【感想・ネタバレ】魔法令嬢ともふもふの美少年のレビュー

江本マシメサ / カスカベアキラ

リヒカル・ウルフスタンは焦っていた。ほとんどの時間を狼の姿で過ごしている彼は、人の姿を維持する魔法を研究しているのだが、狼の姿になると研究意欲が霧消してしまう。だから人型の時、リヒカルはいつもイライラカリカリしてしまうのだ。そんなある日、魔法は禁忌だという風潮の強い王都で、重度の魔法オタクっぷりがバレて王子に婚約破棄された公爵令嬢マリーが屋敷にやってきて……？

[だっちゃん · ★★★★★]

とっても面白かった

読んでいて、笑えたりニヤニヤしたり心がきゅんとしたりしました。
また読み返したいと思います。

[Bb · ★★★★★]

アイスコレッタ家、ここでも健在

江本作品のあちこちにリンゼイアイスコレッタの名前が出てくるのを探すのが趣味になりつつある。

[ブクログ · ★★★★☆]

自分が好きなものを認めてもらえず、隠さなければいけない。「魔法」が大好きなマリーにとって、本当に辛いことだと思う。そんなマリーにとって、好きな魔法の話ができる場所は楽しいところなのだろう。リヒカルの性格の変わりっぷりも見ていて楽しい。前作の２人のその後が見られるのも嬉しかった。
今後もワイワイと言い合いながら、楽しく暮らして欲しい。