松岡圭祐のレビュー一覧

  • 蒼い瞳とニュアージュII 千里眼の記憶

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    ギャルな臨床心理士の一ノ瀬恵梨香が主人公編。娯楽本。松岡圭介は私にとって、赤川次郎、椎名誠・林真理子・さくらももこのエッセイにならぶ(ほぼ)ハズレ無しで読ませてくれる人なので、長距離電車、新幹線、飛行機など緊張を強いられる場面に携行する作家。でも最近の…かつての小室哲也のごとく量産タイプで出版される本書などより『水の通う回路』など、初期の作品の方が、本としては面白かったと思う。

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    2011年09月03日
  • 千里眼 美由紀の正体 上

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    今回はタイトル通りの展開で主人公:岬美由紀の過去が明らかになるんですが、
    新シリーズを通して読んでると、ある程度は予想の範囲内の過去で
    それほど驚くほどの事もない。
    個人的には嵯峨が完全な脇役扱いなのがどうにも解せないですが…
    今後の進展に期待ってとこかな…元カレ伊吹にご執心(未練タラタラ)な
    美由紀は見たくなかったなってのが個人的な意見。

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    2021年11月14日
  • 蒼い瞳とニュアージュII 千里眼の記憶

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    千里眼に通じる臨床心理学士(今は相談員)一ノ瀬恵梨香シリーズ第二弾。千里眼同様にリアリティのなさは目立つが、筆者の力か、スピード感でおもしろさを演出して最後まで一気に読ませるのはさすが。

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    2009年10月04日
  • 千里眼 運命の暗示 完全版 クラシックシリーズ3

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    ストーリー自体は、(わたし的に)意外性があって好きなのですが……。
    戦闘シーンは、文字で言われてもいまいちぴんとこなかったりします(汗)
    私があまり、そういうのに興味ないからだと思うんですけどね。
    小学館で書かれていたものの改稿で、前回のものも読んでいるのですが、若干のストーリー変更があったりして、そこを結構楽しんだりしていました。

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    2009年10月04日
  • 千里眼 堕天使のメモリー

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    岬美由紀の、千里眼シリーズの中の1作。
    このシリーズはほぼ全部読んでます。

    ある意味、宮部みゆき作品と対局をなすと言えるかも・・
    完全にエンターテイメントに徹してるって感じです。
    「ないないない!」と全力でツッコミをいれたくなる部分のオンパレード!(笑)
    でも「ま、岬美由紀だからね」で許されてしまうところがすごい(笑)
    コレはコレでアリかも。。☆

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    2009年10月29日
  • 千里眼の水晶体

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    3巻同時刊行、ということで3巻分の感想を。

    どれも岬美由紀の超人ぶりが際立っていた。

    さらーっと読めます。


    作成日時 2007年02月19日 07:02

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    2009年10月04日
  • 千里眼 ファントム・クォーター

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    タイトルでもある「ファントム・クォーター」の描写は
    貴志祐介の「クリムゾンの迷宮」をかなり連想させる感じで、
    これが良いのか悪いのかは人それぞれ…
    冒頭の「リング」の貞子の話やワンセグを使ったり、
    メインのステルス兵器を「攻殻」の光学迷彩に例えたりと、
    今風のコネタもそこそこにあるので、
    シリーズの雰囲気は充分に感じられるので繋ぎの話としては充分に面白い。

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    2021年11月14日
  • 千里眼 ミッドタウンタワーの迷宮

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    安定した面白さ。エンタメ小説としては最適か。
    「高遠由愛香」の鼻持ちならない態度に焦点があてられて物語が進むので
    読み終わってからはなるほどとスッキリしますが、
    途中はイライラしっぱなしです(嫌な女全開です)
    今回は、「愛新覚羅」というカードゲームのやりとりによる心理戦がメインになる。
    …「カイジ」を思い出してしまった

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    2021年11月14日
  • 千里眼 The Start

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    臨床心理学かじっている身としては気になるシリーズだったので読んでみた。ら、これは新シリーズなんですね。小学館文庫の方が旧かな?でも臨床心理士の体制など、ちゃんと現実に合わせて書き直しているらしいので、参考に読み続けようかな。
    内容は、突飛な主人公のお陰で「ありえない」感じがなくもないですが、専門知識をうまく使っていてなかなか面白かった。ただ39キロは細すぎるんじゃないか…?苦笑。あと、数ページごとにぶつぶつ切れる構成は正直あまり肌に合わなかった。

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    2013年02月28日
  • 千里眼 美由紀の正体 下

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    赤い積み木、相模原団地、そして「私は、処女じゃないわ」という呟き??。「堕天使のメモリー」で暴かれた美由紀の過去に関する謎の真相が、ついに白日のもとに晒される!
    衝撃といえば衝撃の事実ですね。人によっては美由紀のイメージを全く違うものにしてしまうかも。。。

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    2009年10月04日
  • 千里眼 堕天使のメモリー

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    「水晶体」の女が帰ってきた!ということです。

    千里眼の新シリーズでの3つ前の作品(千里眼の水晶体)で意味深なエンディングのまま、その続きがなかなか出てこないので、前作の読感ではとうとう、

    >それはさておき、結局、千里眼のこの新シリーズは、一話完結シリーズってことでしょうか。次回から心して読むことにしましょう。

    と開き直っていたんですが、半分ほど読んだあたりで、ようやく続編だったことが明らかになりました(もっとも、かなり早い段階から、そうじゃないかという印象はありましたけど)。

    ただ、今回の人工地震という舞台装置や、死んだはずの性悪女への献身ぶりなど、リアリティからかなりかけ離れてしま

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    2009年10月07日
  • 千里眼 堕天使のメモリー

