佐原ミズのレビュー一覧

  • 私たちの幸せな時間

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    死にたがりのふたりの話。

    死刑囚の男の子と自殺未遂の女の子。
    近い未来、別れることになると分かっているのに、
    惹かれあってしまうふたりが切ない。

    何度読んでも涙が止まらなくなる、
    いのちの重さを考えさせられるお話。

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    2012年06月18日
  • 私たちの幸せな時間

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    主人公が叔母さんに言われている言葉は 私には身に沁みる痛さだったし、涙が出てきそうだった。
    主人公が「死刑囚が何年も生きることを許されるなんて執行機関は一体どうなっているの?」と言うんだけど、私自身もそう思ってた。
    夜神月ばりに死んで当然くらいに思ってた。

    なのに、いつの間にか死刑囚に感情移入していて、愚かな事をしたといくら後悔したところで許されることが決してなく、いつ執行されるか…どんなに最低な囚人だったとしても第三者からの情報しか流れないのだから、それが真実とは限らないんだなって。そう思える。

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    2012年06月12日
  • 鉄楽レトラ 2

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    前作読んで、続きが気になったのでそわそわしつつ購入。
    一巻の荒さが減って、パワーダウンした分こまかい所に手を入れる前の助走に力を入れたのかなと思った。
    シチュエーションがわざとらしいところはあるけど、なんとなく主人公に共感して元気をもらえた気がする。

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    2012年05月02日
  • 私たちの幸せな時間

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    何回読んでも泣いちゃうなぁ……。
    加害者に対しては、やっぱり憤りを感じざるをえないけど、なんともやりきれない。。。

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    2012年04月28日
  • 鉄楽レトラ 2

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    これほど心に痛み入る人間ドラマを描ける人は数少ないであろう。
    妹は良い子だなぁ本当に。
    ああいう家族の雰囲気だったり、妹との距離感であったり、この絶妙で巧妙な空気感を醸し出せるのは本当に凄い。
    そして好きです。

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    2012年04月16日
  • 鉄楽レトラ 2

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    ☆5つじゃ足りないです。

    主人公やヒロインの複雑な気持ちが入り交じった希望や葛藤、例え家族であっても触れられたくないデリケートなところ、誰しも思春期に一つくらいは持っていたのでは無いでしょうか。
    学生時代の私は主人公と同じように悩み、同じように足掻きました。目を閉じ、耳を塞ぎ、立ち止まっていても自分を取り巻く環境は何1つ変わりません。
    今、人間関係や将来の夢について悩んでいる人は読んでみて下さい。
    自分には関係ない、まるで縁が無いと思っていた、意外なところから光が見えるかもしれません。

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    2012年04月15日
  • 鉄楽レトラ 2

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    ネタバレ

    佐原ミズの描く登場人物たちは、ゆっくりでも着実に前に進んで行く。

    1巻に引き続き、なまりちゃんがすごく良い子だった。
    宝と、鉄宇が、いつ再会するのか。

    社交ダンス部を舞台にした『BUTTER!!!』(ヤマシタトモコ)とはまた違う魅力を放つ「踊り」を要素に取り入れたマンガだと思う。

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    2012年04月13日
  • ほしのこえ

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    映画版未視聴だけど佐原さん目的で読ませていただきました。
    ひとつだけ残念だったのは戦闘描写。慣れてないのかな?
    まあそこ以外は完璧すぎて言うことは無いです。

    このどうしようもない程の距離感というのでしょうか、この切なさはかつて観た『秒速5センチメートル』や『最終兵器彼女』で味わった切なさを彷彿とさせてくれました。

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    2011年10月31日
  • ほしのこえ

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    あたしと新海誠を出会わせてくださった一冊です。
    表紙に釣られて買いましたが、ここまっで釣られてよかったと思う漫画はありませんね。よかった。

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    2011年10月24日
  • 鉄楽レトラ 1

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    見たくないところ見せつけられてる感じで読んでるとなんか苦しいんだけど、気になって全部読んじゃう。
    久々にこの人のコミック読んだけどやっぱり好きだなぁ。
    妹の話のところは半泣きになった。
    この中ではマフラーが1番好きだな!

