石黒正数のレビュー一覧

  • 木曜日のフルット(1)

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    猫が主人公のちょっとシュールなギャグ漫画(=゚ω゚)ノ
    スローでほんわりしている雰囲気ながら時折しっかりしたオチをもってくるスタイルは「それ町」と同じく楽しませてくれます♪
    じわりじわりと好きになっていく漫画ですね。

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    2012年06月27日
  • ネムルバカ

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    「それでも町は廻っている」などもそうだけれど、石黒先生の作品を読んだときは、たいてい嫉妬の炎がめらめらと燃え上がる。

    時間があるけど、お金がない。承認欲求は満たしたいが、行動に起こす勇気とやる気が無い。身内同士で褒め合って需要と供給が満たされる駄目なサイクル(駄サイクル)から抜け出したい。

    そんなモラトリアムなグダグダ感と、焦燥感に振り回される、生活が描かれていて好きだ。

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    2012年06月25日
  • ネムルバカ

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    これは可愛い大学生の女の子が登場する日常系ギャグマンガかなーと軽い気持ちで読み始めたら、先輩が語るモラトリアムについてのセリフが心にグサグサ刺さる刺さる。ラストエピソードでは思わず涙してしまった。バカだった学生の頃の自分に読ませたい。

    「外天楼」とこの作品を読んで確信した。石黒正数は天才だと。

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    2012年06月25日
  • 木曜日のフルット(1)

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    現代の藤子・F・不二雄。

    藤子・F・不二雄先生の影響を多大に受けた石黒正数先生が描く、猫と人間のシュールなギャグマンガ。
    本当にF先生の影響が色濃く出ており、キャラクターの表情やオチの一コマで笑わせる技術は素晴らしい。

    猫のフルットは非常に愛らしいし、人間の鯨井先輩は憎めないダメ人間。この一人と一匹の日常はゆっくりいつまでも読みたくなる不思議な魅力があります。

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    2012年06月07日
  • それでも町は廻っている 1巻

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    基本的に商店街の中で展開するドタバタ劇。
    タイトルが気に入ったのと、同じ作者の『響子と父さん』が面白かったので購入。

    主人公が飾らなくて天然でアホだと非常に読んでて楽しい(でも文学少女)。
    たまにアホじゃない面が出るのもまた良い。

    基本的にはドタバタ劇なんだけど、
    商店街っていま色々問題を抱えているので、
    そのあたりの現実を見せ付けられるエピソードがあったりも。

    そんな物語の浮き沈みのペース作りも非常に上手い!
    複線の張りかたも上手いし。なんなんだこの作者。

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    2012年05月28日
  • それでも町は廻っている 5巻

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    いやー……面白かったです。
    すっかり石黒さんのファンですね。
    本を読んでいる時間が心地よいです。
    登場人物の心が綺麗であり、またキャラ付けがとても上手いのが最高。ストーリー展開にそれなりに伏線を張っているところも良い。
    トンデモ設定がたまに入るのは、話がシリアス方向に引きずられるのをおさえているのかなぁ?その割には普段はホントに何気ない日常を描いていて違和感もない。

    サブキャラの描かれ方が丁寧なんですよね。なので魅力的な世界観を形成できているんだと思います。
    髪型もだらけている時ときっちりしている時とで何通りか書き分けてるし、服装もそう。とっても丁寧。

    GW中に既刊買っちゃおう。

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    2012年04月29日
  • それでも町は廻っている 1巻

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    ネタバレ

    人気が高いので読んでみましたが、万人受けしそうな良いマンガですね。
    私個人としても、一押しです。

    まず、表紙が素晴らしい。
    タイトルもグッド。
    主人公もキャラデザ、性格共に魅力的。
    崩した表情は少し古い表現かな?と思うけど、意図的に崩してないところの表情がとても上手いし、目の書き方が好きです。
    キチンとしたストーリー仕立てのギャグ、というのかな?こういった系統のマンガは、なにかあるかなぁ。みなみけから萌え分を削って本格的なギャグ分を追加した感じ?無理矢理かな。まぁ、似たようなマンガは読んだことないといっていいか。
    あとは、世界が広めに映るのも良いかな。全年代のキャラがキチンと書き分けられてい

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    2012年04月08日
  • それでも町は廻っている 2巻

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    『それ町』は4→2の順で読みました。
    4巻を読んで、とても気に入ったんですが、2巻で“ハマりました”。
    特に、「それでも町は廻っている」と表題作になっている、13、14話が素晴らしいです。
    歩鳥ちゃんは、主人公だけに、周囲の人々に愛されていますが、
    よくある、なんで好かれているのかわからない主人公ではなく、
    だからこんなにも愛しく思えるのか!というポイントが、
    きっちりと抑えられているエピソードだと思います。
    良い子だけれど、聖人君子ではなく、親しみやすいけど、ダメな子じゃない。
    ちょうどいい塩梅のキャラクターだと思います。

    周囲の人々との関係性も一辺倒ではないところがリアルであり、
    女の子

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    2012年03月15日
  • それでも町は廻っている 8巻

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    今回も安定のそれ町。いや笑わせていただいました。モリアッキーがツボ。作者のあとがき読むとわかるけど各巻に裏テーマみたいのがあるのがおもしろい。

