あらすじ
名作「それでも町は廻っている」で一気に天賦の才能に花開かせた石黒正数が、2000年~2004年の頃に各誌に発表した好短編を堂々7点収録。石黒作品に流れる熱き血潮と冷静な感覚の閃きが、ここに存在する!収録作品は「ススメ サイキック少年団」 (2003年)「Present for me」 (2003年)「なげなわマン」 (2003年)「カウントダウン」 (2002年)「バーバラ」 (2002年)「泰造のヘルメット」 (未発表作品。2004年)「ヒーロー」 (デビュー作品。2000年)マジで、ヨイショも営業も抜きで、実にオモシロいっすよ!巻末には、石黒先生ご自身が解説する「収録作品への想い」が載っています。
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Posted by ブクログ
メカを描かせても名作です。
石黒先生の得意なラインの作品でしょう。
石黒先生が好きなら、そりゃおもろいですよ。
そして、たまに良い話を書くってのが石黒先生ですよね。
Posted by ブクログ
『それでも町は廻っている』から大ファンになり買い集めたそのうちの一冊。
Present for me が大好き。石黒先生が描く表情がコロコロ変わる無邪気な女の子大好き。ラストも大好き。
実家に帰省するたびに読みたくなる。
Posted by ブクログ
石黒正数短編集。
しょっぱなから笑った。鉄雄じゃないか!
本のタイトルでもある『Present for me』があたたかくて切なくてとても良作。すばらしい。その後の『なげわマン』の落差にまた笑った。
石黒氏の制作へ姿勢の原点が見える。
Posted by ブクログ
オレは毎年この日子供達に贈り物を届けるのが仕事だった
というわけでオマエにプレゼント
そういえばオマエの名前を聞いてなかった
オレの名前は
サン――
(Present for me)
Posted by ブクログ
石黒先生のほとんどのマンガは
普段俺が描いてる日記のようなストーリで
構成されているので俺でも描ける気になるのだが
いざ描いてみるとまったく別なものが出来上がる
俺は紙芝居で、石黒先生は映像マンガなのだ
この差は微妙で、この差は大きい
けど、これがマンガだよなって思わされる
エンターテイメントなんて最低限で良いよなと
そこで作家性を出すのがセンスだよなと
奇抜な設定なんてあんまいらんのだ
日記でやってることをマンガにすれば良いと思えば
また俺はマンガを描けそうです。
あとは映像マンガを勉強します。
4コマはもう描かないけどな。
あんなしんどいだけなもの。
ちなみにこの石黒短編集の中では
代表作とヒーローが好きです
青臭いって良いよね
ヒーローは先生が焦燥感の中で書いたみたいです
これぐらいがちょうど良いよなー
俺は行き過ぎて
自殺マニフェストなんて青いマンガ描いちゃったけど
まあアレはアレで気に入ってんだよね
何で俺は売れないんだよ!クソッタレ!
とか思いながら2週間ぐらいで描いたわ
懐かしい
青臭いな、俺も先生も
けど俺はただ地面に吐いて 先生は相手にぶつけた
この差は微妙で、この差は大きい
Posted by ブクログ
それ町 の作者の短編ってどんなのだろうと思って購入。思いの外 それ町 でした。(良い意味で)
最初はさらっと読み終えてしまうが、何度か読み直すとジワジワ面白くなっていく。
特に表題はSFしてるのに著者の良さをが出ていて良かった。
Posted by ブクログ
ススメ サイキック少年団
Present for me
なげなわマン
カウントダウン
バーバラ
泰造のヘルメット
ヒーロー
瀕死のロボット。。。
いい話だ。そしていい演出だ。
Posted by ブクログ
数ある石黒作品の中では、出来はイマイチというか、凡作だと思う。
他の作品に比べると、インパクトが弱めで余韻が残らない。
そんな中でも、タイトル作でもある短編「Present for me」は傑作の一つ。
読者を突き放さないハートフルな作風は心が和む。
それ以外はけっこう微妙だったりするんだが、
それでも「俺はそういうネタ好きっス!!」ということで (o´Д`o)
Posted by ブクログ
「Present for me」「なげなわマン」「バーバラ」「ヒーロ」はそれなりに面白かった。ギャグはまあまあ面白かったが、全体的には特段新しい物はなかった。
Posted by ブクログ
面白いのもありつまらないのもあり。
「ヒーロー」は後書きを読むとなんかカッコイイ。
石黒正数の短篇は ポジティブ先生>>探偵綺譚>PresentForMe 。あくまで総合的に見た場合の話で、全部読めば良いと思うよ。
Posted by ブクログ
やりすぎず。
くだらなさすぎず。
浅すぎず。
嘘でもなく。
現代的な感覚で、うまくテーマにアプローチされている。
故にSF食わず嫌いさんにはまずこの辺をススめてみるか。
Posted by ブクログ
石黒先生が書いた漫画の短編集ということで購読。
色んなネタが詰まっていてかなり有意義に読めました。
この頃から培ってきた技術や知恵が
後々開花することになったのは、必然と言えるかもしれません。