カスカベアキラのレビュー一覧
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「夏の女王」(そして鼻血ヒロイン)水泳部・阿波谷仁希に憧れるまんが部部長・吉松穂高。部室からただ仁希を見つめるだけの日々を送る穂高だったが、ひょんなきっかけで二人は「ともだち」になる。穂高が浮かれるのも束の間、彼の耳にある「噂」が入り込んで……。
竹宮ゆゆこが原作を務めるオリジナルコミック。思春期の爽やかさに、恋に必須の憧れ、すれ違い、ちょっとしたことの嬉しさ、思い込み。そこに「家庭」の問題を織り交ぜてくるあたりがとても竹宮らしい。
家庭は、一般的なイメージ以上に人間関係の問題が詰まっているエリアだと僕は思う。それを絡めることで、登場人物の後ろにより深みが感じられるのだと思う。思春期ならば尚 -
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詠使いシリーズの細音先生の、現在も継続中のシリーズ。
中々読めてませんでしたが、やっと読めました。
こちらも面白い!
2作目とあって、作者様のパワーアップした感触が伺えます。
まず設定が「詠使い」ほど複雑でないので入っていきやすいです。
あとキャラクターの関係も前作よりシンプルというかで親しみやすい。
王道といえば王道ですが、王道ゆえの良さです。
いい意味で予想外だったのは、ヒロイン・ユミィが結構たくましかったこと。
いわゆるヒロインヒロインしてるだけの子でなく、
逆に主人公・シェルティスが思ったより可愛かったです。
こちらもいい意味で挿絵がミスリードしてるんでないかな。
続刊も読みたい -
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ひさしぶりに榎木洋子先生の作品を読みました。
イラストがカスカベアキラさんだったのもありまして。
おもしろかったですー(*≧▽≦)
新米魔女ルーチェと記憶喪失の青年ライルのやり取りに、思わずニマニマ(・∀・)ニヨニヨしてしまいました。
しかも魔女とお付き合いするには求婚許可証というのが必要で。
それを持たずにキスとかしちゃうと大小様々な呪いを(男の方が)受けるとか。
しかもその呪いというのが「小さな不幸の連続」で。
いや、そんなに小さくはないかw
本人にとっては散々かww
ライルだったからこそ「小さな不幸」「ツイていない」程度ですんだのかな?
互いにひとめ惚れしたルーチェと -
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ネタバレ第3巻を読破。
ああ、表紙がミカエルとシィちゃんだ。
かわいいし、さすが凛々しいですー(*´▽`)
っていうかシィの胸部装甲がすごいww
お隣の人形機械体さんの装甲が薄いから余計にww
とニヤニヤしながらページをめくったら――
が ふ っ (吐血)
つ……ツァリさんの肉体美!!
ひらりと落ちてるシャンプーハットがそこはかとなくシュールですが。
笑
そんなわけでツァリさんの登場のです。
ツァリさんって「氷結鏡界のエデン」では1巻から登場しているのに謎多き人で。
神出鬼没だしなあ……。
っていうか、アレはいったいどうやっているのかww
あ、でもなんかアレ、演技って感じに -
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ネタバレ第10巻を読破。
三体のセラの虚像をなんとか“穢歌の庭”へ還すことができたシェルティスたち。
けれどそのときの影響で魔笛を帯びたシェルティスまで“穢歌の庭”へ吸い込まれて。
近くにいたユミィまで一緒に“穢歌の庭”に落ちてしまい――
前回の終わりがあんなだったからドキドキして読み始めたのに!!
メイメルと爛のやり取りに噴きましたww
ちょっ、メイメルがめっちゃ怒っているんですけども!?
爛がめっちゃ怖がっているんですけども!? って。
爆笑
しかもそれが全編に渡ってちょいちょい絡んできて。
読んでいて「ぷっ」ってなりましたよww
そしてさりげなくメイメルの前の千年獅さんも出 -
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第2巻を読破。
ゴミ捨て場から持ち帰った人形機械体〈アンドロイド〉は、世界を守る「不完全神性機関」という存在となった――
というのが前回のあらすじ、でしょうか?