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    2019年05月29日
  • ほしのこえ

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    マイガールがきっかけで作家買いしましたが、これもすごく、いい・・・!
    原作アニメ(映画)も視聴済みですが、漫画ならではの表現や雰囲気もたまらなかったです。
    切ないけどあったかい作品。

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    2011年07月11日
  • 私たちの幸せな時間

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    これを最初に買ったのは大学1回生の時。高3の時に死にたいとばかり呟いていたわたしは、死にもせず、のうのうと進学した。それはあまり関係ないのだけれども、この本は誰にも必要とされていないということは死んでいるということと同じこと。だれかに必要とされた、誰かを必要としているからこそ生きたいと思うのだと死刑囚と自殺未遂の女性やりとりで思った。小説原作にありがちな「小説読んだらわかる、荒い要約」みたいなものではなくてこの一冊だけでも十分メッセージ性はあります

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    2011年06月05日
  • 私たちの幸せな時間

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    佐原ミズ先生は家にだいたいそろっていますが、
    何度読んでも最後のシーンで涙が滲んでしまう…情けないなぁ。

    木曜日が切なくなり、
    このピアノの女性の不器用さがすごくいとおしく、
    犯罪を犯した男性の温かさにくるおしさを感じます。

    本当に、誰かに読んで欲しい。

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    2011年02月19日
  • 私たちの幸せな時間

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    ネタバレ

    マイガールが有名な人ですが、わたしはスキマスイッチとのコラボのスキマ式がすごく好きになって追っかけるようになった作家さんです。

    この作品は、非常に気になっていたのですが、(映画にもなってるし、翻訳は蓮池薫氏だったりするしそれなりに話題でしたよね)もうあらすじ読むと、絶対にあることを超えなくちゃいけない。
    そこに絶対にいくに決まっているので、あまりにも重いでしょーってことで読んでなかったんですよ。

    マイミクの方が最近映画の感想を書いていて、あーやっぱり読もう。って思って読みました。

    読んでよかった。
    でもすごくつらい。
    佐原さんの透き通るような絵が作品の雰囲気にあってます。
    だからこそ、祐

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    2011年02月05日
  • 私たちの幸せな時間

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    読むと切なくて苦しくなるから敢えて読まないでおく...という本がいくつかある。
    まさにこの本はそうだ。
    元々死刑制度に関心があった私は、更に興味が深まった…と同時に、2人の叶わない願いに切なくなった。
    生きる希望を見つけたのに、生きられない、また、残される者の苦しみが分かったような気がする。

    ただ切ないだけではなく、考えさせられる漫画だった。

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    2010年12月26日
  • 私たちの幸せな時間

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    数年ぶりに漫画で泣きました。

    毎日、なんの不便もなく暮らしている私が「死にたい」と言って過ごした1日は、「生きたい」と願っても、叶わなかった人の1日。

    心に傷を負った、不器用過ぎる2人の切ない愛

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    2010年12月21日
  • 私たちの幸せな時間

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    読む度に、生きる意味や自分の価値について考えます。
    そして、最後で必ず涙が溢れます。
    生きていればきっと
    誰かに必要とされるのかな、と思いました。

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    2010年11月30日
  • 私たちの幸せな時間

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    自殺未遂を繰り返す女性と、死刑が決定している囚人。
    叔母の薦めでそんな彼と話をするという役目をひきうけたけれど…



    久々に自然に泣けた漫画
    一冊の中に込められた想いがとても純粋
    ぼろぼろと涙がこぼれた

    明日を見ながら、希望を持ちながら生きること
    この二人にとってはそれが生き甲斐でもあって
    何よりも辛いことかもしれないけど
    間違いなく幸せだったんだろうと思う

    絵も好きだし、話も素敵
    この作者はいつも言葉選びとか、コマが絶妙だと思う
    小説があるそうなので読んでみたくなった

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    2015年06月25日
  • 私たちの幸せな時間

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    読んでいる途中で、ぼろぼろと涙を流してしまいました。
    皆誰かのことを想っているだけなのに、どうしてこんなに悲しいことになってしまうのでしょう。
    とても切なかったけれど、心が優しくなれる作品。

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    2010年11月09日
  • ほしのこえ

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    佐原ミズという作家さんを知った作品です。
    高校一年生くらいの時に秒速→ほしのこえ→漫画→すごい綺麗!
    と辿り着いたような気もします。覚えてないのが悔やまれる。
    でも衝撃が強くて「あ、この人だ!」っていう。
    好みの絵を描く人を発見した時の喜びって、すごいですよね。

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    2012年10月25日