石黒正数のレビュー一覧

  • 叙述トリック短編集

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    ネタバレ

    叙述トリック入門編という意味では面白かった。反面、本格ミステリー好きには物足りないだろうし、高い評価は得られないだろうなと思う作品。なくてもいいけど食べたら食べたでそれなりに美味しいお茶菓子みたいな小説。
    わざわざ最初に太字で語るあたり、そこに意図が含まれているのだろうと思って読めば、簡単に気付いてしまうのでまあまあフェアかつ難易度低め。理不尽なところもあり、総合的には3.5くらいかな。挑戦状好きだから+0.5
    せっかくなので1話ずつ。
    ちゃんと流す神様は、それしきのことで仕事止めてまで調査しないだろうという呆れる展開が、老後の趣味として働いている人たちだから暇つぶし的に盛り上がったのだなという伏線になっててよかった。
    何かが詰まって業者が来る前にこっそり片付けられた→排泄物ではない、見つかると恥ずかしいもの→妊娠検査薬は細いから詰まらないだろうし、詰まるくらいのサイズでたまたま落ちそうなものとなるとまあ…というわりと導きやすい展開も導入の一話らしい。
    羽海ちゃんはそこまでして隠さんでもよかったのでは。そのためにわざわざ窓から侵入するバイタリティがあるから探偵助手に向いてたとも言える。
    この本の途中で別紙が複数人と気付いて、助手が「共通する一人の人物」と思い、この章だけ助手いないよな、の解決が後半の「うーちゃん」(ただし苗字は異なる)というのはちょっとずるい。
    背中合わせの恋人は、一番面白かった。絶対誤認だよなと思いながら読んでても、両片思いのすれ違い展開がベタで好き。結局お互い好みの顔なのかよというある意味運命な二人。上手くいってよかったね。
    閉じられた三人と二人。ここで序盤のヒントがあまり機能していないことに気付いて、もしやあとがきが…と思い至った。クローズドサークルの不可能殺人!とワクワクした気持ちを返してほしい。あと映画館でこんなに喋ってるやつがいたら絶対に許せない。映画館で事件が起きるぞ。
    何となく買った本の結末は、アル中の親父を先に殺してくれと思わずにいられなかった。そんな程度で飲んじゃう覚悟なら、誰か他の人に誘われてたとしてもいずれそうなってたよ。暴力受けてても家族だから愛が少しでも残ってたのか?逆恨みすぎて可哀想。叙述トリック自体は簡単だった。
    貧乏荘の怪事件は、ヒント通り名前書き出してたら気付いてたやつ。しか印象がない…。そこまでする読者はあまりいないだろうから、読み流すタイプの人ほど騙されるのかも。かっこつけてスーツ着るイケメンの外人(ボロアパート住まい)ちょっと可愛いな。
    ニッポンを背負うこけしは、ターゲットがいきなりマイナーなこけしという時点で、本当の犯人には選ばれない=模倣事件で真犯人の炙り出しがつながり、そうなると身内が犯人で、別紙さんたくさんいるから結託してたんかなと。五人肩車が現実的かはわかりません(笑)政治的思想絡める必要があったのかは疑問。
    あとがきは、はっちゃけててわりと好きでした。作者を好きであればあるほど楽しめたかもしれない。この人の著作を何冊か読んだ上で読めてたらもっと面白かったんだろうな。と後悔。
    各話の叙述トリックだけでなく、挑戦状で伏線を貼りあとがきで回収する流れは、一冊の本として完成度の高い構成で好き。表紙も作者のことが好きなら絶対にやっとしちゃうやつ。未読の人に勧めるなら何冊か作者の本読んでからの方がいいよと言いたい。

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    2026年09月26日
  • 天国大魔境(7)