どっちかと言うと、確かに帯のとおり「不完全家政婦機関」ですよねww
ベッドメイクをさせると部屋がめちゃくちゃになる。
ご飯を作らせると謎の物質Xと化す、と。
しかも謎の物質Xはブラスチックスプーンをも溶かすほどのもので。
なにをどうしたらそうなるのかww
元が幽幻種と戦う用のアンドロイドのため、家事仕事は出力調整が難しいんだけれど。
でも、イリスはちゃんとした家政婦型だったとしても、ドジっ子属性は標準装備のような気が -
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『対・穢歌の庭(エデン)術式への移行了承。――第七天音律(ソフィア・コード)を結んでください』
結界を張るよう要請された少女の頬を、透明な滴が滑り落ちる。
「シェルティス……わたしたち、本当にもう会えないの?」
幽幻種と呼ばれる存在に、人が侵される世界。巫女の祈りで守られた浮遊大陸オービエ・クレアのみ、人は生きるができた。
結界の巫女・ユミィは、ある少年を待っている。巫女を守る護士だった、幼馴染のシェルティス。大陸から堕ち、異端として追放された彼は、かつてユミィと約束していた――必ず君の隣に行く、と。
世界の理を体現する少女と、世界の理に拒絶された少年。 -
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ネタバレコバルトらしいお話で、ウィリアムの空回り感がツボでした。
最初エレナが婚約者のギルバートを「ビル」と呼んでいて、それを訂正されてたんですけど、ん?待てよ。ウィリアムもカタカナだと分かりづらいけど、「William」とすると「ビル」だなぁって。登場人物紹介のところでも表紙でも相手はウィリアムだし、この時点でエレナが婚約者を勘違いしてるんだなぁと思うと、その後の話もすんなりと読めました。
不器用なウィリアムが実はエレナより年下ってところは驚きましたけど、エレナの好みに合わせてがんばっていたところとか、なんか微笑ましかったです。
後半、遺跡でずぶ濡れになった二人が助けられたあと、熱にうかされて -
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第9巻を読破。
穢歌の庭〈エデン〉から三体の幽幻種が浮遊大陸〈オービエ・クレア〉に現れて。
しかもその幽幻種はとても強い『セラの虚像』と呼ばれる種で。
その強さは敵対していた勢力たちが手を結ぶほどのもの。
読んでいてふっと「あれ? なんで異篇卿たちと対立していたんだっけ?」と思ってしまうほどで。
笑
それくらい彼らの協力関係はすごいことで。
三体の幽幻種を一体ずつ、それぞれのチームが相手することに。
我らがシェルティスは謎の異篇卿イグニドとチームを組んで黒竜〈アマデウス〉を倒すことになるのでした。
天結宮〈ソフィア〉にいられなくした張本人とタッグを組むことになるとは……。
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「氷結鏡界のエデン」シリーズにて、主人公をサポートする機械水晶イリス。
“機械”というにはその言動はあまりにも人間っぽくて。
そんな彼女がヒロインのお話、でした。
受験する科を間違えて傭兵科に入学してしまった少年・凪は、ゴミ置場で家政婦ロボを拾う。
けれども、その家政婦ロボ・イリスはとんでもない“ダ家政婦(メイド)”で。
とてもおもしろかったです(^-^*)
イリスのがんばりっぷりや、凪少年の思いやりなど、魅力的なキャラクターばかりで。
氷結鏡界シリーズに出ている人たちや、「ま、まさか……」と思うような人もちょこちょこ出てきて、わくわくしながら読んでました。
凪少年の一人称視点 -
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ネタバレ第8巻を読破。
イグニドの謀略によって、シェルティスの秘密が天結宮中にバラされてしまった前巻。
今回はイグニドの目的――巫女の誘拐を防ぐため、自身のことがあるのに天結宮に駆けつけたシェルティス。
だけど彼のその苦労はばかげふんげふん任務に燃えた錬護士によって拘束されてしまいます。
そういう、人の秘技・掌返し的展開も胃が痛いものですが…。
今回はどっちかというとモニカの落ちこみっぷりにヤラれました。
シェルティスやユミィに対してショックを受け、沈みこんでしまったモニカ。
おかげで自己の体調管理は最悪。
極寒の地での巡回任務にも支障をきたすほどで。
それでも視野が狭くなった彼女は -
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ネタバレ第7巻を読破。
第三機関の拠点へ襲撃することになったシェルティスたち。
統政庁の『第九』さんたちとの共闘の末、彼らを待ち受ける事実とは――
って感じかな?
第一部完、というわけで、怒涛の展開に夢中になってしまった…。
シェルティスの秘密も、まさかの天結宮の秘密までバレてしまって、次巻が気になってしまう(>_<)
イグニドの素顔ってまさかユミィに似てるとか、そんなことないよなあ…。
でもそうともとれるセリフもあるし…。
そういえば、前巻あたりからやっと気づいたことが。
登場人物紹介ページで「主天」って出てましたね。
しかも第1巻でツァリさん、自分から「主天」って言っていたし。 -
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第6巻を読破。
表紙に主人公がいない…だ、と?
笑
確かに今回はユミィががんばって、パワーアップしてましたね。
主人公が陰の功労者になってどうするww
ホルンさんはシェルティスに会ったことはないんだろうか?
それはおいおい判明することかな。
あと、料理長の過去がちょー気になった。
皇姫さんを知ってるのか…。
料理長と皇姫さんとのやり取りがおもしろかった。
あとエリエもまた関係者になるんだろうか?
なんだか徐々に謎が解き明かされているようで、ちょっとずつ増えてきてるような気も…しなくもない(笑)
シェルティスとユミィ。
二人の今後がますます気になります。
一気につづき