佐原ミズのレビュー一覧
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ゆっくり話は動きつつ
月刊誌連載だからか、テンポはゆっくりに感じますね。
君枝さんも、良いですね。彼女も主人公とかと同様、社会からの疎外感を感じていて、陰口なんかに負けずに我を通そうとしていて。
彼女の孫も良いです。膝を痛めている祖母の代わりに、基礎を教えていますからね。
フラメンコ部の3名も、良かったですね。皆、割と何処にでもいそうな登場人物ですので。
主人公の妹さん周りの話も多く、バスケット部の練習試合を見に行ったり(快特と言っているので学校、京浜急行沿線でしょうか?)、まだ本格的に話が動き出すのはもう少し先になりそうです。 -
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ゆっくり時間が流れだして
色々あって、中学時代は不登校もしていた主人公、心機一転で片道2時間かかる高校に通いだしますが、あまり周囲には馴染めないようです。
ただ、そんな中でも何とか他人とのつながりを回復させ、中学時代の自分に救われたという女の子とも出会い、ちょっとずつ前を向いていけるようにはなったようです。
妹さん等の家族も良いですね。良質な作品ではないでしょうか?
フランメンコダンスに挑む主人公、果たしてどうなりますやら。 -
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きれいに完結☆彡
とてもきれいにまとめられて完結しました。
欲を言えば、学生時代の二人の恋愛をもう少し
深く見たかったかな。
他人の個性や違いを認めることの大切さ。
特に10代の人に読んでほしいな。 -
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心の希望と現実の闇
最後には、登場人物皆が救われます。
何処かで観た絵だと思ったら、ほしのこえでした。
見易いタッチで、登場人物の魅力がじわっとでてます。 -
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ネタバレとにかく考えさせられるお話でした。涙がずっととまらない。死刑に処せられるということは、それだけ重い罪を犯したわけですし、被害者関係者から言わせれば当然となるところだろうと理解はできるのですが…難しいです。看守の井上さんが、「笑いの無い人生だった彼に俺たちがしてやれる事は死刑台で首に縄をかけるだけなのか?そんなの寂しいじゃないか…」と言って祐に心を砕いてくれていました。祐が生きる支えにしていたものが自分のせいでなくなっていくことの絶望。それでも井上さんのおかげで樹里と出会えて、絶望だけで終わらなくてよかった…のかな。それとも生きたいという願いが出てきたときに死を迎えるのは酷なことだったのかな。た
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シリーズ最終巻。いよいよ、お互いの果しえなかった夢を交換して、これまでそれぞれの道を歩んできた鉄宇と藤本さんが再会を果たします。
これまでは鉄宇の視点からストーリーが進行してきましたが、今回は双方の視点から物語が描かれています。むしろ、鉄宇の思い出を胸に、バスケット・ボール部内のさまざまな軋轢を乗り越えて成長していく藤本さんの視点がメインといってよいほどです。最後は鉄宇が、カッコわるいけれども彼女の「王子様」の役割を見事に演じて、物語は結末を迎えることになります。
どことなくゆるやかな空気に満たされている作品でしたが、不思議と強い印象を残しています。 -
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鉄宇は、スペイン舞踊をすでに引退していた森野君枝(もりの・きみえ)のもとを訪れます。そんな彼の熱意が君枝の心にふたたび火をともし、彼女を動かします。
しかし、君枝は身体を痛めてしまい、彼女の孫で中学生の森野皐(もりの・たかし)という少年が、彼の指導にあたることになります。さらに鉄宇のクラスメイトの菊池英(きくち・はな)、市川円砢(いちかわ・つぶら)の二人も、鉄宇とともに学園祭でフラメンコ部の舞台に出演することになります。
後半は、銘椀の学校を訪れた鉄宇が、彼の背中を押してスペイン舞踊に打ち込むきっかけをつくった宝の姿を見かけるというエピソードが描かれています。
ほどよいユーモアがあって、 -
Posted by ブクログ
中学時代、バスケット・ボール部で挫折を経験し、以後引きこもりになった一ノ瀬鉄宇(いちのせ・きみたか)という少年が、スペイン舞踊(フラメンコ)に出会い一歩を踏み出す物語です。
おなじバスケット・ボール部に所属する辻本(つじもと)という少年にケガを負わせてしまった鉄宇が、自己嫌悪で苛まれているとき、スペイン舞踊で挫折を経験し、彼とおなじような境遇にあった藤本宝(ふじもと・たから)という少女に出会います。そんな二人が、望んでもなしとげることのできなかったおたがいの夢を取り換えることで、ふたたび歩みだしていくことになります。
第1巻では、高校に進学した鉄宇が、ずっと彼のことを応援しつづけていた妹の