あらすじ
ホットな注目を集める石黒正数の傑作短編集! 表題作『探偵綺譚』は、ヒット作『それでも町は廻っている』の人気キャラクター「嵐山歩鳥&紺双葉」が登場する、『それ町』プロトタイプ的作品。『ネムルバカ』の主人公コンビにも繋がる、おなじみ先輩&後輩コンビが、友人失踪の謎に迫る! その他、石黒正数の多彩な魅力を満喫できる全11作品+α収録!!
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短編集はこういうのがいいんだよ
様々な舞台、様々なシチュエーションがごった煮状態のオムニバス作品集。
あーここが連載作品に反映されたんだな、というところが分かるのも短編集の醍醐味ね。
石黒先生の描くアホの子が愛おしく可愛い。
短編集
一見真面目なホラーミステリーかと思いきや実はくだらないことだった、みたいな石黒ワールドだいすき
絵柄が今と違うかなと思ったけど共通点も多くて違和感なく読めました
Posted by ブクログ
探偵(風)を書かせたら、そりゃもう天下一品ですよ。
みんな大好き、それまちにつながります。
うん、それまち好きなら読めば良いし、石黒先生が好きな読めば良い。
いや、もう時間があるなら読めば良い。
あるいは、お金があるなら読めば良い。
仕事が辛くても読めば良い。笑えますよ。
Posted by ブクログ
石黒さんの世界観ぶっちぎりの短篇集です。
1話完結で深いのか浅いのかわからない(褒め言葉)ショートストーリーばかりです。
受取り手によって色々な考えができそうで何度も読み返してしまいます。
新たな一面
それ町から入ったので、知ってるキャラクターがもっといてくれたら面白かったなと思いました!
ただ、そうではない別の世界が見えてそれはそれでワクワクしました。歩鳥も真田も美形で笑えました。
Posted by ブクログ
うっまぶしい
うわーい太陽が出来たー これで穴の底でも暮らせるぞー / な!?
脱出するための機械じゃなかったのか!? / はァ!?なんでそんな後ろ向きな機械造らにゃならんのさ / ここで暮らすほうが後ろ向きだ!!
(薄暗い穴の底から)
Posted by ブクログ
これはいい、と思う。
この人の書く短編が好きだ。しっかりテーマを作って、そこにたどり着こうとしている構成が好きだ。
この本の中には「紺先輩」と歩鳥、タッツンの原型らしきものが登場してますね。
好きだったのは『気の抜けたビールで』『血の連番状』『ラクガキ集』ですかね。
『気の抜けたビールで』は終始ニヤニヤしながら読んでしまうような話。
ハードボイルドな先輩に憧れてハードボイルド指南を教わる後輩。ハードボイルドな男は朝はピザ一切れと気の抜けたビールというこだわり。バカ。たのしい。
15ページというかなりの短編なのにきちんとお話っていうのがスゴイ。
『血の連番状』はさらにショートショート。これはオチがうまい!日本史を知っている人ならたぶん「なるほどね(笑)」となる。
『ラクガキ集』は全体的にすごいクオリティ高い。添えられた作者のものすごい冷静なコメントが絶妙すぎる。
まあ、『それ町』ほどの練られ完成された雰囲気はないものの、クスリと笑える短編集になってるし
色んな試みを行なっているのも好感が持てる。ちょっと面白い漫画を読みたいなあ、くらいのときにぴったり。石黒さんは先が楽しみな漫画家さん。
Posted by ブクログ
石黒正数氏の『探偵綺譚‾石黒正数短編集‾ (2007)』を読んでみた。 「ネムルバカ(2008)」も良かったが、今回も笑えた。 特に”修学旅行”がGood!!
Posted by ブクログ
『それでも町は廻っている』の「嵐山歩鳥&紺双葉」コンビが友人失踪の謎に挑む【探偵綺譚】を始め、フジテレビ系『世にも奇妙な物語』の原作にも起用された【スイッチ】、思春期のエロスを描いた【14歳性の相談室】など、石黒正数の多彩な魅力を満喫できる全11作品を収録した短編集。びっくりするほどのオチはありませんがどの話もよく纏まっていますし、いい感じに力が抜けていて面白いです。
ベストはシリアスな話かと見せかけてしょうもない真相で落とす構成が巧い【探偵綺譚】。泣ける話から突然飛躍する【からくり】も印象的です。
Posted by ブクログ
1話目でこの可愛い子誰だと思ったら、歩鳥だった。それでも町は廻っているのキャラクターが違う感じで描かれていたので驚いた。もっと、こういう感じの作品も読みたいと思った。好きな話は、探偵綺譚と、スイッチ。
Posted by ブクログ
さすが石黒節。
先生のファンなら買っても損はないでしょう。
でも、先生の作品を知らない方は、
それでも町は廻っている、とか、確実に楽しめる作品を先に読む事をお勧めします。
Posted by ブクログ
未レビュー消化。石黒先生は一発ネタというか一つのテーマを使って器用に物語を描ける人だなぁと短篇集を見て思いました。気の抜けたビールで・・・はそれが顕著にみえてハードボイルドってこうだよね→これだよね→え?それ→そうそうこれだよと段階的に突っ込んでいく部下が面白かったです。
Posted by ブクログ
ちょっと昔に読んだ。
どれも面白かった。
「ボマー」ってどっかで見たことある話だなーってググってみたら予想通り、「世にも奇妙な物語」の何とかって話の原作となった短編でした。
Posted by ブクログ
石黒正数短編集。
全体的にもう少ししっかり練った作品作りをした方が良いと感じた。
それでも面白かったのをいくつか。
「14歳 性の相談室」
中学生の半分はエロから作られていると思うが、そんな「性春」まっただなかな雰囲気が良く現れている。落ちも良かった。
「気の抜けたビールで・・・」
「ハードボイルって自分の事しか考えないんだなぁ!!」という台詞が気に入った。
「修学旅行」
不細工な女生徒が、自身の尊厳とかを全てなげうってまで彼氏を作ろうとする。
外見だけでなく、心まで穢れた人間の悲しさが表現されていて面白かった。
Posted by ブクログ
前半の 探偵綺譚 スイッチ 14歳性の相談室 気の抜けたビールで… は面白いけどその後は面白く無かった。あ、修学旅行はまあまあ。(☆4+☆3)÷2→☆3.5を付けたい、が、無いので☆3。
Posted by ブクログ
Present for meと比べると軽いノリで読みやすい。
『スイッチ』『14歳性の相談室』が好き。
『14歳〜』の男共はそれ町の3バカ親父だよな。どう見ても。
てことは鯨井は『ネムルバカ』ルカの母、『響子と父さん』の母か?
Posted by ブクログ
メジャー雑誌じゃないものも買おう!と思って初めての表紙買いをした多分メジャー雑誌じゃないマンガ。えっと・・・読みやすい短編集だったよ!やっぱり発想は色々あるなあ
Posted by ブクログ
やっぱりセンスがよい。
短編に必要なものを詰め込んで、なおかつ内容も面白く、笑いもあるっていうのは、やっぱりすごいことだと思う。
おもしろかった。