谷川史子のレビュー一覧
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30年間のあとがきマンガをまとめた一冊のはずなのだが、あまりにも絵が安定していて、一体いつ頃描かれたのか一目では判断できないほど絵が完成されている。ちょっとこの完成度の高さや洗練され具合は化け物だと思う。
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シチュエーションが色々で良い
離婚した元夫が結婚する(しかも親しげに逐一報告してくる)とか、結婚した姉が男と出てってそのダンナと自分の父と3人で暮らしているとか、設定のバリエーションが面白かったです!
不動産屋さんと家探しが舞台になる「途中の棲家」も、新生活のワクワクを感じられて良かったです🎵 -
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コミカルも好き
貴和子さんのワガママおばちゃんキャラが楽しい!それに振り回される娘の日和子も、実はなかなかの変わり者という…面白い母娘だ~(笑)
でも、ちゃんとマジメなシーンで感動させてくれる辺りもさすが谷川先生です!
同時収録の「ランデブー」も好き✨ -
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人それぞれだけど、どこかで…
離婚した女子、結婚したい女子、結婚相手から逃げてきた女子の3人で始めた、他人暮らし。
純花の、生活が他人に侵食されていくのがたまらない…という気持ちは、私も新婚当初経験しました💦一人暮らしは楽だし、気持ちが良い。でも、どこかで「誰かと暮らす生活」にも憧れがあったりする…純花にはたいへん共感しました。
頼子とサワの話も、まぁ良いと思いますよ🎵
同時収録の「秋雨」は、ロマンチックで物語としては良いですが、元ネタの万葉集含めて、「夢に出てくる相手は自分を好き説」は、そんなことないよなぁ…というのが実感です(笑) -
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バリエーション色々
対・男子だけではなく、色んな相手とのやり取りが出てくるのがいいよね…
ちさ子の、アパートの隣人(上下だけど)との連弾のお話が好きでした!
瑠衣ちゃんの、「いつもの」バーの話も、ちょっと背伸びしてる頑張りが好き。
あと、マイちゃんのマインドフルネスも。友達もみんな背伸びしてて、コンプレックス共通…っていうことが分かって、何だか良いなぁと。
ただ、バイト先の店長?が、モナリザ知らなかったのはなかなかビックリ!
時々、親ネタで泣かせる谷川さんだけど、えりこの母はちょっとやりすぎ。病気で帳消しなのズルいと思うくらい。冷蔵庫の中身で私生活すっぱ抜いてくるし、私なら一発で鍵奪い返すわ -
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中学生と「ともだち!」
小春さんの回…いきなり、カレシ最低野郎でしたが、そこで出会った女子中学生ひよちゃんに、ふわっと心救われる小春さん。これからです!がんばって!!
澄水さんの回も、良かったです。
んー、カレシくん、良い奴だけど、やっぱり「付いていく」のは自動的に女の方なの?って感じですね。確かに子どもを産めるのは女だけだから、それを考えたら男が仕事を主にする方がメリットなのかもしれないけど。結婚して、仕事や姓を犠牲にするのはやっぱ女性が多いですよね。それを望む女子もいっぱいいるから文句ばっか言えないけど、それを当然だと思う男の子には考えを改めてほしいと思ってしまう。 -
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北野さん良いね~
北野さん、前に脇役っぽくバンソーコーくれた彼女よね!今度は、真面目で堅い(でも実はアイドル歌手の本気ファン)彼女が主人公✨
なんやかや言い訳しつつ、丸山氏との距離を詰めていく様子が可愛い!応援したくなる🎵
それから、朝活の遥可さんの回も好きでした。キチンとした自分に憧れて、実現して、でも窮屈で頑なになって…やっぱり、どこかで解放も必要だよね。妹、よくやった!! -
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「その後」が出てくるのが良い
青葉ちゃんと穂高くんの話。
お気に入りのカフェ(電波入らない)で、ふと知り合った穂高くんに、惹かれたと思ったら失恋してしまう青葉ちゃん。人とつながりたい気持ちが初めて湧いた…という話でしたが。
その数話後に、今度は穂高くん視点の話。あら!カオリさんとはそんな感じだったのね!あら!青葉ちゃんのこと、そんな風に気になっちゃってたのね!って。うん。マンガって、上手く行くよねぇ(笑)
谷川さんの作品に出てくる男の人って、スッゴいかっこいい奴もいるし、典型的に嫌な奴も多いよね…極端というか(笑)
これまでも、だいぶ身勝手な男子は居たけど、今回もふと気になった。
最初の、主人公が振られち -
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みんなそれぞれ!
