寺島実郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
このタイトルに関する内容が書いてあるのは第1章のみだったような印象。
それ以外は、これからの日本ないしは国際社会についての未来予想図や、評価されるであろうビジネス形態などが著者の意見として述べられていた。日本の武器は技術力のみである!みたいな。
全体としては求めていた内容と少し違ったが、第1章50ページは参考になる部分が多かった。
目の前のことに懸命に取り組むことで現状は打破できる、働くことを通して世の中や時代に関わり歴史の進歩に加わる、職業に貴賎なし
「事実かどうかではなくそのような思いを心に抱いて生きることが大事」っていうところ大事。
本の内容とは関係ないが「職業に貴賎なし」という言葉を -
-
-
Posted by ブクログ
今この本を検索した際、前作も一緒にヒットして、再確認してみたけど、やっぱり星5つ付けてた。で、それならばってことで、次回作にも手を出してみた訳です。でもこれは期待はずれ。前回もこういう系統の内容だっけ?って首を傾げてしまった。広い意味でいうと、今回の震災の経験を通して世界に目を向けよう、ってメッセージかもしらんけど、正直、タイトルと内容の齟齬が目立ってしまっている。前作にあやかりたいという魂胆が見え見えだし、こんな内容だったらいっそのこと、原発関連書籍ってことをもっと前面に謳うべきじゃないか。という訳で、かなりの流し読みになったけど、タイトル抜きに考えても、充実しているとは言い難い内容でした。
-
Posted by ブクログ
日本総合研究所会長の寺島実郎氏の著書。
この本が書かれたのが2009年11月で、読んだのが2013年6月と少し反則な感じはありますが、感想を。
戦後アメリカというフィルターを通してしか世界を見れない日本人という基本的な見解には同意します。
現状、日本はかなり偏った立ち位置にいるは事実と思います。
説明のために色々な過去のエピソードを紹介していますが、色々と新しい知識を得ることができました。
ただ、この本自体を読んでいくと寺島フィルターを通して世界を見ている気がします。
民主党政権しかり。
余談ですが、鳥の目、虫の目を引用した大手の経営者は大きな失敗をしました。
結局、人間は自分を通してしか -
Posted by ブクログ
ネタバレ膨大なデータが入っているので読んでいて楽しい。幸せの指標も様々だなあと実感。デンマークという国に興味津津。これからこの国について調べてみようと思う。
ただ数のデータを分析するのだからそれぞれの指標について分析するだけじゃなく、それぞれのデータの因果を関係を調べて幸福のタイプを分類するとより都道府県は目指すところがはっきりするんじゃないかな?
だって1位の長野と2位の東京じゃあ幸福の質というか系統が違う気がするのよね。それぞれが限られた予算の中で指標を上げるように努力するなら主要5項目とあとはいくつかに予算を集中させる必要があると思う。これからどんどん発展してほしいなと思う。
どうしても気にな -