山本淳子のレビュー一覧
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「千年の黙」があまりにおもしろかったので、紫式部についてもっと読みたくなって。 この本は、原文に忠実そうな現代語訳、原文、解説、とあって、すごくわかりやすく、読みやすかった。古文嫌いなので原文は飛ばしたけど。(古文法とか旧かなとかが異常に嫌い。ちゃんと勉強して理解すれば好きになれるのか?)おもに、皇后に子が生まれ、そのお祝いごととかの様子が描かれているのだけれど、紫式部はそもそも宮中づとめがイヤでイヤで、イベントごとも嫌いで、仲のよい同僚の局とうしろのほうでこそこそしていた、とか、行事にギリギリに行った、とか、そんな話がおもしろかった。すごく気持ち、わかる(笑)。しかし一方で、あんまり引っ込み
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古典作品を翻訳と原文と解説で読むシリーズの紫式部日記。
源氏物語で知られる、紫式部の日記をに当たるもので、
紫式部の女房としての仕事や、紫式部の日常がわかるし、
解説も合わせると、紫式部という人物像っていても、多くの人は、
全くわからない古典作家という印象時価ないと思いますし、
自分もそうだったのですが、それがこういう人か、意外な面もあるなと
なりました。
物語として読めるかどうかでいうと、日記ですから、
ちょっと厳しいかもしれず、平安時代(古文)になじみというか、得意じゃない
人にはちょっとばかし退屈というか大変というかって感じかもしれません。 -
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NHK大河ドラマで紫式部を主人公とする「光る君へ」が2024年に放映され始めた頃に
小説家の門田光代が源氏物語の研究家・山本淳子と対話した記録が大変興味深かった。女性2人の対話からは、これまでの「源氏」解釈が如何に男性の立場から光源氏視線で行われていたかを指摘し、女性研究家が増えてきた現代では、登場する女性たち(藤壺、朧月夜、紫の上、髭黒の妻、女三宮、浮舟とその母など)の心の内面分析などが進み、源氏解釈がかなり変化してきているということが強調され、非常に納得がいくように感じた。
その中で、従来は薫君、匂宮のことばかりが注目され、その二人の間に浮舟はの如くさ迷う女性だとされていたが、浮舟は実は自 -
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大河ドラマ『光る君へ』を見ていて平安時代のことをもっと知りたくなって手に取りました。
すごく分かりやすく読みやすいので、道長の人生を知るのに最適な本だと思います。
当たり前ですが、大河の藤原三兄弟と史実は全く違いますね。特に道兼は、実際は和歌が得意で風流な人物であったようなので、大河の暴力的な設定はちょっと可哀想だな…と思ったり。
定子は兄の道隆の娘で彰子は道長の娘だということも知らなかったので、勉強になりました(それぞれ清少納言と紫式部が家庭教師として付いていてライバル関係にあるということしか知らなかった)。定子は兄の娘でつまりは姪なのに道長が娘を中宮にするために虐めて邪険にしたというのは可