佐原ミズのレビュー一覧

  • 夜さん 1巻

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    ネタバレ

    佐原さんのお話はどれも透明感があってほんわかあったかくて切なくて
    とても好きです。

    このお話もちょっとファンタジーでコミカルなところもありつつ
    温かいストーリーで、柔らかい絵柄とあいまってとても癒やされます。

    夜明けが来る時の「星が消えていく」という描写が
    美しくて、特に印象的でした。

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    2016年11月20日
  • うちの執事が言うことには(2)

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    ネタバレ

    上流階級、恐ろしいところ…(( ;゚Д゚))執事として許されるのかとは思うけど、衣更月の怒りのローリングソバットがとても痛快でかっこよかったです( ˘ω˘ )ただ、花穎のためかと思えば安定の鳳で笑ったw歪みねえw鳳は神ですね!

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    2016年01月04日
  • うちの執事が言うことには(1)

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    コミカライズ。原作は読みたいと思いつつ未読。18歳という若さで烏丸家の当主となった花穎を待っていたのは、最も信頼する執事の鳳ではなく仏頂面をした見知らぬ青年執事。もっと仲の良い主従を想像していたので、ギスギスしててびっくりした。でも嫌いじゃない^^ しかし、この作品のヒロインは鳳なのかな?花穎も衣更月も鳳の前ではしおらしくなるのが笑ったw

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    2016年01月03日
  • 神様のジョーカー(1)

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    ネタバレ

    「願いを叶える」ということと、その代償の描き方が非常に興味深い。

    作画の佐原ミズ先生に惹かれて購入。

    色んな物語で「願い」と「その代償」について描かれていますが、この物語では何が「願い」なのか、「代償」は何なのか。
    その辺が非常に繊細に描かれています。こうだ!と名言はされない。
    確かに超自然的な現象ですし、どうしても主観によるところが大きいわけですから、本来「ふわっ」とした認識にしかならんはずなのですよねー。
    そういう、「普通の人間が手に余る力を手に入れたらどうなるのか」という描写が面白いなぁと。

    あと、主人公・希和のネガティブさが実にしっくりくるというか…(苦笑

    ともあれ、とんでもな

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    2015年12月14日
  • 夜さん 1巻

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     描いたものを具現化する能力を持つ夜さんと同居人の昏、そして主人公の晨が心を通わせていく物語。

     相変わらず絵がすごく好み。2巻完結です。以前見かけて気になっていたのですが、いざ買おうと思ったら近くの本屋にはどこも置いてなくて、大型書店に寄った時に2冊とも買いました。おもしろいか分からなかったからとりあえず1巻だけにするか迷ったけど、入手しにくいものほど欲しくなる不思議。

     結果的には買っておいて正解でした。宣伝文句にもありますが、あたたかいお話です。ほんわか癒しキャラの夜さんや、王道ツンデレの昏とのかけあいが楽しい。でも、だからこそこれから展開していくはずだったものを無理やりまとめた感

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    2015年10月05日
  • 鉄楽レトラ 1

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    なんでもない日常を、とても綺麗に、大切なもののように、キラキラと描かれていて、素敵だった。
    一歩を踏み出すのは、ひとりよりもふたり、さんにんのほうが、強くなれる。
    誰かがいるから、頑張れることも、多いよね。

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    2015年06月22日
  • 鉄楽レトラ 6

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    もう少し読みたかったな~っていうのがあるけど、互いに想うふたりがやっと顔を合わせて、互いをこれからも支えていくんだろうなと思えた。
    やっぱり佐原さんの作品は温かいし、登場人物を愛してるのが伝わってくる。

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    2015年03月02日
  • 鉄楽レトラ 6

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    完結。
    いいお話でした。

    挫折して自信喪失している男の子と女の子。
    知らない間にそれぞれがそれぞれに前へ進む力を与えている。
    ずっとすれ違ってきたけれど、その完結編。

    欲を言えば、フラメンコの話がもう少し詳しく知りたかったな。

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    2015年02月12日
  • 鉄楽レトラ 4

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    ネタバレ

    お話的には恋がメインだけど、3人の友情がぐっと強くなってるのも見どころ。
    市川君は本当にいい奴だと思うので、柚ちゃんとくっつかなくて良かったと思う。柚ちゃんは本当はいい子だとは思うけど、市川君は思い切り八つ当たりされるタイプだから、柚ちゃんみたいなタイプと付き合ったら振り回されて大変そう。

    最後上手くまとまった感じに見えるけど、柚ちゃんカップルが幸せになるビジョンが見えないのが。
    彼氏の方がたかり体質、浮気体質なのは事実だからそれこそDV受けながら「いいところもあるの」って我慢してしまうような人生が待ってそうで、何だか素直に応援できなかった。

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    2014年06月11日
  • 鉄楽レトラ 5

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    自分に自信の持てない冴えない男子3人が、ふとしたことからフラメンコに出会い、少しずつ心を強くしていく物語。

