松岡圭祐のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「水晶体」の女が帰ってきた!ということです。
千里眼の新シリーズでの3つ前の作品(千里眼の水晶体)で意味深なエンディングのまま、その続きがなかなか出てこないので、前作の読感ではとうとう、
>それはさておき、結局、千里眼のこの新シリーズは、一話完結シリーズってことでしょうか。次回から心して読むことにしましょう。
と開き直っていたんですが、半分ほど読んだあたりで、ようやく続編だったことが明らかになりました(もっとも、かなり早い段階から、そうじゃないかという印象はありましたけど)。
ただ、今回の人工地震という舞台装置や、死んだはずの性悪女への献身ぶりなど、リアリティからかなりかけ離れてしま -
Posted by ブクログ
名古屋の地下街をF1カーで犯人を追って疾走。小牧基地からF15Jに乗りついで、岐阜の片田舎の工業高校での酸素欠乏症を引き起こすとかいう爆弾騒ぎを防ぐべく、飛び駆けつけるが、青白い閃光! 間に合わなかった。爆弾は高校生の体は傷つけなかったものの精神に影響を与え、生徒達は学校に立てこもり、国家として独立要求をすることになる。
てっきり、犯人の裏には悪の組織がいて、新たな陰謀か?!と思いながら読み出しましたが、話し半ばまできて、どうも違うようだとなり、少々ガッカリ。やっぱりスーパーヒロインが凡人相手に戦っていたら、お話にもリアリティがなくなってしまいます。
それはさておき、結局、千里眼のこの新シ -
Posted by ブクログ
東京〜山形〜秋田〜京都〜東京〜茨城〜ハワイ〜山梨〜東京〜不潔恐怖症の女性が感染したウィルスは旧日本軍が開発したものだった。撒布した犯人は夫,大規模な山火事の犯人に女性を仕立てたのは,その妹。解毒薬の組成を書いたマイクロフィルムは施設を護っていた研究者が弾丸の中に溶かし込んで周囲の赤松に撃ち込んでいた。移植された赤松は明治神宮の森にあった〜凄い移動距離だなあ。悲しみを感じると両眉の内側の端だけが引き上げられ,視線が落ちる・車のナンバーの欠番は**42・不動産の心理物件は事前告知が必要・借用書に女が「返せなくなったら何でもします」と書くと公序良俗に反するものとして借用書が反故になる。自己愛人格障害
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Posted by ブクログ
もう一度・・・設定を変えていないから楽かも〜自衛隊を辞めるきっかけを作った精神科医のトラウマ理論に反発した岬美由紀は臨床心理士を目指す。表情筋の読み方は動体視力抜群の彼女にうってつけ。週刊誌の航空機爆破予告暴露記事を追っていき,高度600m以下になると爆弾が爆発することを見抜き,松本空港に着陸。犯人は精神科医だった〜千里眼の新シリーズだが,大きな事件の合間合間にあったことを書いていくのだろう。それにしても,標高650mの松本空港を犯人が見落としていたならアホだ!!・右上を見たら見覚えないものを想像していて,左上を見た場合には以前に記憶したものを思い出している・・・というのは嘘・・・食べたものを
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Posted by ブクログ
元自衛官であり、現臨床心理士の主人公が様々な事件を解決に導く。今回は、旧日本軍が極秘で開発していた生物化学兵器が突然東京都心を襲った。
発病したらほぼ100%死に至るウイルス・・・。
本来あるべき開発書類は何者かが起こした山火事で全て焼失。ワクチンの精製方法が書かれたマイクロフィルムも今はどこにあるのか分からない。状況は一刻を争う事態に!!しかも、主人公の友人までもが感染してしまった。
果たして、主人公は無事ワクチンを手に入れ人々を救う事が出来るのか。タイムリミットはあと少し・・・新シリーズ第3弾!
前2作より、話の展開も早くスピード感があります。
主人公がワクチンを手に入れるた -
購入済み
史実よりはフィクションの作品
導入部分 マクラの部分はずいぶん効果的で本編への興味を誘われた。迫力ある戦闘シーンの表現は真に迫っていて素晴らしい。しかし数多くの人物造形が皆紋切り型で魅力に乏しい。唯一の例外が柴五郎である。実在の人物であるせいかもしれない。語り部の伍長の思考がずいぶん現代日本人的なのが気になる。「日本すごい」という自画自賛的な評価も気になる。
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Posted by 読むコレ
購入済みな、なんだこれ・・。自分の感性が古いのか、日本の出版界が新しいステージに突入したのか。ちょっと未経験の読書体験をしてしまい、戸惑いを隠せません。
まず、シリーズものを目指しているのは分かりますが、ならば最も力を入れるべき1巻目に、何故外伝が如く主人公の過去を紐解くところからスタートしているのか?主人公に興味が湧く前にこれをされても、退屈で仕方がないです。もっとも、作中に出版社からシリーズ化を約束されたかのような、実名団体の偏った宣伝文句が散りばめられているので、こういった手法も可能なのかもしれませんが。
そのうえ、ミステリでありながら、薀蓄は並べるが謎は解かないという新しい手法も、どうにも -
Posted by 読むコレ
何だかんだでシリーズ8作目まで付き合ってますw。
今回はスーパー鑑定士「莉子」の故郷である波照間が
台湾を経由しての詐欺にあい12億円の損失により波照間の
財政が破綻の危機を招く...という大掛かりな展開。
今回もそういった大風呂敷を本筋にトリビア的な小ネタを
挟んで役立つ雑学満載小説です。
本筋である詐欺事件は、海水を濾過フィルターのみで
淡水化するという装置とその権利を12億円で買い取るという
もので、そのトリックも、騙される方も、余りに雑で
若干の苦笑いなのですが、このシリーズ含め松岡作品の
善くも悪くもなポイントがこの雑で大味なトコロなのは
分かっているので問