寺島実郎のレビュー一覧
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寺島実郎氏の見識レベルは今の日本では突出している。国内問題を世界の視点で分析している。三井物産のバックアップがあるのだろうか?対抗できるのは大前研一氏ぐらいか?本書により、そして著者には、もはや一国問題といえども世界の視点が不可欠と思い知らされた。
1.米国の衰退 中国の追い上げ 同盟国の衰退
GDPの世界シェア推移が国力を表す。米国のシェアはそれほど落ちていないが、先進国Gは大きく衰退。それが新興国の発言力を高めている。
2.世界史のダイナミズム
ギリシア文明→イスラムが継承→十字軍で欧州に戻る
⇒ルネサンスへ
世界はダイナミズムで繋がっている
世界と世界史の知識が必要
3.インドの存在感が -
Posted by ブクログ
ネタバレ『ユニオンジャックの矢』で英国流の世界戦略、『大中華圏』でアジアで力を持つ華僑パワーを記述し、続く本書が3部作の完結編という位置づけです。世界に広がるユダヤ・パワーに焦点を当てたもので、著者が三井物産時代の体験も踏まえており、大変興味深く読みました。
いわゆる「ユダヤ陰謀論」とは全く異なり、帯にあるとおり、「体験的ユダヤ・ネットワーク論」。やはり、世界の要所要所にユダヤ・パワーありということがよくわかります。石油ショックの時に、富士重工業のみがアラブ市場を捨てて、イスラエルへと進出したことから、ユダヤ人には「スバルはベンツと並ぶ名車」と語られ、「スバルの星はダビデの星につながる」と、いま -
Posted by ブクログ
2020/04/28寺島実郎日本再生の基軸
日本の世界におけるシェアを占める地位
1988年は16% 2018年は6%に下落2050年には1.8%になると言う(三菱総研男)
アベノミクスはマネーゲームであり実業である産業と技術そして研鑽と蓄積を直視しない
リーマンショック後の金融資本主義債務の肥大化
資本主義の死に至る病
IT革命は世界を救えるか?
日本の内向「今ここ私」
次の時代を見据えて大きな構想が必要
勤労者世帯可処分所得のマイナス
1997年がピーク2017年は760,000円も低い楼台6労働分配率の低下と社会保険料等の増加社会負担の増加による
これでは個人消費は伸びない
不自然な株 -
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ネタバレ世界の事情…それはアメリカだけではないんですよ。
その他の世界をいかに知るかが
視点を広げることにもつながるのです。
著者はそんな世界の荒波にもまれた方です。
何せ情勢の大変に悪い
中東に赴くことになったのですから!!
(そこで行われていたプロジェクトはいろいろな問題から
巨額の損失で終わってしまいます…)
悲しいことに著者はそこで
情報の大事さをいやというほど痛感するのです。
世界を知るためのアドバイスとして
本を読んで視点を広げることを上げています。
実をいうとこれに似た手法、使っています。
ものすごく時間はかかりますが、視点が広がり
共通項も出てきたりと面白いですよ。
読めて非常 -
Posted by ブクログ
"これから社会に巣立つ学生に向けた人生訓。社会に出てさまよっている人にもお勧めの本。
大学生になった甥っ子に進呈したいと思った。
世の中の読み方の一つを学べる。たとえば、アメリカという国を知りたいと思ったら、日本とアメリカ、中国とアメリカ、韓国とアメリカというように様々な国々との関係を見つめるということを言っている。
日本という国が世界でどのように見られているかも意識して生きていかないといけない。
特に、今後企業はグローバルな市場でビジネスを進めていくことになるし、国内にいてもコンペチターは諸外国企業だ。広く世界の動きを見つめて自分がどんな立ち位置にいたいのかを決めること。そのうえで -
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【広く,深く,また広く】エネルギー問題を端緒として国際情勢分析に向き合い始めた著者が,自身の歩みを記しながら,中東地域を始めとする国際情勢の行く末を見通した作品。著者は,三井物産戦略研究所会長や日本総合研究所会長を歴任された寺島実郎。
中東や国際情勢を知るための本という側面もありますが,それ以上に,中東地域に日本として政治的に関わり始めざるを得なくなった世代の第一人者が,どのように中東や国際情勢を捉えていたかという点を知るために最適の一冊。日本の外交に関する見方に関しては賛否が分かれるところもあるかと思いますが,歴史的資料としても今後用いられることになるのではないかと思います。
〜歴史に -
Posted by ブクログ
団塊の世代がこれからの日本の重要な役割を積極的に担うことが肝要であること説いている好著だ.筆者と同い年なので,数多くの記述に納得できるものがあり楽しめた.アジアの中で日本が"浩然の気"を持つだけの素地はあるが,そこまで到達していない要因を,この世代がもつ"私生活主義"と指摘しているのも肯ける.食料の自給を最後に取り上げて,「食・農」がこれからのキーワードとしているのも,適切な着眼点だと感じた.1945年にタナボタ式に与えられた民主主義を美濃部達吉らが正当に理解していなかった事実は,未だに憲法を理解していない現総理の言動を示唆しているようだ.
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Posted by ブクログ
【本の内容を一言で】
偏った世界観だけでなく、違った目線から世界を「能動的に」知る必要性がある!
【内容まとめ】
1.「アメリカ・フィルター」通しの偏った世界観だけでなく、違った目線から世界を知る必要性がある!
2.「ペリー来航」が近代史の始まりではない!
3.中国をバカにしてはいけない。見習うポイントは勿論、多大なる恩があの国にはある!(ただ心酔しても駄目、やられる。)
4.agree to disagree:「賛成はできなくても、相手の主張の論点は理解した」という姿勢
5.マージナルマン(境界人):複数の系の境界に立つ生き方
【感想】
7年前にリーダーから教えてもらった本で、未だに -
Posted by ブクログ
著者の「世界を知る力」に引き続いて読んだので、多少重複部分はあったが、またしても今までの自分の価値観に照らして腹落ちした部分が多く、自分の人生観を検証する意味でも、いい読書でした。
そのポイントは、一つは「素心」でいること。何事も、謙虚さを持って、ヒトや物事に対面することの重要性。
もう一つは「情報」の解釈として、「情けに報いる」ということ。当然ながら、ヒトとの情報共有の前提として、いかに相手を信頼できるかということ。本書で明記している「こいつには、他のヒトより早く本気で伝えてやろう」と相手に思わせる人間的魅力をつけること。
この言葉には、身震いさえしました。
私も、人間的魅力と高尚な知性を兼 -
Posted by ブクログ
自分の目で見て、現場に行って声を聞いてくること。観察すること。それによって見えてくる。どちらにしてもフィルターがかかるが、アメリカというフィルターなしでみられれればそれにこしたことはない。
1805年に通商関係をロシア側の要求を断って、蝦夷地域(今の北海道)の警護を命じているところがすごい。
そして1806-1807年に度々ロシアの船が樺太、利尻などに来航すると。そしてウラジオストックって訳すると「東を征服せよ、支配せよ」って意味ってすごいなあ。
それとあわせてどんどん北海道を屯田兵という形で開拓し、極東ロシアも1)農業移民という形2)ロシア革命の見せしめ 3)ヒトラーのソ連侵攻の見せしめ の