あらすじ
人情あふれる丸子商店街に存在するメイド喫茶(カフェではない)「シーサイド」。まさに、天真爛漫! 女子高生にして名探偵に憧れる嵐山歩鳥は、地元丸子商店街のアイドル(?)兼お騒がせ娘。ありふれた町のちょっとおかしなメイド喫茶を舞台に繰り広げられるドタバタ活劇!
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アニメ化もされた不朽の名作!町が舞台のドタバタ日常漫画!
丸子商店街に店を構えるメイド喫茶シーサイド、そこで働く主人公・嵐山歩鳥は探偵に憧れている推理小説好きの女子高生。そんな歩鳥と賑やかな商店街の住人たちや学校の友人たちの日常を描いたのがこの作品です!
歩鳥の住む丸子商店街は下町感が溢れる人情味のある町で、住人もみんな気さくな人が多いです。そんな住人たちにボケたりツッコんだりして楽しそうな歩鳥を見ていると、こんな商店街に実際に住んでみたいなぁと思わせてくれます。
また、この作品はただの日常漫画ではなく、歩鳥が探偵を目指していることもあり、ミステリー回が随所に挟まれます。ミステリーといっても殺人や大事件などではなく、日常の中で見つけたちょっとした謎であることが多いです。そんなゆる~い謎を全力で解き明かそうとする歩鳥とそれに巻き込まれる周囲の温度感も見ていてとても面白いです!
日常漫画ですが、ミステリー回など読者を飽きさせない仕掛けがいくつもある作品ですので、ご興味があったら是非読んでみてください!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
第35話下町雪訪い小話
第36話卒業式
第37話蘇る脳細胞
第38話俺たちは機械じゃねえ
第39話夢現小説
第40話嵐山家火事になる
第41話大嵐の夜に
第42話学校迷宮案内
今回の巻の中ではメッシーの話が面白かったですね。
この作品としては珍しく1つ巻の間で同じネタが擦られてます
他にも紺先輩や静ねーちゃんの話もいい味を出していました。
弟頭いい!優しい!
というか、モマン怖い!!笑
最後が印象的過ぎました。
歩鳥と紺先輩の泣けるエピソードもあったので、途中までは心がホクホクでした。
Posted by ブクログ
【内容】今回の目玉は・・・ちょっと不思議な雰囲気の「夢現(ゆめうつつ)小説」、弟クンが小学校の謎を探る「学校迷宮案内」かな?
【感想】あいかわらずいろんな展開の作品があって楽しい。その自由さがゆるさにつながって力が抜けていく。
今年最後の読書になるかどうか?(2015年12月31日)
Posted by ブクログ
少し前からちょっとずつ読み返してるけど、この巻の広がり方はとてもいいなぁ。思わず今の気分を残しておきたくなった。
色んな人の想いが見えてくる。言葉は少ししかないのに表現で伝わってくる感じがすごくいい。
「これからこのマンガもっと広がっていきそうだなぁ」と感じる巻。キャラの広げ方と歩鳥以外が主役でも楽しいのと。メッシーの話の濃さもとてもいい。
Posted by ブクログ
いやー……面白かったです。
すっかり石黒さんのファンですね。
本を読んでいる時間が心地よいです。
登場人物の心が綺麗であり、またキャラ付けがとても上手いのが最高。ストーリー展開にそれなりに伏線を張っているところも良い。
トンデモ設定がたまに入るのは、話がシリアス方向に引きずられるのをおさえているのかなぁ?その割には普段はホントに何気ない日常を描いていて違和感もない。
サブキャラの描かれ方が丁寧なんですよね。なので魅力的な世界観を形成できているんだと思います。
髪型もだらけている時ときっちりしている時とで何通りか書き分けてるし、服装もそう。とっても丁寧。
GW中に既刊買っちゃおう。
Posted by ブクログ
~5巻まで。
構成がかっちりしてると感じるのはこの人がミステリー好きだからだろうか。というかミステリー好きってのはどこかで聞いた気がするけどただそう感じただけか?
お話がバラエティに富んでいる。
Posted by ブクログ
なんだな…今更になって実感がわいてきた
もう私が来ちゃダメなんだな みんな小さく見える
卒業って何かと思ってたけど
校内が社会全体っていう錯覚から卒業するんだ
(第36話 卒業式)
Posted by ブクログ
なんか最近非現実的な話の割合が増えているような・・・。
まぁ嫌いではないから気にしないでおこう。
紺先輩の話は普通に良かったな。この話だけで☆5個にしとくか。
Posted by ブクログ
歩鳥が、妹のユキコが小学校にわすれた宿題を取りにいく話のほか、「メダカ池」と呼ばれる小さな池のなかに「メッシー」という恐竜がいるという伝説の謎を追って、タケルが歩鳥以上の大活躍をする話などがあります。
ちょっとシュールで、どこか上品さを感じさせるこの著者のギャグセンスが気に入っています。
Posted by ブクログ
母校の小学校にきた歩鳥のひとこと
「卒業って何かと思ってたけど
校内が社会全体っていう錯覚から卒業するんだ」
にやられた。
遊具とか、すげーちっちゃく感じるよねー。
Posted by ブクログ
「それでも町は廻っている」5巻を読書中。紺先輩のお話(俺たちは機会じゃねぇ)がいい話だ!殴りかかるギャグシーンを、見事にいい話にしているあたりが素晴らしい。
Posted by ブクログ
"「あとから知ったら傷付くんじゃないかいあの子」
「あの子はもうひとつのあたしの目なんだ
事実を知った途端に失われる貴重な視点なのよ
もうしばらくだけその目で見ててほしいというのは贅沢かな
それにあの子はバカじゃないから いずれ自力で見やぶるよ…
犯人は探偵に見破られるのを恐れつつ 楽しみに待つもんだよ」"[p.108]
Posted by ブクログ
4巻で止まってたけど久しぶりに続き買ってみた。なんかそれ町って最初の方はギャグ色強かったけどだんだんと日常系ミステリーみたいな感じになってきてるよね。この5巻とか特にそんな感じだった。歩鳥の「もう私が来ちゃダメなんだな、みんな小さく見える」って台詞にちょっとジーンときたり。個人的にはたまにあるタケルの小学生界隈の話が好き。なーんかノスタルジーを感じさせるツボを心得てるんだよねぇ。海老原さんとかほんとに……胸がキュンキュンしてしまうよ。
っていうか最後のあれなんなんだ!!