深沢仁のレビュー一覧
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おびのりさんの本棚から
5つの短編集です。
「夏」って特別な季節。
夏の匂いを意識しながら、すべてが滞る季節だと感じることも。
暗闇からの誘惑を意識しながら、鏡の向こうにもひそんでいる夏を感じることも。
「空と窒息」は高3の圭人が現実と、小4の記憶の間を行ったり来たりするかのような、ちょっと息苦しくなる作品。
個人的には「生き残り」が好きです。
梨奈の高校生活最後の彼氏(ちょうどいい人)としてロックオンされた篠くん。
梨奈と篠くんの家庭環境や恋の行方にハラハラ。
ラストの篠くんが梨奈にかけた言葉に涙がこらえきれませんでした。
夏に読むのがお勧めです。
「夏」と「青春」を存分に感じること -
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火葬場の喫煙所で出会った鳴宮と紗奈。
鳴宮は不仲だった父親の、紗奈は自分を裏切った恋人の、火葬だった。
鳴宮の、
「悲しくはなかったが、喪失感はあった。どちらも負けたまま、ただ片方が死んだのだ。」
との語りが本当に虚しくて、その喪失感がこちらにも直に伝わる思いがした。
一方、紗奈はといえば、婚約者の葬儀で男の浮気相手と対面した直後だった。
非日常的な空間のせいか、互いに思いがけず自分の事を話してしまう。
父親の事。
婚約者の事。
これは二人が共に過ごした春夏秋冬の物語。
とは言っても、それぞれの季節に1度ずつしか会っていないのだけれど。
それは二人にとって丁度いい距離のつめかたで、だからこそ -
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恋愛小説、普段はあまり読みません
お勧めされて、ずっと読んでみたくて
絵画のような恋愛小説ってどういうことかと思っていたけれど、その場の美しい景色が見えるようでした
春夏秋冬、どれが好き?
いや、悩む!凄く悩む!!
でも、夏と冬かな?一つには絞れないです
非日常だからこそできることとか話せることってあると思うし、それが日常に近づいていくことが幸せなことならば日常になってほしい
でも、それは非日常だからできることだから物凄く怖いことでもある
この人の生きている世界に自分がいる、という確証が欲しい
とか
自由な人だからなにも変わってほしくなかった、一緒にいる間の一晩くらいなら
とか
ちょ -
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ネタバレ火葬場で出会った二人、鳴宮庄吾と藤間紗奈。
紗奈を裏切った亡くなった恋人が用意した旅行に同行を申し出た庄吾。相手のことをよく知らないまま一泊することになった二人の緊張の春の旅。
紗奈視点の、夏の庄吾の祖母を連れた祖父の墓参り。
そして、秋、冬と季節の度に出掛けた二人は ―― 。
二人に流れる時間がゆったりと静かで、夏のじりじりとした暑さや、篠突く雨のダムや、足跡を残したくなるような真っ白い雪の風景が浮かんで、自然の音が聞こえてくるような描写でした。
二人の交互の視点というのも良かったです。夏の墓参りの話が特に好きです。
そして二人が選んだ結末も良かったです。
しっとりとしていて、さ -
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1Q84O1さんの本棚から
嘘じゃ(ΦωΦ)
aoi-soraさんの本棚から
主人公が『イギリス人の患者』を読んでいました
読みたいリストのわりと上位の方にある本だったので、ちょっとびっくりしました
そうかきっと今が読むときなんだな
『くそったれ少年時代』『TheBFG』『イギリス人の患者』『夜間飛行』
主人公の”男”が作中で読んでいる本
ちょっとセンス良すぎないか?
しかし、なんとなく見えてくるような気もしてくる
不思議だね
適当に並べたわけがないので、なんとなく見えてくるものは、たぶん間違ってない気がする
なんか物語の進行をなぞってる気がするんよな〜
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プロローグ
やっと巡り会えた
もう決して君を離さない
思わず君を抱きしめた
想像してたより、色白で細身だ!
そして、そっとキスをした
彼女は、ただただ優しい目でこちらを見つめていた!
本章
雑踏のいや、川っぺりの土手沿いに咲く小花たち
無数に咲き乱れる小花の中に2つの花だけが、ゆっくりと風に揺られ、揺られる度にお互いの花びら同士がそっと触れ合う
そんな秘めやかな恋がしたくなる作品
『ふたりの窓の外』★と愛いっぱいの5
aoi-soraさんの本棚から
「身がよじれそうなほどの恋を経験してしまった感覚」から始まるレビューでKO❢
プラトニックな恋愛小説の極み!
2人の距離が1ミリず -
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火葬場で出会った鳴宮と紗奈。
運命としかいいようのない出会いから、季節ごとに2人で予定をたてない旅をします。
「いつもいる場所を離れたらもう旅」
音が排除されたかのような非日常な空間です。
春の ほのかに甘い香りが漂うネモフィラの花畑
夏の 霊園の階段を登る時の首すじから流れる汗
秋の ファストフードの匂いが充満した車内
冬の 何かを祝福するようなふわふわと空を舞う
大粒の雪
とにかく状況描写と心理描写が秀逸で、鳴宮と紗奈の心の動きを感じるたびに、キュンとして…何度も泣きそうになりました。
最終章では、どんな結末でも受け止めようと、私は息をとめて二人を見守っていました。
今まで -
Posted by ブクログ
aoi-soraさんの本棚からです
えーっと、aoiさん、、、
私はあなたに怒っています!
まったく!
とんでもない本を紹介してくれましたね!
これ、私がレビューを書くのが苦手なタイプの本じゃないですか!( ゚д゚ )クワッ!!
なぜかって、、、?
それはね、めっちゃ良過ぎるから!
これはテキトーにふざけてレビューを書いたらダメなやつ!
なので、書きません!
いや、書けません!
とにかく良い!
(人´∀`).☆.。.:*・゚
だけど一言だけ書くとしたら、
ふたりの関係がいい
必要以上に会話をしなくても安心できる関係
この空気のような関係性がものすごくいい
(*˘︶˘*). -
Posted by ブクログ
日常と非日常のまじわるこの絶妙なかんじ…すごく好みだった。
読者にゆだねる終わり方も◎
自分好みでない結末よりは妄想する方がいいし…
何回も読みたくなるし、読む返すと伏線もたくさん見つけられて感動した。
この春自分も高三になるからか、同じ高三の女の子が主人公の「生き残り」が一番印象に残った。彼女のような恋への積極性は皆無だけど、似たような考え方に共感してしまったり、篠くんのような性格の子いるなぁ、そういう子が好きだった、と思ったり、最後は号泣してしまった。
「空と窒息」蒸し暑い空気感が伝わってきたのと、秘密を共有したことで変わっていく香乃との関係がとてもよかった。
「昆虫標本」兄にゲームで負け -
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