綾ちゃんと平島先輩の回。
ただの自意識過剰と分かっていても、はじけられない綾ちゃんと、回りの目なんて気にしない平島先輩。あまりにもズケズケ言われて、ブチキレて本音を喋ってしまう綾ちゃんと、それは変なことじゃないけど自己演出を間違えているな…とアッサリ普通に分析する平島先輩。
良いコンビ。そして、平島先輩はやはり切れ者なのでしょう✨
千草ちゃんと鈴ノ木さんの回。鈴ノ木さんの女子力にへこむ千草ちゃんでしたが、ダンナ(鈴ノ木さんと付き合ってた経験あり)はその女子力(ていうかホームパーティーピーポー)がダメだった、千草と結婚して今は結構楽しい、と。
うんうん、そういう男子だって居るよね!
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好きな話多かった!
渋澤さん(と、お母さん)がまた登場✨
やっぱりこの2人良い!
それから、「既婚者の肩書きほしい結婚」の真名さんの話も好き。この夫婦の気持ちが分からないでもない上、一緒に暮らすことでちゃんと降り積もったモノがある…というのは素敵。恋とかじゃなくても良いのだ。
多江さんも、2回目の登場!
友達に、実はちゃんと大切にされてた…って気づく話。今回も良いですね!! -
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墓場まで…
この巻で好きなのは、最初の三ノ輪さんと五反田くんの回。枯れた女が、若くて良い子なバイト仲間の青年に、望みがないと分かりながらも、開き直ってときめくだけときめいてみる話。気持ち分かるわ~
この話の凄いところは、望みがないはずなのに三ノ輪さんがうっすら気持ちを伝えてしまって、それに対して五反田くんが、応えられないけど拒否するでもなく、真面目な返しをしてくるところ。
「墓場まで 持っていきます」
んー。かっこいい。もう、それだけで十分だね…
渋澤さんの、お母さんから自立する話も好きです。お母さんが素敵☆ -
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短編なので読みやすい🎵
このシリーズは、作者の谷川さん自ら「箸休めっていうかおやつっていうか」とおっしゃっていますが、軽めにサクッと好きな話を読めるので好きです🎵
この巻で好きなのは、花屋さんで働くみゆきちゃんの、丁寧な暮らしと豪快な兄ちゃんの回です!
他にも、真澄ちゃんの「よっぱらいってこうだよね」という描写に納得しちゃったり、離婚した元ダンナが少しずつ離れていく様子(主人公の名前忘れました)が「そうなんだろうな~」と想像納得しちゃったりしました。 -
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ほら あの
はりきりすぎてなくて
箸休めっていうか おやつっていうか
こう お気楽に サクッと読めて
ピッとして きゅっときて 軽くふわーん☆
まさに、谷川さんの言うそんな感じですね(笑)
1話目と、6話目が好きです✨ -
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一歩踏み出したくなる!
表題作の「花と惑星」三話は、小さいお話ながら可愛くてちょっと苦しくて、ギュッと元気になる!
で、その二話目の続きを描いた「春の蕾」は、大失恋から立ち直るレンコちゃんのお話。淳之助くんを忘れたくない…と夢の世界へ逃避してる彼女は、開き直っているようで開き直りきってなかったのかな。樹木オタクの山路サンに、惹かれつつやっぱり淳之助くんへ気持ちを残している辺り、なんかリアルだなぁと思いました。最後は吹っ切るけどね。
良いタイミングで、山路くんと出会えたもんだね。 -
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裏表なさすぎの王子さま…
カンナちゃん、いくらなんでも直球というか、少し憚ろうか!(笑)っていうくらい、のばらちゃんスキスキ光線で笑える!
ただ、大島せんぱいも素敵だと思うので何とももったいね~
美蘭ちゃんのエピソードは、最初なんたる悪女と思ったけど、「わたしはずっとのばらちゃんを好きだったのかも 今も」という台詞で全て許せてしまった。幼馴染みだからかな…?