わるのが苦手なもの同士で少しずつ交流を深めていく様、イギリスの田舎の静けさ、薄曇りの気候、そんな空気が感じられる。

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    2018年08月04日
  • 英国幻視の少年たち6 フェアリー・ライド

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    ネタバレ

    英国幻視の少年たち最終巻

    うわあ……ついに終わってしまった……。
    ここ最近で一番夢中になったシリーズ。終始低体温な感じで進んでいくんだけど、それがすごく心地よくて。間違いなくわたしの2018年読んでよかった本ベスト3に入る。

    カイ、ランス、スー、シンシア、はんぺん、鞠子、エド、ハイド、美柴、グレン、リヴァー、ヴォルフ、狼、白昼夢、パトリシア、フィン、タガート兄弟、ロス……。

    この人たちに出会えて本当によかった。

    ランスがもうあっちの世界に留まろうと思わなくなったことがとても嬉しかった。彼は居場所を見つけた。
    そして、スー。彼女は最後までかわいかった。なにあの「パットリシア!」って。あま

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    2019年04月20日
  • 英国幻視の少年たち5 ブラッド・オーヴァ・ウォーター

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    英国幻視の少年たち第5巻

    カイとランスのやりとりにニヤニヤ。もうふたりでずっと一緒にいればいいのに、と思ってしまう。

    次で終わってしまうなんて、寂しい。寂しすぎるので、アニメ化してほしい。そしてこの物語の世界にもう少し浸っていたい。それくらい好き。

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    2018年06月12日
  • 英国幻視の少年たち4 ウィール・オブ・フォーチュン

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    ネタバレ

    英国幻視の少年たち第4巻
    3巻が書店になかった(売り切れ)ので泣く泣く4巻から読むことに。

    鞠子、エド、グレン、ランスの過去編+カイ視点の現在のお話。

    幻想的生命体を見ることはできても、親しくはなれないってものすごく寂しいことだろうな。グレンみたいになりたかったのに、と泣く鞠子が、1巻の鞠子とあまりにかけ離れていていい意味でびっくりした。鞠子は最初から強い人だと思ってたから。よく考えたらそんなわけないのに。この過去編で鞠子にもちゃんと人間らしい感情があったのだなあ(失礼)、と彼女への好感度がぐっと増した。
    あんなことがあって、ただひたすら待つしかなかった彼女とグレン二人ともが切ない。妖精の

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    2018年06月10日
  • 英国幻視の少年たち6 フェアリー・ライド

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    いよいよ妖精の国からの奪還の日が近づく中で
    示された最後のピース

    強い想い、それだけが
    彼の国の誘惑を払う力となるのか
    カイ、ランス、そして彼らと関わる全てのものたちの
    掴みとる未来とはーー

    ***シリーズ感想***

    (基本的に六巻の内容に触れたネタバレ等の感想はなし)


    終わってしまった…本当に寂しい、あまい
    自分も妖精の国にでもいたように
    時間が経つのも感じないまま一気に読み切ってしまった…

    イギリス、ファンタジーが好きで
    そういった話をよく読んでいたので
    書店でタイトルを見たときから、
    そして裏のあらすじを読んで確信として
    この話は好きだ!と思えたわけだけれど
    本当に素敵な作品

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    2018年05月13日
  • 英国幻視の少年たち ファンタズニック

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    ネタバレ

    ずっと気になっていたシリーズもの。あるかしら文庫フェアのおかげでようやく手にできた。

    スーの喋り方、笑い方がかわいい。
    夜の間に洗い物してくれる妖精、家にも来てくれないかしら。

    そして鞠子、どこ行ったんだー。
    この終わり方は、続きが気になる。 

    あと、自分もかなりの方向音痴なので、勝手ながら作者さんにとても親近感が湧いた。

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    2018年05月02日
  • この夏のこともどうせ忘れる

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     タイトルの「どうせ」は、開き直りではなく〈あきらめ〉〈投げやり〉でしょうか? 独立した書き下ろし 5篇で、各章題にタイトル作はありません。それぞれ味わいの異なる夏の一コマが描かれています。

     夏休みの高校生が主軸で、毎日の暑さが鬱陶しい今の季節にピッタリではあります…。が、青春ものとは言え、どの作品も爽やか系ではなくほの暗い系で、夏休みと主人公、光と影の対比が鮮やかです。

