谷川史子のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
豆腐(笑)
豆腐を頭に乗せると怪力が出る…どこの少女漫画にも無い設定がすごい。気持ちの描写が丁寧な谷川さんだけど、設定は割と思い切りが良いよね。この作品は特に、常識を覆してくる…
ちょっと昔の少女漫画って感じで好きです。 -
購入済み
わかっていたけど。
胸がぎゅっと苦しくなるお話になるのは、読む前から予想がついていましたが、ほんと苦しくなりました。けれど気持ちというのは時として制御不能なのですよね・・・。
くみちゃんが前を向いて歩いてけるようになって、ほっとした。。。 -
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ネタバレ切ないなぁ。。
いつも谷川史子さんの漫画を読むとどこかで涙腺崩壊してしまう。
今回は走らないと言われて凹んでた花房さんが偶然北別府さんと会って酔いの勢いで好きなのにってゆっちゃってからの、北別府さんが(花房さんを)大嫌いと言い放ち、そして平手打ち、のところで。
そりゃ嫌いになる、ってほんまもんの嫌いじゃなくて何でそんなこと彼女がいるのにゆうの?!あほー!!ってことやと思うけど、気持ちがわかりすぎて、北別府さんの隠して隠して誤魔化してた感情が爆発したところでわたしの涙腺も共に崩壊という流れです。
花房さんが鈍感すぎの人たらしで腹が立つけど好きになってしまうところもわかる。。
谷川さんほんと勘 -
購入済み
身近じゃないけど
基本的に東京のお店が多く、地方民としては「ふーん」って思う程度なんですが、担当者さんが差し入れをしているとか、出版社の近くにこんな店があるなど、漫画家さんにしか知らない話が知れたのは面白かったです。あと、食べ物を美味しく描ける方って、やっぱり他の部分もお上手ですね。
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Posted by ブクログ
ネタバレ”しあわせになって”
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6組の夫婦と1組の夫婦の卵の物語。
”夫婦もの”ということで、どういう感じになるのかとページをめくったけれど、広がるはいつものあったかさをちゃんと持っている世界。
ほんわかした気分で、読み進めた。
毎日を過ごしていて、ついつい見落としがちなことや当たり前に感じていること。
そんなちょっとした出来事をうまくすくい上げてくれる漫画家さんだなとしみじみ。
谷川さんの作品を読んでいると、登場人物と一緒になって笑顔になったり、涙がこぼれたりしてしまう。
ので、こちらの表情の変化が忙しくなる(笑)。
キャラクターがみんな一生懸命で、見ているだけで元気になれちゃうん -
Posted by ブクログ
ネタバレ収録作品
草の上星の下/サルビア/プリズム/春が来たなら
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新刊が出る度、うきうきして、わくわくして、読むのが勿体ない!読むの?読んじゃうの!?とページを開く前にじたばたしてしまう、私の中では最強、一番大好きな漫画家さん。
『草の上星の下』
結婚してスイスに住んでいた姉が突然実家に戻ってくる。
きれいで、優しいお姉ちゃんと、感情の表現が不器用な妹。
『サルビア』
12歳の歳の差夫婦のお話。
ある日、妻は夫の昔の恋人の写真を見つけてしまう。
『プリズム』
高校3年生の柚寿子が好きになったのは先生。
でも、全然相手にされていない。
『春が来たなら』
母が亡くなった後、小説家 -
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ネタバレ『みんな”おひとり様”』
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読みきりタイプ、色んな”おひとり様”の物語。
おひとり様は楽しい?さみしい?
あなたは毎日、”わくわく”していますか?
谷川先生のコミック読者にはおなじみ、巻末の”告白物語”(あとがき、エッセイ的なページ)にて、今回の『おひとり様物語』における”おひとり様”の定義に関して触れられています。
一般的に定義されがちな”独身”、”特定のパートナーなし”だけではなく、”パートナーはいるけど物理的に離れている”、”パートナーはいるけど心が離れている”といった人々も含まれているそうです。
帯に書いてあった、”みんな、おひとり様”の意味が分かりました。
ひとつ目 -
Posted by ブクログ
ネタバレ●収録作品●忘れられない/つまさきで踊る/エンドレスマーチ/春の前日/告白物語
表紙が少し大人っぽくて、どきりとしました。
谷川作品が大人になってしまったー!なんて。
『りぼん』スタート読者だもの。
『忘れられない』はタイトル通り、切なめの作品。
毎年母が“1日いなくなる日”がある。
今年はそのまま帰ってはこないので智花は慌てるのだが、父は理由を知っているのか待ちの姿勢。
母は一体何のために出かけ、そして帰ってこないのだろうか?
そして、揺らぎだす“元カレ”との関係は?
お母さんの話は切なくて、それを受け止めるお父さんが頼もしい。
智花の恋愛はちょっと…うーん…。
主人公が女性になってしま