寺島実郎のレビュー一覧

  • 世界を知る力 日本創生編
    3.11以降、これからの日本がどのような方向に向かっていったらいいのかというような、ヒントが詰め込まれてます。
  • 問いかけとしての戦後日本と日米同盟
    本書は三井物産に長らく在籍し、商社的観点から戦後を考察し、将来の指針を提言した寺島実郎の著書である。
    「○○の政策でGDPxx%押し上げ」などの昨今のエコノミストと異なり、大きな視点で物事を考えられる1冊である。
    本書においては戦後日本、世界潮流、時代認識の3つのテーマにおいて、それぞれの時代の特徴...続きを読む
  • 世界を知る力 日本創生編
    日本総研の理事長、多摩大学学長、三井物産戦略研究所会長である寺島実郎さんの書。

    テレビのコメンテーターで何度かお見かけしたことがあり、著作を読んで見たいと思った方だ。

    本書は、大震災により日本人が不安、苦悩、孤独感にさいなまれていることに対し、歴史を振り返りながら日本復興の方策について熱く語る。...続きを読む
  • 世界を知る力 日本創生編
    前作『世界を知る力』が売れたのでその続編ってか。タイトルには「?」

    さて中身。
    寺島さんが宗教を語るとは意外であった。

    メインは4章、5章。
    寺島さんの思いが書かれている。

    日本国民が参画できるような政策を。
    まさにその通りだと思う。

    上から目線で復興のための増税よろしくって言われてもね。
    ...続きを読む
  • 世界を知る力 日本創生編
    著書が伝えたいことは?
    日本人に問われているのは、根拠のない自己過信や無原則な一億総懺悔ではなく、筋道立った思考の再起動である。創造の為には、深い洞察が不可欠である。遠く時間の経過を振り返り、深く問題の本質を考える視座なくして、真の創造はありえない。その視座が、広く深いほど、未来への構想は中身の濃い...続きを読む
  • 問いかけとしての戦後日本と日米同盟
    雑誌『世界』の連載よりオンラインジャーナルを聴いていたので概要は理解していた。改めて活字で確認している。
  • 脱9.11への視座
    小泉元首相、ブッシュ、そして団塊の世代への批判の書でもある。
    浅知恵ほど迷惑なものはない。

    痛快!
  • 正気の時代のために
    「脳力」とは、物事の本質を考え抜く力。南方熊楠が使っていた言葉。
    思考停止に陥らないためにも「脳力」を駆使しなければならない。
  • 日本でいちばんいい県 都道府県別幸福度ランキング
    投票率75%以上。島根、鳥取、長野、石川
    投票率65%以下。千葉、沖縄

    小中学生の学力上位。秋田、福井、富山、石川、青森。
    大学進学率。京都67、東京65.4。沖縄36.6、岩手40.1。

    若年完全失業率。14%沖縄、12.4青森、10.5高知、10.4宮城、奈良、徳島、福岡、福島で高い。
    生活...続きを読む
  • ダビデの星を見つめて 体験的ユダヤ・ネットワーク論
    華僑、ユニオンジャック、ユダヤ。

    世界中にネットワークを張り巡らせる中華民族、大英帝国、ユダヤ民族。

    寺島さんの三部作の最後がこの本。



    ユダヤの歴史、イスラエルの歴史にページが割かれる。

    あまり頭に入らなかったが、ロスチャイルドの五本の矢の話は面白い。

    ユダヤの国際政治学者、キッシンジ...続きを読む
  • 世界を知る力
    少し古い2010年の書籍にはなるが、現代を生きる人間にとって必要な世の中を見る力、世界観を教えてくれる。筆者は若かりし頃に三井物産に勤め海外転勤を繰り返した事から、海外から見る日本の視点についてあるべき姿を示してくれる。日本人は内に閉じこもりがちなのは、黒船来航まで鎖国を維持して外国文化の流入を制限...続きを読む
  • 何のために働くのか 自分を創る生き方
    就活生の自分にとっては、学びになりました。

    企業を見る時のポイント
    ○ビジネスモデル
    ○自分はこの会社に何を交換できるのか

    働くこととの究極の意義
    ○カセギ 経済的
    ○ツトメ 社会貢献度


    自分の仕事で歴史を変えられる
  • 世界を知る力 日本創生編
    主に東関東大震災後の日本のあり方について寺島さんの思いを書かれている。親鸞、最澄、空海等から始まり、日本人論としてもおもしろい。
  • 世界を知る力
    どうも鳩山政権寄りの論調だなと思っていたら、鳩山首相のブレーンなんだなこの人。

    加藤周一氏の言葉はよかった
  • 世界を知る力 日本創生編
    19日に日立製作所のイベントで寺島氏の講演会を聞いたこともあり、より氏の理解を深めるために本書を読んだ。歴史を振り返りながら、どのような心持で震災後の復興をしていくべきかを述べている。学者みたいに過度に理屈っぽくないところに好感が持てた。
    「後代の負担を可能な限り少なくする無利子国債を提案したい…」...続きを読む
  • 何のために働くのか 自分を創る生き方
    このタイトルに関する内容が書いてあるのは第1章のみだったような印象。
    それ以外は、これからの日本ないしは国際社会についての未来予想図や、評価されるであろうビジネス形態などが著者の意見として述べられていた。日本の武器は技術力のみである!みたいな。
    全体としては求めていた内容と少し違ったが、第1章50ペ...続きを読む
  • 何のために働くのか 自分を創る生き方
    元物産マンの寺島実郎氏の著作。以前、講演会に参加し、主体的に社会との関わりを持ち、積極的に自分の考えを発信する同氏に刺激を受けた。本書を読み終えた時には、その時と同じような刺激を得ることができた。元気になれた。
  • 何のために働くのか 自分を創る生き方
    かせぎ(金銭的)とつとめ(社会的)
    社会から不幸な境遇を少しでも解消し、一歩でも前に進める
    素心をもつ

    確かにそう思うよ
    でもこの変化著しく、ネット情報に振り回される世の中で、どこまでここまで考えて就職活動できる人がいるか。。
    今でも自分はできていないかなと。
  • 何のために働くのか 自分を創る生き方
    働く目的は「カセギ」(経済的自立)と「ツトメ」(社会参画)
    内村鑑三の名言「誰もが後世に遺せるものは、高尚なる生涯である」(『後世への最大遺物』より)
  • 全47都道府県幸福度ランキング 2014年版
    主観的な概念である幸福感に客観的なランキングをしようという果敢な取り組み。60項目の指標により分析を進める。計算の基礎は公開されている統計データ。プライオリティは一面的価値観にすぎないと割り切り、数値は加重平均ではなく単純平均で算出している。指標をこれまでの55から60へ増やすなど、変化し続ける幸福...続きを読む