佐原ミズのレビュー一覧
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鉄宇は、スペイン舞踊をすでに引退していた森野君枝(もりの・きみえ)のもとを訪れます。そんな彼の熱意が君枝の心にふたたび火をともし、彼女を動かします。
しかし、君枝は身体を痛めてしまい、彼女の孫で中学生の森野皐(もりの・たかし)という少年が、彼の指導にあたることになります。さらに鉄宇のクラスメイトの菊池英(きくち・はな)、市川円砢(いちかわ・つぶら)の二人も、鉄宇とともに学園祭でフラメンコ部の舞台に出演することになります。
後半は、銘椀の学校を訪れた鉄宇が、彼の背中を押してスペイン舞踊に打ち込むきっかけをつくった宝の姿を見かけるというエピソードが描かれています。
ほどよいユーモアがあって、 -
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中学時代、バスケット・ボール部で挫折を経験し、以後引きこもりになった一ノ瀬鉄宇(いちのせ・きみたか)という少年が、スペイン舞踊(フラメンコ)に出会い一歩を踏み出す物語です。
おなじバスケット・ボール部に所属する辻本(つじもと)という少年にケガを負わせてしまった鉄宇が、自己嫌悪で苛まれているとき、スペイン舞踊で挫折を経験し、彼とおなじような境遇にあった藤本宝(ふじもと・たから)という少女に出会います。そんな二人が、望んでもなしとげることのできなかったおたがいの夢を取り換えることで、ふたたび歩みだしていくことになります。
第1巻では、高校に進学した鉄宇が、ずっと彼のことを応援しつづけていた妹の -
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ネタバレ「願いを叶える」ということと、その代償の描き方が非常に興味深い。
作画の佐原ミズ先生に惹かれて購入。
色んな物語で「願い」と「その代償」について描かれていますが、この物語では何が「願い」なのか、「代償」は何なのか。
その辺が非常に繊細に描かれています。こうだ!と名言はされない。
確かに超自然的な現象ですし、どうしても主観によるところが大きいわけですから、本来「ふわっ」とした認識にしかならんはずなのですよねー。
そういう、「普通の人間が手に余る力を手に入れたらどうなるのか」という描写が面白いなぁと。
あと、主人公・希和のネガティブさが実にしっくりくるというか…(苦笑
ともあれ、とんでもな -
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描いたものを具現化する能力を持つ夜さんと同居人の昏、そして主人公の晨が心を通わせていく物語。
相変わらず絵がすごく好み。2巻完結です。以前見かけて気になっていたのですが、いざ買おうと思ったら近くの本屋にはどこも置いてなくて、大型書店に寄った時に2冊とも買いました。おもしろいか分からなかったからとりあえず1巻だけにするか迷ったけど、入手しにくいものほど欲しくなる不思議。
結果的には買っておいて正解でした。宣伝文句にもありますが、あたたかいお話です。ほんわか癒しキャラの夜さんや、王道ツンデレの昏とのかけあいが楽しい。でも、だからこそこれから展開していくはずだったものを無理やりまとめた感 -
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ネタバレお話的には恋がメインだけど、3人の友情がぐっと強くなってるのも見どころ。
市川君は本当にいい奴だと思うので、柚ちゃんとくっつかなくて良かったと思う。柚ちゃんは本当はいい子だとは思うけど、市川君は思い切り八つ当たりされるタイプだから、柚ちゃんみたいなタイプと付き合ったら振り回されて大変そう。
最後上手くまとまった感じに見えるけど、柚ちゃんカップルが幸せになるビジョンが見えないのが。
彼氏の方がたかり体質、浮気体質なのは事実だからそれこそDV受けながら「いいところもあるの」って我慢してしまうような人生が待ってそうで、何だか素直に応援できなかった。