石黒正数のレビュー一覧

  • 木曜日のフルット(6)

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    石黒正和の自画像としてはよくゾンビみたいなおっさんが使われるけれど、むしろさなちゃんだよな、って裏表紙の、髪がハネてないさなちゃんの絵を見て思った

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    2017年03月11日
  • それでも町は廻っている 16巻

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    ネタバレ

    案外淡々ともろもろの伏線を回収しにかかっていて、ああ連載を読んでいた人は「終わるんだな」ときっと実感していたんだろうなぁという最終巻。しかし作者あとがきにもある通り、時系列シャッフル故にあまり「終わり」に意味を持たない作品であることも確か。投げっぱなしな感じの「オチ」もそれ町らしい。

    ……などと油断していたらエピローグが! これを描かれてしまったら『それ町』は終わったのだなと、もう受け入れるしかない。見事なエピローグで、ちょっとホロッと。ネバーエンディングな漫画が、ちゃんと締めて終わってくれて、こちらとしても気持ちの整理がついたというか、そんな感じ。

    作中の歩鳥とタッツンのやり取りと、こち

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    2017年02月27日
  • それでも町は廻っている 16巻

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    ネタバレ

    これまでの伏線を回収するための一冊だった.
    急いで回収して回るのがなーんか、そろそろ最終回なので風呂敷たたんで下さいってせっつかれている様子が透けて見えてしまうのが苦手.
    でも最後の3つの終わらせ方は良かった.
    「SF落ちは逃げ」ってのは最後から三つ目に対する自虐だろう. でも唐突なSF回はそれ町に重要なエッセンスだから、最終巻にそういうのが一つあるのはそれ町らしくて良い.
    一番最後はそういえば忘れていた伏線だった. 良い落ちだった.

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    2017年02月20日
  • それでも町は廻っている 16巻

    購入済み

    エピローグ

    最後のエピローグ、最高です。

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    2017年02月19日
  • それでも町は廻っている 16巻

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    ネタバレ

    紺先輩関連は抑えめになり、広く結末のムードを漂わせ。
    しかしシャッフルだから永遠に繰り返せる。
    時間……ただの積み重ねではないのだ。
    素晴らしい漫画。

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    2017年02月18日
  • それでも町は廻っている 16巻

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    ついに終わってしまった…!
    雑誌で最終回読んだときは笑ったけど、書き下ろしエピローグ読んだら泣いた…。

    良い作品だった。
    歩鳥が賢いのが好きでした。
    回覧板も読みたいけどでかくて高いので躊躇している。

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    2017年02月17日
  • それでも町は廻っている 16巻

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    はー。
    「対決」の最終巻。

    連載最終回(?)の上手い閉め方もよかったけど、エピローグにある「対決の結末」が最高だったなぁ。見返しを読み返して感動ですよ。

    回覧板読んで、もっかい頭から読み返そう。

    そういえば、エピローグの、歩行杖ついてるおじいさん、何者だっけ???

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    2017年02月16日
  • それでも町は廻っている 1巻

    ネタバレ

    終わったけれど、廻り続ける!

    街の人や思春期の群像をミステリーを絡めて、軽快に描いた作品。長かった連載も終わり、最終巻を読み終える頃、「エピローグ」が始まります。久しぶりに素敵な終わりかたの物語に出逢えました。

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    2017年02月15日
  • それでも町は廻っている 16巻

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    構成も、締め方も、振りかえれば「時の流れ」を感じさせ、でも、読んでいる時はそれを微塵も感じさせない。
    1話に込める諧謔と洒脱。ずっと浸っていたい世界の一区切り。
    エピローグ、グッとくるじゃないか、こんちくしょうめ。

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    2017年02月14日
  • それでも町は廻っている 15巻

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    今巻も大満足な1冊だった。ミステリー要素含みの日常マンガで、各話ごとに隠されたトリックにはいつも驚かされるし、こういう作品を作る人は普段から物事を見る視点が違うんだろうなと思う。

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    2016年05月09日
  • それでも町は廻っている 15巻

