あらすじ
自分に自信のもてない少年の片想い。
そして相手の少女も別の男に片想い中…
花火大会とともに近づく人間関係の結末は…!?
切なく眩い青春譚――第4巻!!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今回は恋愛ネタ。
盛り上がってきています。
<備忘録>
それまでの私の毎日ときたら、朝起きても一日自室に籠るか...たまに外へ出掛けてみても、特にやることもない...。
目的を持って歩いている人たちとは、もう同じように歩けないだと...。
同情されると益々自分が憐れに思えて、友人や孫の言葉すら避けるようになった...。
そんな時よ!あの子が来てくれたの!
頼れる所がここしか見付からないって、僕にこの靴の使い方を教えてくださいって言われた時...
『目標を与えてやったぞ、さあもう一度生きてみろ』
って...。
そう言ってもらえた気がした。
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市川君がトケをやる事になりそうなお話ですね。
トケという用語はフラメンコのギター演奏の事、この本を読んで知った言葉です。
今巻は市川の物語、皆を支えになるためにギターを始めようとします。バイト先で色々ありギターを手にします。
もくじの挿絵がとても好きです。本編には存在さえしていないシーンですが、本編でも出てくるかのような存在感のある絵でこの巻もとても好きです。曇った感じが作品にいい味を与えていて好感も持てますね。
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今回も皆頑張ってる。
先生も高校生も中学生もバイト仲間も。
宝ちゃんもすてきだった。男の人に立ち向かうのは怖かったろうにね。
市川君はバイトで痩せてきたし、これからギターも頑張るだろうし、なんだかんだでどんどん格好良く変身していきそう。
Posted by ブクログ
今回は、鉄宇たちの夏休みが描かれます。メインになっているのは、彼氏に冷たくあしらわれながらも彼のことをあきらめられない柚(ゆず)という少女と、彼女のことを一途に想いつづける市川くんの恋物語です。
結末は市川くんがかわいそうですが、彼が柚の逃げ場所になって交際がスタートしたとしても、あまり二人にとって幸せな道筋は想像できませんし、これはこれで仕方がなかったのかな、という気がします。
Posted by ブクログ
お話的には恋がメインだけど、3人の友情がぐっと強くなってるのも見どころ。
市川君は本当にいい奴だと思うので、柚ちゃんとくっつかなくて良かったと思う。柚ちゃんは本当はいい子だとは思うけど、市川君は思い切り八つ当たりされるタイプだから、柚ちゃんみたいなタイプと付き合ったら振り回されて大変そう。
最後上手くまとまった感じに見えるけど、柚ちゃんカップルが幸せになるビジョンが見えないのが。
彼氏の方がたかり体質、浮気体質なのは事実だからそれこそDV受けながら「いいところもあるの」って我慢してしまうような人生が待ってそうで、何だか素直に応援できなかった。
Posted by ブクログ
好きな女の子にあしらわれ続ける市川君。その女の子はさらに別の好きな男にあしらわれている。どちらも純真な思いがために痛みを耐えている。そこまでするのはなぜかということが明らかになる。
市川君の切なさは、この先、どうフラメンコに生きてくるのだろうか。
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どんなに理不尽でも関わっていたいと思う恋心が描かれた第3巻。
関わり合い方。自分の好きな人が居たとして、その人には自分の良いところやカッコイイところだけを見せたいですよね。ただ、それは相手によって不快な気持ちや戸惑いの気持ちを浮かび上がらせてしまうこともある。今回、市川は自分に対して自信がないものだからこそ柚の気持ちを理解し支える形を選びます。自分の中の好きを自分で否定せず、変わらずいることを続ける市川はとてもカッコ良かった。人との関わり合い方は千差万別、十人十色ですが自分を信じすぎず疑い過ぎずいたいです。
自分らしく選択しても悔しいものは悔しいもので市川くんの涙や最後の笑顔はなかなかくるものがありました。様々な苦難が待っていそうな三人組ですが、化けれるような展開になるよう頑張って欲しいです。しかし、表紙の市川くんかっこ良すぎるでしょこれ。
Posted by ブクログ
それぞれの孤独やトラウマを抱えた少年たちのフラメンコのお話。
自分には何の価値もないと思っていた主人公。でも、実は、彼の行動が昔であった少女や、フラメンコの先生である老婦人に、再出発の勇気を与えていることを知る。辛い人間関係に押しつぶされそうになっている、同じような仲間が、いつの間にか集まっていく。
4巻では主人公たちが、ほんの少し、少しずつ少しずつ、心を開き、自分の足で前に進もうとしている姿が見られて、なんだか嬉しい気持ちで読み終わりました。
フラメンコという題材を扱っているけれど、スポ根っぽいものではないのがこの物語のよいところかも。スポ根系も好きだけど、佐原さんの絵には優しい心の動きの物語が合ってる感じがする。
そして、全然知らないフラメンコの世界を、少しずつ知ることができるのも面白い。
Posted by ブクログ
成長する夏。
いろんなものを見て、感じて、それがきっと自分の『核』になるから……そんな思いが詰まった4巻。
置いてきてしまった自分の夏が切なく懐かしく……もったいない過ごし方をしたなぁと、オバちゃんは邂逅するのですw
Posted by ブクログ
最新刊。これで踊りと歌とギターと揃いました、と言う展開。どんな理不尽な関係でも関わっていたいと思う辺りが恋なのかも。もう少し男子頑張れ、と言う回でした。
Posted by ブクログ
最初んとこの自転車のカラー挿絵から、いろいろ想像したんだけども。
ま だいじょぶ、市川くん。
失恋のいっちょもカマしてこそ、ひとは大きくなるのだよ。
ああ カラダは細くなったとしても。(笑。
宝ちゃんとも仲良いことやし、柚ちゃんのおねぃちゃんの椿ちゃん、
いずれ絡んで来たりしないのかな?
って ちょっと期待。
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菊池くんが案外フツーにベースケだったりで
彼が一鉄宇くんのおともだちであることに、ちょこっと安心。
善哉善哉思春期万歳
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しっかし
なさけない男の子って
なんでこうも愛しく感じられるんでしょねぇ。
ふふふ。