寺島実郎のレビュー一覧

  • 世界を知る力

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    テレビでもおなじみ、日本の知の巨人・寺島実郎の一冊。新書ということで分かりやすく書いてくれているがけっこう内容的には深い。言いたいこととしては戦後教育や戦後のマスコミ報道により日本の歴史感・世界観はだいぶ歪んでしまっているということ。この事実を知っているか知らないか、だけでも世界と話をするときの心構えは変わってくる。自分が知らなかったロシアと日本の江戸時代の話などは非常に興味深かった。もう少し難しい本を読んでみてもいいかも。

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    2012年08月14日
  • 世界を知る力

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    遅ればせながら寺島氏著作に触れた。アメリカを通しての視点ばかり、と云うのは明示されなくとも感じ取れてはいたが。過去自分が読んできた他書物からは拾い得ていなかった歴史、事実を知ったことは収穫だった。
    以下は本文メモ。
    江戸期の日露接触、平城京のユーラシア歴史的連携、国際人空海、中華民族の歴史的成果、ユニオンジャックの矢、世界を変えたユダヤ人、無から有を生み出す力、戦後中国に向かうはずだった投資支援が日本に、分散型ネットワーク時代に円融自在の東洋思想、日本はアジアとアメリカをつなぐ架け橋の役割、世界レベルのシンクタンクと通信社がない日本、過ちを繰り返しませぬからにみられるあいまいな戦争定義、agr

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    2012年08月12日
  • 世界を知る力

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    政治や経済に関して全くの素人なので、入門書のようなつもりで読んだ。とてもわかりやすくて文章表現も親切だ。入門書としてちょうど良かったと思う。

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    2012年06月03日
  • 世界を知る力

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    アメリカ的フィルターを通した世界認識に影響されてませんか?ちゃんと世界を総合的、体型的に見れてますか?という話。

    特に最近は情報の断片化を強く感じる。場合によっては大きく歪められた世界像しか見えなくなることも。
    情報過多の波に翻弄されて本質にたどり着けない、そんな状況。

    だからこそ様々な本に出会い著者の見識に触れ、じっくりと本と会話する時間が必要だなと思う。そして体験。何より肌に感じていきたい。

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    2012年06月01日
  • 世界を知る力 日本創生編

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    自分の頭で考える道筋をつくってくれる本。3.11という未曾有の大災害が起きた今こそ、日本人として取るべき行動を考えるきっかけになった。

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    2012年05月16日
  • 世界を知る力

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    ネタバレ

    アメリカを通さずに広く世界を見る必要性、中国を「単体」で見ると問題の真髄がボケてしまうこと、日米関係を見る時に中国を見逃してはならないことなど、いずれもお説ごもっとも、という感じ。

    この辺の国際関係に疎い人なら、それほどボリュームがないこともあり、1日でこうしたテーマを考えるための基礎をざっくり身につけられる、好い本ではないかと思います。逆に、ある程度知ってる人にはちょっと物足りない。
    筆者が最後に、「この本は、若いゼミの学生か現場を支えるサラリーマン、時代を鋭い感度で見つめる知的女性に語りかける意識でつくられたもの」と書いているけど、確かに入門としてはこれぐらいのボリュームと内容でOK。も

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    2012年04月28日
  • 世界を知る力

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    戦後日本が米国を通してしか世界を見れなくなってしまったという指摘に同意。ロシアと日本の意外と古い関係、大中華圏、ユニオンジャックの矢、ユダヤ人といったネットワーク、米中関係は日米関係など世界を見る上でのヒントに溢れた本だった。

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    2012年04月11日
  • 世界を知る力

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    過去の日本と世界の経済と政治を知る、わかりやすい本。アメリカを通して世界を見るのではなく、グローバリゼーションを身につけろと説いている。

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    2012年03月14日
  • 世界を知る力 日本創生編

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    3.11以降、これからの日本がどのような方向に向かっていったらいいのかというような、ヒントが詰め込まれてます。

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    2011年12月08日
  • 世界を知る力 日本創生編

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    日本総研の理事長、多摩大学学長、三井物産戦略研究所会長である寺島実郎さんの書。

    テレビのコメンテーターで何度かお見かけしたことがあり、著作を読んで見たいと思った方だ。

    本書は、大震災により日本人が不安、苦悩、孤独感にさいなまれていることに対し、歴史を振り返りながら日本復興の方策について熱く語る。

    親鸞の思想、幕末志士たちの生き様、関東大震災の教訓から見えてくる日本再生へのヒントは秀逸だ。

    気になったフレーズは以下のとおり。

    多くの人たちから、震災への見舞いと励ましの言葉を受けたが、彼らの目の奥に「さて、この苦難の先に日本はどこへ向かうのだろうか」という問いかけを感じた。

    直結する祖

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    2011年10月10日
  • 世界を知る力 日本創生編

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    前作『世界を知る力』が売れたのでその続編ってか。タイトルには「?」

