カスカベアキラのレビュー一覧
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購入済み
擬似兄弟の共依存、重ため、美。
擬似兄弟の共依存、不穏な材料もちらちら。野球少年の設定にしてはみんな綺麗すぎてスポーツ少年らしさはないけれどバッテリーという関係性もさらに共依存を強める要素に。妄想含めるとHも結構あり。絵がとても綺麗。実の弟の存在が不穏すぎて怖いけど早く続きが読みたい。
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購入済み
まぁまぁ面白い?
異世界召喚ものなのは作品紹介の通り。
召喚されたらお決まりの、チート能力を付与されてるかと思ったらそんなことはなく、弱っちぃままかと思ったら実はやっぱり最上位の魔法適性が付与されてたって、主人公にご都合が良すぎる典型的なパターンへと発展して行くんだろうなって感じの1巻でした。
コツコツ苦労してチョットずつレベルが上がる苦労話みたいなもんはラノベに期待していないんで、この手の展開は好ましい。
ピーコがいいね。
次巻も期待。 -
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ネタバレ最終巻です。
早くこの巻に辿り着きたくて、怒涛の勢いで
ここまでの巻を読みました。
(厳密には1巻と2巻で開きましたが;)
「イリス」での不完全燃焼を受け継ぐ結末ですが、
「イリス」を未読で読んでいたらやっぱり「イリス」と
同じ気持ちだったかもしれませんが、
幕引きはこちらは時代が後なこともありきっちり出来ていると思います。
で、結末ですが、タイトル通り「鏡」が大きなキーに
なってましたね。
表紙の二人の女の子、まぁ想像通りではあったわけ
ですが。そしてユミィに感じていた腑に落ちなさも
ここに納得しました。
で、シェルティスはどうしてユミィしか見てなかったのかなと
思ったのですが、これも -
Posted by ブクログ
この巻は「詠使い」「イリス」とのリンク度が濃密で
読み応えありました。
自分的には「イリス」読み終えてこの巻に入ったのは
大正解だったのですが、逆にこちらの後「イリス」に
入った方のほうが「イリス」は腑に落ちたかもしれない。
あと、前巻でぎょっとした幽幻種については、この巻で
納得しますというかだからのこの巻のサブタイトル。
てか今回は「詠使い」から色々と満腹でした。
そしてこの巻で明かされる幽幻種との戦いの終わらせ方、
なんで誰も察しないんだよおおおおおお!
読者はすぐわかると思うので誰にも言わないシェルティスが
もどかしいですが、気づけないゆえに全力でシェルティスと
ユミィを助けるため -
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Posted by ブクログ
ネタバレ母親違いの姉に目の敵にされ国を追い出されてしまった王女ヴァージニア。嫉妬深く残忍な気性の姉に繰り出される暗殺者から逃げるために他国の間を渡り歩くうちに付いたあだ名は漂流王女。そんなヴァージニアが今住んでいる田舎町に突然やってきたのは青年王カルロス。彼の目的はヴァージニアに求婚することだった。最初はその求婚を断ろうとしたヴァージニアだったが、お互いの利益のために友情結婚をしようと決めて・・・。
面白かったです。友情結婚だと謳っているのにめっちゃラブラブでした(笑)恋愛あり、戦いあり、陰謀と若干の謎解きもありで飽きずに一気に読み終わりました。王女なのに過去の漂流経験からたくましく育ったヴァージニ -
Posted by ブクログ
第11巻を読破。
ああ、そうか。
イグニドは“二人”で生き残れる世界を目指しているわけなのか。
でもそのためにはノイエ・ノエシスの双子が犠牲になるわけで。
そのことに罪悪感を抱いて、やっぱりできないと言うイグニド。
ああ、なんだかんだ言いつつ、イグニドはやっぱり“彼女”だなと思った。
目的と手段が違うし、なぜ“そうなった”のかはわからないけれど、彼らの計画が一番いいのかもなあ。
と思ったのだけれど、〈穢歌の庭〉には凪がいる、浄化完了しつつある大陸がある。
それを知ってしまったらなあ。
完全凍結は凪たちまでも凍結してしまうわけだし、凪は生きていたんだし。
多分、それを知る前だ -
Posted by ブクログ
勘違いし、分かり合い、すれ違って、また近づこうとする。恋のエッセンスがふんだんに詰まった第2巻。
竹宮作品のいいところはメインキャラ以外の恋愛もきっちり描き、さらにそれをヒーロー、ヒロインの恋愛にも絡めるところだ。この巻では穂高と仁希のすれ違いと、温ちゃんと蘇我のすれ違いを並列に進め、最終的に穂高と温ちゃんのところでつなげている。この穂高と温ちゃんが二人して泣くところの可愛さときたら!
やるだけのことはやった温ちゃんを見習って、自分も行動を起こした穂高。それを受けての、最後の仁希のあの顔。仁希は何を思うか、今から次巻が楽しみだ。仕方のないことだが、もう少し早く出てくれたら……。
余談だが -
Posted by ブクログ
「夏の女王」(そして鼻血ヒロイン)水泳部・阿波谷仁希に憧れるまんが部部長・吉松穂高。部室からただ仁希を見つめるだけの日々を送る穂高だったが、ひょんなきっかけで二人は「ともだち」になる。穂高が浮かれるのも束の間、彼の耳にある「噂」が入り込んで……。
竹宮ゆゆこが原作を務めるオリジナルコミック。思春期の爽やかさに、恋に必須の憧れ、すれ違い、ちょっとしたことの嬉しさ、思い込み。そこに「家庭」の問題を織り交ぜてくるあたりがとても竹宮らしい。
家庭は、一般的なイメージ以上に人間関係の問題が詰まっているエリアだと僕は思う。それを絡めることで、登場人物の後ろにより深みが感じられるのだと思う。思春期ならば尚 -
Posted by ブクログ
詠使いシリーズの細音先生の、現在も継続中のシリーズ。
中々読めてませんでしたが、やっと読めました。
こちらも面白い!
2作目とあって、作者様のパワーアップした感触が伺えます。
まず設定が「詠使い」ほど複雑でないので入っていきやすいです。
あとキャラクターの関係も前作よりシンプルというかで親しみやすい。
王道といえば王道ですが、王道ゆえの良さです。
いい意味で予想外だったのは、ヒロイン・ユミィが結構たくましかったこと。
いわゆるヒロインヒロインしてるだけの子でなく、
逆に主人公・シェルティスが思ったより可愛かったです。
こちらもいい意味で挿絵がミスリードしてるんでないかな。
続刊も読みたい