川原泉のレビュー一覧

  • 空の食欲魔人 川原泉傑作集

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    胃袋が合うって、心底幸せだなあと思う。

    私は浩文みたいな旦那さんがほしいです。
    カレーでも、きしめんでもいくらでも作ってあげるよ!

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    2010年01月10日
  • ブレーメンII 4巻

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    動物とSFが好きな人にお勧めです。最後のポー君の話は泣けます。
    みんな本当可愛いんです‥‥見てるだけで和みます。(笑)けど川原さんはファンタジー、少女漫画しすぎず、リアリズムでもあるので、それはないだろうとツッコミをいれる部分も納得してしまうような説得力があるんですよね。それは相変わらず。だから男性も安心して読めると評判な作家さんですね。

    もっと船長のライセンスとる前とか、動物たちの学校時代とか、読みたかった‥‥もっと続いてもよさそうです。私的に名作だと思うんですが、知られてないのが悲しい。

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    2009年12月10日
  • フロイト1/2

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    10年前に、「東」「西」と書かれた小田原提灯を買った少女と青年。
    それっきり別々の生活を送っていた二人が、ひょんなことから再会すると、2人は同じ夢を見るようになる。

    ・・・ってかくとものすごぉくロマンチックな雰囲気ですが、そこはカーラ教授風味が足されて、コメディ&哲学的な物語が繰り広げらる表題作。

    短編集なので、デビュー作「たじろぎの因数分解」(数学少女マンガ!こんなのでデビューするか?)も収録。
    私が好きなのは感情を表に出すと花を出してしまう特異体質の少女の初恋を描く「花にうずもれて」です。

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    2009年12月02日
  • 笑う大天使 1巻

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     自分自身が女子校出身(中学だけなんだが)ということもあり、大いに笑わせていただきました。まあ、現実の大部分の女子校はこんなお嬢様だらけの場所ではないと思われますが(我が母校も然り)。
     聖ミカエル学園なる超お嬢様学校のなかで、何となく疎外感を感じてしまっている庶民的なお嬢さん方3人組のお話。大笑いするほどではなくても、後々読みかえしてみてニヤニヤ出来るあたり、なかなか素敵なものです。

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    2009年11月10日
  • 甲子園の空に笑え! 川原泉傑作集

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    田舎の弱小野球部(補欠不在・目標1勝!)の監督になってしまった新米理科教師。
    野球どころか、スポーツだってまともにやったことない。
    しかも女。

    だけどお気楽のほほんと何故か勝ち進んでしまう野球部。
    このままだとホントに甲子園まで行っちゃうよ?

    っていうカーラ君節炸裂な漫画。
    腹を抱えて笑って、そんでちょっと泣きます。

    時代を先取りしたフィギュアスケート漫画「銀のロマンティック・・・わはは」と未だブームの兆しなしのゲートボール漫画「ゲートボール殺人事件」も収録。

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    2009年11月11日
  • 笑う大天使 1巻

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    愛読書。

    性格形成に多大な影響を与えた一冊。
    ありきたりな言葉だが、この本に出会えていなかったら今の自分はいなかった。

    川原氏と勧めてくれた友人に、感謝。

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    2010年03月21日
  • 笑う大天使 1巻

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    この人のこの、恋愛なんか何処かへ行ってしまった様な、動物のお医者さんの作家さんのような水気も色気もまるでない中でのちょっとした笑いや温かみが溢れる作風が好きです。
    こういっちゃなんだけど、相手役の男性陣のヒロイン(?)らを見る目は、完全に家族、もしくは保護者の目線だよね。
    だがそこがいい

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    2009年10月22日
  • バビロンまで何マイル?

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    昔の職場で隣の席にいた映像ディレクターさんに借りたことをきっかけに、
    他の作品も探して興味深く読破しているカーラさまの作品。
    こういうのを描いてしまう人や出版するカイシャや
    はまっちゃう読者がいるということは、
    私みたいな人間にとっては救いである。

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    2009年10月04日
  • 甲子園の空に笑え! 川原泉傑作集

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    甲子園の空に笑え!
    ゲートボール殺人事件
    銀のロマンティック……わはは

    この3本が入った文庫本って豪華だ。

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    2009年10月07日
  • 笑う大天使 1巻

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     自分にとってのフォーエバーラブ漫画。
     小学校の時から読んでいました。
     花とゆめコミックスも持っていますが、つい文庫も買ってしまいました…;
     3巻は何回読んでも泣けます。

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    2009年10月04日
  • 美貌の果実 川原泉傑作集

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    「農業」や「森」といった植物に関連する作品を多く収めた短編集。
    収録作品全てが面白いからすごい。
    「架空の森」という作品に出てくるおしゃべり少年・御門織戸のおしゃべりが、川原作品らしい言葉の面白さに満ち溢れていて楽しい。