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    便利屋として活躍する巻。
    可愛い絵柄で性問題に深く切り込んだ話が時々出てくるからそのギャップがこの世界のリアリティを高めていると思った。
    各旅先の集落での生活や思想やしきたりが個性的でかなり考えさせられる。
    高原学園の謎がだんだん開示されてきて、マルたちが今まで対峙してきたヒルコは元は人間の姿をしてたのかなとかいろいろ思う巻だった。

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    2026年09月13日
  • 天国大魔境(6)

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    春希の希望が砕け散った巻。
    久しぶりにロビンと再会したのにあの頃とかけ離れて変な研究もしてて、春希かわいそうだと思った。
    中身が男だろうがそれすら含めて春希のことを本気で思ってるまっすぐなマルの想いにやられた。
    ロビンを袋のネズミにして、逃げようとするたびに服掴んで振り出しに戻すとこはマルが狂気じみていて、最高だった。

    0
    2026年09月13日
  • 天国大魔境(5)

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    ネタバレ

    ロビンが最後の話出てきて驚いた顔したとこで5巻終わったけど、あんまいい顔してなかったからロビンもなんか春希の体をいじったのにいちまいかんめるのかなとおもった。
    ロードムービー的なちょっとした移動してるコマとかが好き。
    ジューイチの仲間殺してその後のシーユーバイバイが怖すぎる。

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    2026年08月23日
  • 天国大魔境(3)

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    なんか人喰いだけではなく人との戦いが増えてきたから少しウォーキングデッドのようなものを感じる。
    けっこう性描写あるからそういうのがよりこの作品に深みを出してる気がする。
    熊と至近距離で目が合ったマル面白い。

    0
    2026年08月21日
  • 天国大魔境(2)

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    キルコの過去の話で脳が春希で体桐子っていう設定が斬新だなと思った。
    マル美少年だけど性格が残念で愛着湧く。
    なんか久しぶりにすごい作品見た気がする。

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    2026年08月21日
  • それでも町は廻っている 16巻

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    ミステリ漫画ガイドから。目下連載継続中の著者の手になる”天外~”が、すでに付いていけなくて楽しめなくなっているイメージを持ってしまっていたけど、本作はだいぶ面白かった。時系列があまり関係なくて、基本的に一話完結型だから、多少前のことを忘れてしまっていてもほとんど関係ない、ってのも良かったかも。

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    2026年08月17日
  • 叙述トリック短編集

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    最初から叙述トリックと言われているので色々考えながら読めるので面白かった。短編なので気になるページにも戻りやすいし、長編だと考えるのを諦めがちだけど推理してみようという気になれた。叙述トリックと宣言されてても騙されるもんですね。

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    2026年08月10日
  • ネムルバカ

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    ネタバレ

    天国大魔境の人だったんだ。アーティスト気取りのキャラクターとか、そのナルシズムで需要と供給が賄われてるから一生外に芽吹かないとか、凄い刺さった

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    2026年08月10日
  • 天国大魔境(1)

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    ディストピアもの。
    荒廃した世界を放浪する2人、謎のサンクチュアリ的なところで過ごす子供たち。
    この2つがどう繋がっているのかはまだわからない。
    わからないなりに気になる。
    絵柄がこの世界観にとても合っている。

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    2026年06月08日
  • 叙述トリック短編集

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    「ん?」という違和感にチラチラ気づくことができても、明確に仮説を立ててトリックを見破るまではいかなかった。ライトに読めてよかった。
    しかし何故、別紙は別紙なのだろう。

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    2026年05月19日
  • 天国大魔境(1)

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    謎だらけ

    二つの話の流れが交錯しないまま進み、日本に何があったのかをはじめいろんな謎がいっぱいあって伏線だらけでそれほど話は進まないが、主要キャラの人間的魅力もあって気づいたら夢中になっていた。

    #ドキドキハラハラ #ダーク #切ない

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    2026年04月24日
  • ネムルバカ新装版【電子限定特典ペーパー付き】