    ラスト2話の「サインはB!」と「さよなら麺類」はそれ町独特のちょっと哀しい話で良かったな。そもそもタイトルの「それでも町は廻っている」の由来からして実は結構暗い……とまではいかなくとも寂しいですしね。

    それ町は普通の日常みたく何事もなくみんなハッピーって感じじゃなくて、普通に生活していれば悲しいことも辛いこともあってみんな大なり小なり悩みを抱えてるってのが垣間見えるのが独特。紺先輩とかそういうのの象徴じゃないかと思う。その中でいつも笑ってるのが歩鳥

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    2012年01月31日
  • それでも町は廻っている 9巻

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    あぁもうヤバい。なにもかもがヤバい。好きすぎてヤバい。
    まず、エビちゃんがヤバい。もうね、なんですかこの女の子。こえぇ。こえぇよ。マジでこえぇ。ションベンちびる。
    あとがきでも石黒先生がおっしゃっていたように、思惑のズレが本当に絶妙で、読んでいて最初から最後までニヤニヤしっぱなしだし最高に気持ち良い。
    加えて歩鳥と紺先輩ですよ。歩×紺ですよ。しっかりと1エピソード抑えて。もう、どうすればいいんですか僕。今なら空だって飛べる気がする。どこから飛び降りればいいんですかね。
    「嘘つきリッちゃんの亡霊」ももうコントかと。素晴らしい掛け合い。
    読んでる最中だけでなく読み終えたあとにこれだけ充実感が得られ

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    2011年12月21日
  • 探偵綺譚 石黒正数短編集

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    石黒さんの世界観ぶっちぎりの短篇集です。
    1話完結で深いのか浅いのかわからない(褒め言葉)ショートストーリーばかりです。
    受取り手によって色々な考えができそうで何度も読み返してしまいます。

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    2011年11月28日
  • それでも町は廻っている 2巻

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    アニメ化で起用された話が多い
    天国の話は個人的に好きだなぁ
    宇宙外生命体?が出てきたり、破天荒な内容が多いけど面白い

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    2011年10月19日
  • それでも町は廻っている 9巻

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    みんなかわいいな。松田巡査や芹沢先生ら地味にオトコの魅力を発揮しているサブキャラが印象的。線が整理されて紺先輩がますます美形になった。

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    2011年10月08日
  • それでも町は廻っている 9巻

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    エビちゃんの話、ジョセフィーヌの話可愛い。でも一番可愛いのはやっぱり紺先輩に違いない。可愛いよ紺先輩可愛いよ

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    2011年09月25日
  • それでも町は廻っている 9巻

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    期待通りの安定感と期待以上のよい話。話の着想よりもその進め方とまとめ方がうまいし暖かい。良質な短編集の趣。
    エビちゃんももうすっかりポジションを獲得できてたのが嬉しいよ、応援するよ。
    ジョセも愛らしい。おまえもイロイロ考えてるんだな。

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    2011年09月14日
  • それでも町は廻っている 9巻

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    タケルとエビちゃんが超かわいい。可愛い過ぎて足をバタバタさせてしまった。
    とか、そんなこと思ってたら次はジョセフィーヌかわいい。足をジタバタさせてしまった。

    どれもこれもやっぱり面白いなぁ。たまに出るSFとかサラッとした友情話すごくバランス取れてて好きだ。
    くだらない台詞回しもいいし、軽い伏線みたいなのもいいし。
    例えば夜中見たテレビがブルースリーで、その流れをそのまま引っ張るとか、「これはあんたの思い出なんだからここにこうやって収まってるのが一番良いんだよ」って流れを繰り返すとか。
    展開のさせ方がすごく好きな感じです。この気持ちを誰かと共有したい。

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    2011年09月12日
  • ネムルバカ

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    お話の時系列は「響子と父さん」のすぐ後。
    面白かった。
    最後のオチは、ありきたりで好きではなかったけど。

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    2011年09月10日
  • それでも町は廻っている 9巻

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    それ町を読んでいるとほっこりしてしまうw歩鳥をはじめとしたゆるくて憎めないキャラクター達に加えて、著者が毎巻こだわっているテーマや推理小説好きの知識が生かされているのか?話の構成や時系列、オチがしっかりしていて読後感がいい。今巻もそのセンスは健在で面白い。それにしてもたまにしか出ないのにエビちゃんと静姉さんは存在感あるなぁ。

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    2011年09月05日
  • それでも町は廻っている 8巻

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    やっぱりお気に入りは歩鳥の出鱈目な妹、ユキコの出てくる話か。可愛い見た目に反して、人に対する優しさとか、感情の機微とか、そういったものが全く未発達なのだが、その子供っぽさ出鱈目さを含めて、家族が彼女を愛している感じが素晴らしい。
    ユキコに限らず、回毎に主人公になれるキャラクターが豊富にいるのもこのマンガの特徴か。逆にお気に入りのキャラがあんまり出てこなくて不満に感じる事がある程、賑やかに色々いる。

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    2014年03月22日
  • それでも町は廻っている 9巻

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    今回も、SF(すこし不思議、の方)なお話満載。なんだろうねえ、特にそんなこと描いてないのに、すごくええ話を読んだ感があるんですよねぇ....気持ちのいい漫画だな。
    SFといえば、1話だけ何の断りもなく歩鳥ちゃんの髪型がショートです。なんで?(前巻であったかなー?)

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    2011年09月03日