佐原ミズのレビュー一覧
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ネタバレ出会えて良かったね、と。
「…そういえば鉄宇と宝、まだ再会してなかったっけ…」と今更気づくくらい、お互いを思っていたのにw
前巻までの話でようやく自分を認められるようになった鉄宇。そして仲間達。
だからそのきっかけをくれた宝に自分を見せたい、ただそれだけだけど。
正直、怪しい人物、と評されてる鉄宇だけどw
踊ってる時の彼は本当に凛々しい。
そんな自分を見せたい、と思えるのは、本当に幸せな事だなぁ…と。
上手く生きる事は難しいけれど、ほんの少しでもマシな一日がくる事があるのなら、明日も待ち遠しく思える。
そんな彼らの日々が眩しくて羨ましい。
…しかし……男の嫉妬は怖ぇなぁ…w -
Posted by ブクログ
ネタバレ失敗と成功の違いはなんだろう? 挫折は後悔するしかないものだろうか?
成功者と呼ばれる人はたくさんいて、その人達は人生に成功しているのだという。…でも本当にそうだろうか? その人生は幸せなのだろうか? 成功しなかった人達は失敗した人達で、その人生は不幸なのだろうか?
少なくとも、鉄宇達は森野先生の人生を肯定してみせました。
失敗など無かったと。鉄宇達は先生に出会う事が出来て幸運だったと、踊り切って見せました。
絶対的な価値など無い以上、幸せは人生の数だけあります。ある人から見れば不幸せでも、別の人には幸せ。ある時には不運であったとしても、時が経てば幸運になるかもしれない―
自分達では -
Posted by ブクログ
ネタバレなんだか切ない。
ようやく、生きるための目的ができたとたん・・・。
子供が苦しむ理由はやっぱり親なんだよね
理由を探せばもとはやっぱりそこ
不幸な生い立ちの影に苦しむ理由は結局はそこなんろう。
彼らが悪いんじゃない
彼らの出会いはやっぱり必然だったんだろうし
洗礼を受けたシーンで、ただ手に触れただけのシーンなのに、こんなにも心が震え、感動してジーンとするなんてと思うほど、逆にこんなことにさえこんなに感動するなんてとビックリするけれど、だけどそんなシーンに血が通う感覚、人間らしさをみて、夢も希望もないまま生きてきた意味さえ見いだせず刑を執行されなくてよかったとさえ思った。
普通の少女マンガのラブ -
Posted by ブクログ
ネタバレこの巻の表紙に一目ぼれして1巻から読み始めたのだけど、やはり何度見ても素敵な表紙だなぁと思う。ちゃんと年をとっているのに、すごく可愛らしくて魅力的な表紙。
5巻は中身も濃くフラメンコ三昧。頑張る3人がまぶしい。何か夢中になれる事を持っているってすごく素晴らしい事なんだよな、と改めて思う。そしてモチベーションを維持してくれるのは優秀な指導者なんだよなぁと思う。
そして鉄宇のアレグリのシーンは何度も読んで何度も泣いてしまった。人生は積み重ね。失敗なんて物は存在しないんだなぁと思う。
疲れた時に読むと絶対に元気になれる漫画。この表紙のおかげで良い作品に出会えた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ5巻の躍動感溢れる老婦人の表紙に惹かれてつい1巻を購入。
これはすごく当たりだった。
絵も感情表現も非常に丁寧で、ついつい主人公に感情移入してしまう。それだけにちょっと読んでいて辛くなってしまう所もあった。
自分のダメさを認められずに、学校裏サイトに書き込むようになった主人公鉄宇。また、悔しさから思わず暴力を振るってしまった鉄宇に対して、わざと聞こえるように「死んでこい」という辻村。実に現代的なひねくれ具合だなぁと思う。
両方ともが多分そんなに重い気持ちを込めてやった事ではないと思う。鉄宇はただ単に悔しかったから裏サイトに書き込んだんだろうし、辻村は暴力を振るわれて頭にきたから「死ね」とい -
Posted by ブクログ
今回は恋愛ネタ。
盛り上がってきています。
<備忘録>
それまでの私の毎日ときたら、朝起きても一日自室に籠るか...たまに外へ出掛けてみても、特にやることもない...。
目的を持って歩いている人たちとは、もう同じように歩けないだと...。
同情されると益々自分が憐れに思えて、友人や孫の言葉すら避けるようになった...。
そんな時よ!あの子が来てくれたの!
頼れる所がここしか見付からないって、僕にこの靴の使い方を教えてくださいって言われた時...
『目標を与えてやったぞ、さあもう一度生きてみろ』
って...。
そう言ってもらえた気がした。