あらすじ
幽幻種を退け、世界を浄化してきた氷結鏡界。しかし、それに限界が近づいていることをユミィたちは知る。突如、天結宮に出現した幽幻種を、千年獅・巫女たちが迎撃する中、ユミィがふたりいるとの情報が流れ――。
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Posted by ブクログ
第11巻を読破。
ああ、そうか。
イグニドは“二人”で生き残れる世界を目指しているわけなのか。
でもそのためにはノイエ・ノエシスの双子が犠牲になるわけで。
そのことに罪悪感を抱いて、やっぱりできないと言うイグニド。
ああ、なんだかんだ言いつつ、イグニドはやっぱり“彼女”だなと思った。
目的と手段が違うし、なぜ“そうなった”のかはわからないけれど、彼らの計画が一番いいのかもなあ。
と思ったのだけれど、〈穢歌の庭〉には凪がいる、浄化完了しつつある大陸がある。
それを知ってしまったらなあ。
完全凍結は凪たちまでも凍結してしまうわけだし、凪は生きていたんだし。
多分、それを知る前だったらイグニドたちの案に賛成しただろうな、私。
なんで対立してんだっけ、この人ら? って思っちゃったくらいだし。
でも「不完全神性機関イリス」を読んで、前回で〈穢歌の庭〉に凪がいることを知って。
そうなるとやっぱりイグニドたちの方法には賛成しかねるな。
そう思いました。
さて、無事〈穢歌の庭〉から帰還したシェルティスたち。
しばしの休息で皇姫サラから事情を説明するシェルティス。
っていうか、やっぱり地下に眠っているのはイリスのボディなんだな。
昔の自分を見られるのが恥ずかしいとか思っちゃってるイリスww
やっぱり女の子だwww
エリエに修復されてシェルティスたちの前に現れたときが楽しみだなあ。
と、今回のお話で気になったことが。
シェルティスの剣の師匠が「不完全神性機関イリス」に登場したあの機神だったわけだけれど。
シェルティスの名前にも同じ名があるんですよね。
これって単なる偶然なのかしらん?
なにか意味があるのかな?
今回は「不完全神性機関イリス」側のメンバーもちょこちょこ登場しました。
紫苑のビフォーアフターには驚き。
千年ずっと待っていたんだなあ。
あと、前回の感想で最初の巫女と千年獅の誓いの言葉。
サラちゃんとツァリさんの会話だったことが判明。
そうか、千年間ずっとそばにいてくれた人、か……。
にん……げん……?
いや、ツァリさんは元々変わった人だったわけだけど。
サラちゃんは氷結結界の影響でああなっちゃったわけだろうけれど。
さて、イグニドの手によって氷結鏡界の統率権を奪われてしまったシェルティスたち。
しかもイグニドは〈穢歌の庭〉に逃亡してしまい、どうしようもない状況に。
ユミィは新しく皇姫になることを決意。
でもそれはシェルティスにとって了承できないことで。
だから――
次は冬か。
楽しみですね。
その前に「不完全神性機関イリス」の完結もあるわけですし。
wktk、wktk(*゚∀゚)
Posted by ブクログ
いよいよ、終盤にむけていろいろと押し迫ってくる感じ。
『イリス』の方も、どんな結末になるのか薄々わかってきたし、やはり、1000年は長かったのだろうなとしみじみ。
今回は、いろいろと問題提起ばかりで、次巻以降に解決していくのだろうが、その前に『イリス』の完結があるそうなので、そちらを楽しみに待とう。
Posted by ブクログ
いやー面白かったわー。
最終決戦に向けての準備となる1冊。
ここまでくるとイグニドを応援したくなってきたw
しかし、その考えを真っ向から否定したシェルティス達。
世界の行方や如何に。
Posted by ブクログ
毎度毎度思うのだけれども、しっかり一つ一つの流れ追っていったほうが楽しめるんだよねぇ。
刊行間隔があいて前からの流れが途切れるのは読み手が悪いんだけど…。
Posted by ブクログ
ユミエルとシェルティがどの状況で出逢うのか?イリス復活は?に注視してどきどきして読んで読み終わるとユミエルに感情移入してしまう俺がいた。イリスとのリンクがさらに濃くなってきてイリス最新刊初登場のキャラが二人も出てきた。イリスで敵対してたのは、和解したんだな。よかった。次は、イリスの残り2巻だ。楽しみ楽しみ
Posted by ブクログ
この表紙のユミィ、違和感感じると思ったら
読めばわかりました…
シェルティスの秘密が撒かれた7巻に対し、この巻は
ユミィについての展開もじわじわ膨らんでいくことに
なります。
そして、あの人物が語る「虚像」が本当に虚像なのかも。
それにしても、シェルティスの仲間、ユミィの仲間に
加え、エリエが深く関わってきたのは嬉しかったですね。
彼女の横にいた存在、彼女が誰に似てるかなどが
彼女の存在の大きさを語っていた気もしますが。
残る12,13巻はクライマックス前後編な感じですね。