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    初っ端から少し現実離れしたシーンが多かった気がする。
    今回は美由紀の過去に関することの描写が多少あり、
    今までのように難しい問題を解いていくといった感じではない。
    今までよりはアクションシーンも少ない気がした。
    そういった意味で新鮮さもあり、
    読みやすかった。

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    2009年10月04日
  • 千里眼の教室

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    名古屋の地下街をF1カーで犯人を追って疾走。小牧基地からF15Jに乗りついで、岐阜の片田舎の工業高校での酸素欠乏症を引き起こすとかいう爆弾騒ぎを防ぐべく、飛び駆けつけるが、青白い閃光! 間に合わなかった。爆弾は高校生の体は傷つけなかったものの精神に影響を与え、生徒達は学校に立てこもり、国家として独立要求をすることになる。

    てっきり、犯人の裏には悪の組織がいて、新たな陰謀か?!と思いながら読み出しましたが、話し半ばまできて、どうも違うようだとなり、少々ガッカリ。やっぱりスーパーヒロインが凡人相手に戦っていたら、お話にもリアリティがなくなってしまいます。

    それはさておき、結局、千里眼のこの新シ

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    2009年10月07日
  • 千里眼 堕天使のメモリー

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    <内容>
    『千里眼の水晶体』で死線を超えて蘇ったあの女が東京の街を駆け抜ける! メフィスト・コンサルティングの仕掛ける罠を前に岬美由紀は人間の愛と尊厳を守り抜けるか?! ついに累計445万部突破、新シリーズ最新作!

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    2009年10月04日
  • 千里眼の教室

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    <内容>
    生徒たちが高校校舎に立てこもり独立自治を宣言?!
    我が高校国は独立を宣言し、主権を無視する日本国へは生徒の粛正をもって対抗する。前代未聞の宣言の裏に隠された真実に岬美由紀が迫る。いじめ・教育から心の問題までを深く抉り出す著者渾身の書き下ろし第5弾!

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    2009年10月04日
  • 千里眼の水晶体

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    東京〜山形〜秋田〜京都〜東京〜茨城〜ハワイ〜山梨〜東京〜不潔恐怖症の女性が感染したウィルスは旧日本軍が開発したものだった。撒布した犯人は夫,大規模な山火事の犯人に女性を仕立てたのは,その妹。解毒薬の組成を書いたマイクロフィルムは施設を護っていた研究者が弾丸の中に溶かし込んで周囲の赤松に撃ち込んでいた。移植された赤松は明治神宮の森にあった〜凄い移動距離だなあ。悲しみを感じると両眉の内側の端だけが引き上げられ,視線が落ちる・車のナンバーの欠番は**42・不動産の心理物件は事前告知が必要・借用書に女が「返せなくなったら何でもします」と書くと公序良俗に反するものとして借用書が反故になる。自己愛人格障害

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    2012年02月20日
  • 千里眼 ファントム・クォーター

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    御伽話的〜ロシアからチェチェン難民のボランティアを要請され高速で薬で眠らされた岬が目覚めたのは2世紀前のデンマークの町。幻のゲームに引きずり込まれた岬は見えないものを見る試練をクリアした。それは核弾頭を搭載できるトマホークの見えないカバーだった。台風の接近を計算して英虞湾から射出された見えない巡航ミサイルを浜岡原発前の海岸で撃ち落とす〜前作からの続きで・・・日本の産業を壊滅させようと言うメフィスト・コンサルティングの陰謀を阻止。日本近海のロシア領にデンマーク領としての歴史を持つ島があるのは本当?

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    2012年02月20日
  • 千里眼 The Start

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    もう一度・・・設定を変えていないから楽かも〜自衛隊を辞めるきっかけを作った精神科医のトラウマ理論に反発した岬美由紀は臨床心理士を目指す。表情筋の読み方は動体視力抜群の彼女にうってつけ。週刊誌の航空機爆破予告暴露記事を追っていき,高度600m以下になると爆弾が爆発することを見抜き,松本空港に着陸。犯人は精神科医だった〜千里眼の新シリーズだが,大きな事件の合間合間にあったことを書いていくのだろう。それにしても,標高650mの松本空港を犯人が見落としていたならアホだ!!・右上を見たら見覚えないものを想像していて,左上を見た場合には以前に記憶したものを思い出している・・・というのは嘘・・・食べたものを

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    2012年02月20日
  • 千里眼 ファントム・クォーター

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    いきなりマフィアに拉致され見知らぬ世界に放り出されてから脱出まで小さな謎が解けてゆく過程など、娯楽性をおさえてミステリー感を出している作品。人間ドラマなどは本作にはないが、秘密兵器をめぐるサスペンス・スリラーとして楽しめるし、ページも300ページいかない程度なので手軽に読める。
    最後の結末は端末過ぎる感も否めず、無難さが残念。

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    2009年10月04日
  • 千里眼の水晶体

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    元自衛官であり、現臨床心理士の主人公が様々な事件を解決に導く。今回は、旧日本軍が極秘で開発していた生物化学兵器が突然東京都心を襲った。 
    発病したらほぼ100%死に至るウイルス・・・。
    本来あるべき開発書類は何者かが起こした山火事で全て焼失。ワクチンの精製方法が書かれたマイクロフィルムも今はどこにあるのか分からない。状況は一刻を争う事態に!!しかも、主人公の友人までもが感染してしまった。
    果たして、主人公は無事ワクチンを手に入れ人々を救う事が出来るのか。タイムリミットはあと少し・・・新シリーズ第3弾!

    前2作より、話の展開も早くスピード感があります。
    主人公がワクチンを手に入れるた

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    2009年10月04日