    さて中身。
    寺島さんが宗教を語るとは意外であった。

    メインは4章、5章。
    寺島さんの思いが書かれている。

    日本国民が参画できるような政策を。
    まさにその通りだと思う。

    上から目線で復興のための増税よろしくって言われてもね。
    ほんと、政治家、官僚はだめだな。

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    2011年10月01日
  • 世界を知る力 日本創生編

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    著書が伝えたいことは?
    日本人に問われているのは、根拠のない自己過信や無原則な一億総懺悔ではなく、筋道立った思考の再起動である。創造の為には、深い洞察が不可欠である。遠く時間の経過を振り返り、深く問題の本質を考える視座なくして、真の創造はありえない。その視座が、広く深いほど、未来への構想は中身の濃いものとなる。
    日本の歩むべき進路は、『自立自尊』の意思を明確にすることである。
    親鸞を引用し、親鸞が説く、絶対他力という考え方…衆生の救済、浄土往生は、わたしたち自力によって達成できるものではなく、阿弥陀仏如来の働きという絶対他力に委ねるほかないとする教えである。
    わたしたち、日本人は、戦後、平和で

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    2011年08月15日
  • 問いかけとしての戦後日本と日米同盟

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    雑誌『世界』の連載よりオンラインジャーナルを聴いていたので概要は理解していた。改めて活字で確認している。

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    2010年10月31日
  • 脱9.11への視座

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    小泉元首相、ブッシュ、そして団塊の世代への批判の書でもある。
    浅知恵ほど迷惑なものはない。

    痛快!

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    2010年01月25日
  • 正気の時代のために

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    「脳力」とは、物事の本質を考え抜く力。南方熊楠が使っていた言葉。
    思考停止に陥らないためにも「脳力」を駆使しなければならない。

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    2009年11月07日
  • 日本でいちばんいい県 都道府県別幸福度ランキング

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    投票率75%以上。島根、鳥取、長野、石川
    投票率65%以下。千葉、沖縄

    小中学生の学力上位。秋田、福井、富山、石川、青森。
    大学進学率。京都67、東京65.4。沖縄36.6、岩手40.1。

    若年完全失業率。14%沖縄、12.4青森、10.5高知、10.4宮城、奈良、徳島、福岡、福島で高い。
    生活保護受給率。沖縄、徳島、東京、青森で高い。

    下水道処理人口普及率。東京、兵庫、神奈川、大阪、京都など約95%、一方、徳島47.6%、和歌山50.1。

    書籍購入額1位。山口
    一般破棄物リサイクル率1位。山口

    エネルギー消費量。雪国で高い。

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    2023年07月07日
  • ダビデの星を見つめて 体験的ユダヤ・ネットワーク論

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    華僑、ユニオンジャック、ユダヤ。

    世界中にネットワークを張り巡らせる中華民族、大英帝国、ユダヤ民族。

    寺島さんの三部作の最後がこの本。



    ユダヤの歴史、イスラエルの歴史にページが割かれる。

    あまり頭に入らなかったが、ロスチャイルドの五本の矢の話は面白い。

    ユダヤの国際政治学者、キッシンジャーとブレジンスキー。

    そして21世紀の経済に影響を及ぼすイスラエル。沈む日本。

    ひところはJJ(ユダヤとジャパン)などと言われた経済発展国だったようだが、

    今の日本の体たらく、、、



    ユダヤの大河の話と思ったが、最後は自国の現状を思い知らされた

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    2023年06月10日
  • 世界を知る力

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    少し古い2010年の書籍にはなるが、現代を生きる人間にとって必要な世の中を見る力、世界観を教えてくれる。筆者は若かりし頃に三井物産に勤め海外転勤を繰り返した事から、海外から見る日本の視点についてあるべき姿を示してくれる。日本人は内に閉じこもりがちなのは、黒船来航まで鎖国を維持して外国文化の流入を制限していた事からもわかる。日本は島国だから外国勢力は海を越えるしかなく、その航海技術を持つ国でなければ中々到達できない。ヨーロッパなど陸続きで自国以外からの人や文化の流れに晒されてきたから、国際的な感覚を人々は持ち合わせていただろう。それに比べて日本人は一部のインテリ層しか外国へ留学しないし、勿論、渡

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    2023年06月05日
  • 何のために働くのか 自分を創る生き方

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    就活生の自分にとっては、学びになりました。

    企業を見る時のポイント
    ○ビジネスモデル
    ○自分はこの会社に何を交換できるのか

    働くこととの究極の意義
    ○カセギ 経済的
    ○ツトメ 社会貢献度


    自分の仕事で歴史を変えられる

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    2021年11月23日
  • 世界を知る力 日本創生編

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    主に東関東大震災後の日本のあり方について寺島さんの思いを書かれている。親鸞、最澄、空海等から始まり、日本人論としてもおもしろい。

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    2019年09月23日