    なんか川原さんのデフォルメの使い方って独特だなーと思った。
    普通キャラクターをデフォルメして描くのはギャグの場面がほとんどだったりするのだろうが、川原作品では、作品中で最も盛り上がる場面でも容赦なくキャラクターがデフォルメ化されている。
    この本で言うと、「大地の貴族」の牛に乗ってヒロインを救いにパーティー会場へ乗り込む場面や「森には真理が落ちている」の恋が成就する瞬間とか・

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    2009年10月07日
  • 空の食欲魔人 川原泉傑作集

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    「食」をテーマにした恋愛オムニバス。
    幼馴染同士の恋愛に始まり、宇宙運行会社の社長と腕利き女社員というSFまで。

    「釣好きで地味な女子高生」や「味噌汁を飲むことでインスピレーションが湧く洋楽アーティスト」など、少女マンガのベタから大きく外れた非ロマンティックな設定・展開でありながら、「そしてみんな幸せに暮らしましたとさ」というベタな、ロマンティックな結末で終わるのが素敵。

    しかし、言葉の感覚が変わってるなぁ。なんだよ「うわあ、磯の王者イシダイ様の3段引きだあ〜〜〜!!」って。しかも女子高生の台詞で大ゴマだよ、これ。面白いなぁ、もう。

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    2009年10月07日
  • 笑う大天使 2巻

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    カーラ教授最強の一冊と言っても過言ではない。
    映画化されたところなんて、さわりよ、さわり。
    「笑う大天使 空色の革命」
    「笑う大天使 オペラ座の怪人」
    「笑う大天使 夢だっていいじゃない」
    の3名作が君を待つ。
    3人がそれぞれにどこかせつなさを抱え、ほんのりと幸せであるということ。
    うっかり電車の中なんかで読むと泣けて大変だから、おいしいコーヒーとか紅茶とかウィスキーとか
    そういう幸せの素と一緒に読むべきである。

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    2009年10月04日
  • 甲子園の空に笑え! 川原泉傑作集

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    表題作もなかなかいい!
    まったりとのんびりとそれでいてちょこっとハラハラさせられて、せつない。
    しかし、なんといっても「銀のロマンティック…わはは」
    正統派の少女漫画、ラブロマンスコメディと思わせておいて、タイトルの「…わはは」が示すようにカーラ教授一流の照れがもろに見えてて、気が抜けて楽しい。
    だけど、だけど、だけど、せつない。

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    2009年10月04日
  • レナード現象には理由(わけ)がある

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    BLばっかり読んでた時期に、違和感なく読めたボーイ・ミーツ・ガールな短編集。
    知的な高校生達のサクサクしたやりとりが、読んでて楽しいです。

    【E】

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    2009年10月07日
  • 空の食欲魔人 川原泉傑作集

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    川原さんの作品の中で珍しく男女の関係がはっきりした作品。
    何度も読み返したなー。
    アンドロイドの話も、姉弟での恋愛が入ってる。

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    2009年10月04日
  • 甲子園の空に笑え! 川原泉傑作集

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    川原泉ワールド。
    少女漫画なのに恋愛的要素がすごく薄い。

    銀のロマンティック…わはは
    思わず涙。
    タイトルの「わはは」の深い意味を知る。

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    2009年10月04日
  • 笑う大天使 2巻

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    泣くしかないでしょう、これは……。
    本編の最後に収められている、和音・柚子・史緒それぞれのお話。
    和音さんのはそうでもないんだけど、柚子さんと史緒さんのお話が、泣けて泣けて……。
    確か、川原さんのエッセイに収められているインタビューで、川原さんは本当なのか嘘なのか、笑う大天使は実は最後の3つの短編を書くために作られた、「前フリ」だったというようなことを言っておられました。
    「いきなりあれを書いても訳がわからないから、本編を書いた」と。
    長い前フリだけど、確かにあのドタバタがあるからあとの短編がジンとくるんだよなぁ。
    最後の最後、この3人がその後どうなったかを文で書いてあるんだけど、それがまたな

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    2012年09月26日
  • バビロンまで何マイル?

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    すごくいい。でももしかしたら、これって途中で終わってるのかも。
    きっと本当はバビロンまで行く予定だったんだろうなあ。

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    2009年10月04日
  • 空の食欲魔人 川原泉傑作集

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    川原泉の漫画に出てくる人物は大概食べ物への執着心が強いけれど、その中でもとりわけ「食べ物」に執着した作品集。
    読み終わる頃にはカレーや味噌汁やアップルパイが食べたくなるはず。

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    2009年11月11日