人はなぜ働かなければならないのか? 働くことの意味は何か? そして「納得のいく仕事」を見つけにくい今の時代、私たちはどうすればいきいきと働くことができるのか? この根源的な問いに対する答えが、本書には詰まっている。「『カセギ』と『ツトメ』を両立させよう」「『自分探し』には意味がない」「世界経済のメガトレンドをつかむ」「不条理からの解放に力を尽くそう」――世界を舞台に、ビジネスの最前線で活躍してきた著者が説く、これが「賢いサル」になるための仕事論だ!
Posted by ブクログ 2018年10月28日
"これから社会に巣立つ学生に向けた人生訓。社会に出てさまよっている人にもお勧めの本。
大学生になった甥っ子に進呈したいと思った。
世の中の読み方の一つを学べる。たとえば、アメリカという国を知りたいと思ったら、日本とアメリカ、中国とアメリカ、韓国とアメリカというように様々な国々との関係を見つ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年05月07日
著者の「世界を知る力」に引き続いて読んだので、多少重複部分はあったが、またしても今までの自分の価値観に照らして腹落ちした部分が多く、自分の人生観を検証する意味でも、いい読書でした。
そのポイントは、一つは「素心」でいること。何事も、謙虚さを持って、ヒトや物事に対面することの重要性。
もう一つは「情報...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月25日
学生向けに働くことの意味を語りかけた優れた著作で、ある意味で、現代の時代のカラクリにおいて真剣に生きることの尊さを説いている。
個人的には、寺島氏自らの半生を振り返った第3章が一番興味深かった。誰にでも真似ができるものではないが、自らの転機において何を思い、どう行動したかを誠実に振り返っている。彼の...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年01月13日
このタイトルに関する内容が書いてあるのは第1章のみだったような印象。
それ以外は、これからの日本ないしは国際社会についての未来予想図や、評価されるであろうビジネス形態などが著者の意見として述べられていた。日本の武器は技術力のみである!みたいな。
全体としては求めていた内容と少し違ったが、第1章50ペ...続きを読む