谷川史子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人生で一番初めに買ったコミック。
当時りぼんを毎月買っていたのですが、
たしかある月の別冊付録の短編が
表題作「ぼくらの気持ち」だった覚えがあります。
(10年以上前の話なのであいまい)
その作品がすんごく気に入って、
別冊付録を取っといて何度も読んでいたのですが
その後それを収録したコミックが出ると聞いて買いました。(それがこれ)
これは短編集で、表題作の他に
たしか3つくらい作品が入っていた気がします。
どの作品も、女の子は明るくて元気で、
でも好きな男の子には素直になれなかったり
意地っぱりになっちゃうみたいな、そんな覚えがあります。
この作者の作品は読後感がほんわかするので好き -
Posted by ブクログ
谷川史子さんの本はどれも本当に大好きなんですが、
この表題作、すっごくいいお話でした…><
恋愛要素は薄めで年頃の女の子の母親に対する気持ちが描かれています。
誰もが一度は母親って口うるさい…!って思った事があると思うんですが、
そういうのって愛されてるからなんだなあ、と思えます^^
内容が内容なので多分小中学生くらいの
お若いお嬢さんには共感できる部分は少ないかも。
大学生↑の方には本当オススメです!
表題作以外の二つのお話も本当いいです。
片方はかなり切ないお話なんですが、
それでも前を向いて生きていこう、また恋愛しよう!って思えるお話でした。
谷川先生のお話はどんなに切なくても -
Posted by ブクログ
どのお話も好きですが一番オススメの表題の『積極-愛のうた』について。
女子大の女子大の文学部国文学科を舞台にした老教授と女子大生の恋です。
定年間近の年老いた紳士、鳥野教授。
その教授のゼミ生で助手もつとめる教授を大好きな4年生の美幹。
妻を亡くしたあと、妻が悲しむかもしれないと女学生と目を合わせない鳥野教授。
そんな教授の話を1年生の時に聞いて以来、大好きになってしまう美幹。
美幹は失恋(?)のあと、雨の中で教授に逢い
今まで女学生と関わろうとしない教授が初めて呑みに連れてってもらえます。
失恋のショックとお酒の飲みすぎから教授に介抱されてしまいうのですが
その時に思わずお酒の力から