    今までは、日常のいろいろな辛さから、フラメンコという対象に逃げていた3人が、目的を持って能動的に取り組みはじめたという感じ。3人が少しずつ逞しくなっていく。初めて「カッコいい」と思える3人の顔が見られた。

    続きを読むのはまたずっとさきのことになりそうだけど、続きが楽しみ。

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    2014年05月13日
  • 鉄楽レトラ 5

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    二人の優しい励ましと、怖いBOSSが印象的でした
    裏表紙の言葉の意味が最初わからなかったし、今も少しわからないけど、何回かゆっくり読んでいこうと思います

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    2014年05月13日
  • 鉄楽レトラ 1

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    相変わらず絵がきれい。
    丁寧に丁寧にバックボーンを説明した1巻で、これからどんな風になっていくのか楽しみ。
    それにしても舞踏ものだったのか……。

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    2014年04月26日
  • 夜さん 1巻

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    両親が離婚して祖母と二人暮らしをしていた晨(とき)だが、認知症がひどくなった祖母は施設へ入ることに。
    父母の元へ行きたくなかった晨は、ちょっとふんわりした美術の臨時教員・夜(いつや)の元へ身を寄せる。夜の同居人・昏(こん)と3人の生活が始まる。

    描いた絵に息を吹きかけると動き出す。そんな不思議な設定。
    昏がどんな女の子なのか、なんで二人暮らしをしていたのかさっぱりわからずミステリアスです。

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    2014年04月09日
  • 夜さん 1巻

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    傷ついた心を持った少年と不思議な力を持った絵の下手な美術教師が出会う。
    だんだん心を開いていく少年かわうい。
    あと、夜さんの描く絵は下手だけど味があって好きだなぁ~。
    過去は辛いものですがね…旦那さんの代わりではなく夜さんの支えになれればいいね、少年!
    あと、同居人さんは人外?

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    2014年03月15日
  • 夜さん 2巻

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    泣いた。家族について、友人について、様々な思いが詰まっていた。やや急ぎ足気味のような気がしたのでもう少しゆっくり進んでくれたらもっとよかったな、と。

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    2014年01月26日
  • 鉄楽レトラ 1

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    ネタバレ

    スペイン舞踊を題材に持ってくる目新しさが光ります。
    2人の親友との出会いから、過去の葛藤と向き合い
    そして殻を破ろうとする成長が
    キラキラしていて、いいな~と思います。

    唯一の難点は主人公の名前の読みにくさです。
    ここまでくると当て字と言っても過言ではないのでは?

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    2013年12月22日
  • 秘め事少女

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    秘め事を抱える沙耶。人を惑わせる雰囲気を持つ、歩もまた秘密を抱える少年だと知った時、ふたりの恋は生まれる。

    最初、劇中の世界の広がりを感じなかったのですが、それが後半いい具合に作用してくれたと思います。
    どこにも行けない、どこにも逃げられないという息苦しさが感じられて、中学生だなぁと思いました。ここの雰囲気は好き嫌いが分かれそうな気がします。
    ただ、ふたりの抱える秘め事が予想以上に私にとっては重かった……。

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    2013年12月20日
  • 鉄楽レトラ 4

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    好きな女の子にあしらわれ続ける市川君。その女の子はさらに別の好きな男にあしらわれている。どちらも純真な思いがために痛みを耐えている。そこまでするのはなぜかということが明らかになる。
    市川君の切なさは、この先、どうフラメンコに生きてくるのだろうか。

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    2013年08月30日
  • 鉄楽レトラ 4

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     どんなに理不尽でも関わっていたいと思う恋心が描かれた第3巻。

     関わり合い方。自分の好きな人が居たとして、その人には自分の良いところやカッコイイところだけを見せたいですよね。ただ、それは相手によって不快な気持ちや戸惑いの気持ちを浮かび上がらせてしまうこともある。今回、市川は自分に対して自信がないものだからこそ柚の気持ちを理解し支える形を選びます。自分の中の好きを自分で否定せず、変わらずいることを続ける市川はとてもカッコ良かった。人との関わり合い方は千差万別、十人十色ですが自分を信じすぎず疑い過ぎずいたいです。

     自分らしく選択しても悔しいものは悔しいもので市川くんの涙や最後の笑顔はなかな

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    2013年07月19日
  • 鉄楽レトラ 4

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    それぞれの孤独やトラウマを抱えた少年たちのフラメンコのお話。

    自分には何の価値もないと思っていた主人公。でも、実は、彼の行動が昔であった少女や、フラメンコの先生である老婦人に、再出発の勇気を与えていることを知る。辛い人間関係に押しつぶされそうになっている、同じような仲間が、いつの間にか集まっていく。

    4巻では主人公たちが、ほんの少し、少しずつ少しずつ、心を開き、自分の足で前に進もうとしている姿が見られて、なんだか嬉しい気持ちで読み終わりました。

    フラメンコという題材を扱っているけれど、スポ根っぽいものではないのがこの物語のよいところかも。スポ根系も好きだけど、佐原さんの絵には優しい心の動

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    2013年07月13日