     病んでいる話、次第にホラー色へ傾く話、幽霊と友人の幻想的ノスタルジー、背伸びしてつくった彼氏の秘めた謎、失踪した父の海辺の別荘での不思議な出来事‥‥。眩しい夏の裏に潜む高校生の鬱屈した想いが、少し不気味な湿気を帯び、

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    2026年08月22日
  • ふたりの窓の外

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    ネタバレ

    静謐の中の恋愛小説、ラスト以外は本当に静かにゆったりと話が進んでいく。男女交互の目線になるのも面白い。最初は恋愛に発展するのかな?と思ったけれど、最後はくっつくのはちょっと意外だった。
    男性側にとっては、本名で相対している現実なのに比べて、女性側にとっては、毎回半分夢のような旅。読んでる私も、半分夢のようだなぁと思いました。現実感はあまりない。

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    2026年08月07日
  • 眠れない夜にみる夢は

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    ネタバレ

    短編集で、1話が短い割に、しっかりと人物像が書かれていて、もう少し物語の続きが見たくなる。せっかくだから、もっと続きを書いてくれたらいいのに…みたいな感じ。各話につながりがあるわけでもなく、他の話に登場人物が絡んでくるわけでもなく、物足りなく感じてしまった、伏線回収みたいなのを期待する自分が厭らしい(笑)
    特に最後のボーナス収録の話は、主人公たちの名前が最後に出てきて、「ん?なんだ、誰だっけ?」となったものの、誰か分からなかったし、誰でもなかったのかもしれない。

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    2026年07月30日
  • ふたりの窓の外

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    素敵な恋歌小説でした。

    桜散る火葬場で出会ったふたり。

    ひょんなことから季節ごとに一度の旅に出ます。
    春の温泉、夏の墓参、
    秋の海と雨のドライブ、
    冬の雪の情景。

    どの季節も美しく絵画の一コマのよう。
    ぎこちなかったふたりが
    徐々に気持ちが近付いていく様が
    もどかしくも微笑ましい。

    鳴宮さんみたいな男性は絶対モテモテだし
    藤間さんみたいな女性は今時いるかしら?とも思うけど、そこは気にせず。

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    2026年07月02日
  • 眠れない夜にみる夢は

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    すっごく好き!!!何だろうこの綺麗で澄んだ世界観…余韻が残る感じ…!!!
    そしてこの何にも例えられない関係性を持った登場人物達…
    章が後半になるに連れ、どんどん面白くなっていく。どの章も濃い内容で展開が気になって読み進めるけど、ラストはあっさり終わる。それが逆に良い。今月読んだ作品の中で一番好みの作品で、この作者さんの他の作品も読んでみたくなった。

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    2026年06月14日
  • ふたりの窓の外

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    ネタバレ

    大人の純愛ラブストーリーですかね。
    藤間さん、こんな女の人いる?!って、なりました。水切り見たことないって、水切りに本気で感動する成人女性なんている?!「傲慢と善良(辻村深月)」を読んだ後なので特にそう思うのか…いや、単に私の心が穢れているだけか(笑)
    とはいえ、純粋な気持ちで読むと2人が結ばれるクライマックスでは感動して涙しそうになり、思わず☆5にしそうになりましたが、やっぱりこんな成人女性は日本には居ない、と思い直して☆4

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    2026年05月19日
  • ふたりの窓の外

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    昔なら絶対もどかしすぎて読むの飽きていた。
    今だからこそ沁みる。
    ゆっくりゆっくり自分たちのペースで関係性を積み上げていく姿が見える。どうか2人とも幸せに。

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    2026年05月16日
  • ふたりの窓の外

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    ネタバレ

    3.8
    ありえなさそうな、よくわからない関係から始める友情?知人?みたいな関係の話はすきだなぁ
    季節をめぐり、信頼を深めていくのがいい
    最後に、2人が結ばれてよかった
    鳴宮さん、売れてはなさそうだけど引き出し多いしいい人だよね

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    2026年05月11日
  • ふたりの窓の外

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    綺麗な小説だった。
    季節ごとに一度会うだけという不思議な関係。
    実際にそんな関係の人がいて、こんなに会わない間、相手に何も望まないでいられるのか。
    繋ぎ止めるための明確な関係性や約束や日々の連絡がないまま、お互いをある意味特別な存在として保てることに現実味がない。
    けど、すごく羨ましい。現実的ではないけど、こういう関係性は読んでいてとても綺麗だと思った。

    会話も詩的で心地いい。

    雪を踏む姿の表紙がぴったり。

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    2026年05月02日