石黒正数のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
いやー……面白かったです。
すっかり石黒さんのファンですね。
本を読んでいる時間が心地よいです。
登場人物の心が綺麗であり、またキャラ付けがとても上手いのが最高。ストーリー展開にそれなりに伏線を張っているところも良い。
トンデモ設定がたまに入るのは、話がシリアス方向に引きずられるのをおさえているのかなぁ?その割には普段はホントに何気ない日常を描いていて違和感もない。
サブキャラの描かれ方が丁寧なんですよね。なので魅力的な世界観を形成できているんだと思います。
髪型もだらけている時ときっちりしている時とで何通りか書き分けてるし、服装もそう。とっても丁寧。
GW中に既刊買っちゃおう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ人気が高いので読んでみましたが、万人受けしそうな良いマンガですね。
私個人としても、一押しです。
まず、表紙が素晴らしい。
タイトルもグッド。
主人公もキャラデザ、性格共に魅力的。
崩した表情は少し古い表現かな?と思うけど、意図的に崩してないところの表情がとても上手いし、目の書き方が好きです。
キチンとしたストーリー仕立てのギャグ、というのかな?こういった系統のマンガは、なにかあるかなぁ。みなみけから萌え分を削って本格的なギャグ分を追加した感じ?無理矢理かな。まぁ、似たようなマンガは読んだことないといっていいか。
あとは、世界が広めに映るのも良いかな。全年代のキャラがキチンと書き分けられてい -
Posted by ブクログ
『それ町』は4→2の順で読みました。
4巻を読んで、とても気に入ったんですが、2巻で“ハマりました”。
特に、「それでも町は廻っている」と表題作になっている、13、14話が素晴らしいです。
歩鳥ちゃんは、主人公だけに、周囲の人々に愛されていますが、
よくある、なんで好かれているのかわからない主人公ではなく、
だからこんなにも愛しく思えるのか!というポイントが、
きっちりと抑えられているエピソードだと思います。
良い子だけれど、聖人君子ではなく、親しみやすいけど、ダメな子じゃない。
ちょうどいい塩梅のキャラクターだと思います。
周囲の人々との関係性も一辺倒ではないところがリアルであり、
女の子 -
Posted by ブクログ
今回も安定のそれ町。いや笑わせていただいました。モリアッキーがツボ。作者のあとがき読むとわかるけど各巻に裏テーマみたいのがあるのがおもしろい。
ラスト2話の「サインはB!」と「さよなら麺類」はそれ町独特のちょっと哀しい話で良かったな。そもそもタイトルの「それでも町は廻っている」の由来からして実は結構暗い……とまではいかなくとも寂しいですしね。
それ町は普通の日常みたく何事もなくみんなハッピーって感じじゃなくて、普通に生活していれば悲しいことも辛いこともあってみんな大なり小なり悩みを抱えてるってのが垣間見えるのが独特。紺先輩とかそういうのの象徴じゃないかと思う。その中でいつも笑ってるのが歩鳥 -
Posted by ブクログ
あぁもうヤバい。なにもかもがヤバい。好きすぎてヤバい。
まず、エビちゃんがヤバい。もうね、なんですかこの女の子。こえぇ。こえぇよ。マジでこえぇ。ションベンちびる。
あとがきでも石黒先生がおっしゃっていたように、思惑のズレが本当に絶妙で、読んでいて最初から最後までニヤニヤしっぱなしだし最高に気持ち良い。
加えて歩鳥と紺先輩ですよ。歩×紺ですよ。しっかりと1エピソード抑えて。もう、どうすればいいんですか僕。今なら空だって飛べる気がする。どこから飛び降りればいいんですかね。
「嘘つきリッちゃんの亡霊」ももうコントかと。素晴らしい掛け合い。
読んでる最中だけでなく読み終えたあとにこれだけ充実感が得られ -
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Posted by ブクログ
タケルとエビちゃんが超かわいい。可愛い過ぎて足をバタバタさせてしまった。
とか、そんなこと思ってたら次はジョセフィーヌかわいい。足をジタバタさせてしまった。
どれもこれもやっぱり面白いなぁ。たまに出るSFとかサラッとした友情話すごくバランス取れてて好きだ。
くだらない台詞回しもいいし、軽い伏線みたいなのもいいし。
例えば夜中見たテレビがブルースリーで、その流れをそのまま引っ張るとか、「これはあんたの思い出なんだからここにこうやって収まってるのが一番良いんだよ」って流れを繰り返すとか。
展開のさせ方がすごく好きな感じです。この気持ちを誰かと共有したい。