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    ネタバレ

    普段より日常色が強めではあったが、ミステリーやホラー成分もあり楽しめた
    ついに描かれた紺先輩との別れ、涙腺が緩んでしまう
    ネムルバカのラストの光具合と同じような表現であった

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    2016年05月05日
  • それでも町は廻っている 15巻

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    今回も面白かった。お婆ちゃんの知恵袋みたいなバカバカしさと紺先輩との別れみたいな良い話が混在してるのがとても好き。はぁ、またしばらく新しい話を待ち続けないといけないのかぁ。

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    2016年04月30日
  • 外天楼

    ネタバレ

    ギャグじゃないよ

    それ町作者の石黒正数ということで購入

    最初はエロマンガに情熱を注ぐ中学生の話から打ち切られたヒーロー番組、殺人事件の事情聴取や取調べをギャグテイストで進めていく

    一見ギャグマンガかと思えばロボットや人工生命、生命倫理などシリアス要素も含み、それらの伏線が終盤一気に収束され、どこかかなしいラストを迎える

    1冊の本として非常に高いクオリティでまとめられた作品
    作者の作風が好みであれば是非ともオススメしたい

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    2016年03月31日
  • それでも町は廻っている 5巻

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    【内容】今回の目玉は・・・ちょっと不思議な雰囲気の「夢現(ゆめうつつ)小説」、弟クンが小学校の謎を探る「学校迷宮案内」かな?

    【感想】あいかわらずいろんな展開の作品があって楽しい。その自由さがゆるさにつながって力が抜けていく。
    今年最後の読書になるかどうか?(2015年12月31日)

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    2015年12月31日
  • それでも町は廻っている 14巻

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    似たもの、似てるとされてるもの篇。
    ふたつのむげん小説に挟まれたえびちゃん。
    えびちゃんえびちゃん。
    探偵色もつよかったんなぁ。

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    2015年05月30日
  • それでも町は廻っている 14巻

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    それ町の中でも傑作巻。巻を重ねてより登場人物達がいきいきしてきたなと。はっきり落ちのないエピソードが特にいい。

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    2015年05月30日
  • 外天楼

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    ネタバレ

    知人と「人工知能と心」というテーマの話をしていたら熱く薦められたので読みました。
    九龍城のような増築アパート“外天楼”を舞台としたオムニバスかと思いきや実はすべての話が繋がったミステリ。
    コメディタッチの出だしから星新一を思わせるブラックジョークなオチをはさみつつぐいぐい引きこまれ、核心に近づく頃にはもう目が離せません。後味の悪いラストですが、深く考えさせられます。
    一度読み終えた後再度読み返したくなる内容でした。
    こういう話、大好きです。

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    2015年05月16日
  • それでも町は廻っている 13巻

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    ネタバレ

    今回は謎解き・ミステリー寄りの編集となっており……と思ったら歩鳥×紺先輩だったぜ!

    とはいえ、毎回紺先輩の萌えエピソードは収録されているのですが、今巻はちょっと趣が違います。
    「第三者からは紺先輩、そして歩鳥がどう見えているのか」という面が描写されており、これが中々興味深い。
    二人の立ち位置はどういうものなのか、どういう関係性なのか…結構意外な解釈・見解がされています。
    いずれにせよ、実に望ましい・尊い感じになっているので大変よろしい。

    しかし…闇鍋って美味くなっていいもんなのかねぇ…?

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    2015年04月13日
  • 外天楼

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    ネタバレ

    「それ町」と比較して内容がハードだったので
    意外性もあり面白かった。
    始まりはゆるーい探偵物で、相変わらず
    こういう展開が好きな作家さんなんだな~位にしか
    思っていなかった。
    なのに、途中からことごとく予想を
    裏切られ、この世界が外天楼を舞台にした
    人工生命体ロボットの話一本に結びつき
    構成力の高さに度肝を抜かれた。

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    2015年03月09日
  • ネムルバカ

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    それ町やフルットから石黒先生を知って、今回短編を初読み。
    ラストは非日常な感じですが、やっぱり日常を丁寧に描くのがうまい先生だなあ。
    誰もが持つかも知れない悩みや負の感情、前向きな気持ちなんかを、面白おかしく描いています。

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    2015年01月04日