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    大学の女子寮で同室の先輩【鯨井ルカ】&後輩【入巣柚実】の友情。
    世代を越えて読み継がれる大学生の青春と日常ストーリー。
    石黒正数描き下ろし新作番外篇
    【オマエノマケ】収録
    幻の番外篇【サブマリン】収録
    未収録カラー完全収録
    連載前予告カットや特典ペーパーなどなど…
    秘蔵原稿を発掘しまくった全300ページ。
    実写映画化!
    2025年3月20日(木・祝)公開
    W主演:久保史緒里(乃木坂46)平祐奈
    出演:綱啓永 樋口幸平
    監督:阪元裕吾
    (「ベイビーわるきゅーれ」シリーズ)
    ロックアーティスト目指し活動中の鯨井ルカとバイトやりながら夢を探している入巣柚実が、ユルい会話やバイトで日常を過ごしつつ夢や将来に悩み生きる青春ストーリーや妙にリアルでユーモラスな会話は、「ベイビーわるきゅーれ」の着想のヒントとなった。
    永遠に続くようなモラトリアムの突然の終わりの寂寥感と解放感、青春漫画のクラシック。

    1
    2026年03月29日
  • 天国大魔境(13)

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    どんどん謎が解けていきますが、今回は新たな謎を呼ぶ展開で終わりました。段々と終わりに近づいているように思いますが、どのような結末を迎えるのかドキドキします。作品としての振り幅が大きいだけ、恐ろしさも感じます。

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    2026年03月15日
  • 叙述トリック短編集

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    叙述トリックと明示することで、より引っかかりやすくなっている気がする。全部わかりませんでした。

    気付ける部分もあったが、トリックがあると思って見ているから内容よりトリックに注目してしまうのが難点。やはり言わないのが一番面白いと思える。

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    2026年03月09日
  • 叙述トリック短編集

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    とりあえず「タイトル買い」の一冊!

    タイトルにあるとおり、叙述トリック(情報の意図的不足等による読み手の誤解)を用いていることから慎重に読み進めていったわけですが、まぁ見事に全敗><

    当然にして本文の違和感(?)は所々ありますが、うまく説明できない違和感だったり、もしかしたら違和感じゃないのかもしれないと何度も苛まれた挙句、種明かしは納得の一言です

    余談ですが、読み終わってから「海参」とは読み方を含めて何なのかを調べないと落ち着かなくなった自分がいました笑(決してネタバレではありませんよ)

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    2026年03月08日
  • 天国大魔境(13)

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    何かお話が進展するかどうかより“読みたい”作品。何と言ってもキャラの魅力があるので、キャラが動くだけで良い。
    まだまだ核心では無いけどあちこちにフラグが立ってきた感じ。次巻以降でストーリーが動きそうですね。

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    2026年03月05日
  • 天国大魔境(13)

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    ネタバレ

    最近ずっと面白い作品。5巻ぐらいまではあんまりおもしろくないかも。。。と思っていたけど。今回は復興省ができた流れが分かったところがスッキリした。モモイカなんかもいつかはヒルコ化するのだろうか?と思うとなんだか悲しい。
    一番面白かったのは、マルが「俺が唯一作れる料理だ」とお湯を沸かすことについて決め顔で言うシーンですね。あとは、「ちがくて」のシーン。

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    2026年02月23日
  • 天国大魔境(13)

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    面白いです。話の筋道は見えたので、後はたたむだだけかと思いきや、まだまだ紆余曲折ありそうなところが凄いです。剛腕。

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    2026年02月22日
  • 天国大魔境(13)

    EVE

    ネタバレ 購入済み

    トキオーーー

    コナがアスラの自死した理由を知ったシーン切なかったなぁ(涙)
    トキオが硬化したってことは、現代でも硬化したままの可能性があるのかな?
    また最初から読みたくなってきた。
    にしても、ロビンがまた出てくると嫌悪感しかない(笑)

    #じれったい

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    2026年02月21日