あらすじ
『こりゃひどい』(谷川史子・談) 谷川本名物!? 30年分の巻末おまけまんが「告白物語」が、1冊の本になりました。 描きおろしや単行本初収録作品も盛りだくさん! 単行本特典ペーパー、レアな1ページエッセイなどもおおむね全部のってます!
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ちょっと風変わりだけど魅力的な登場人物の不器用で優しいラブストーリーを描き続ける谷川史子先生。
谷川先生の魅力のひとつに、「じわじわ面白い巻末エッセイマンガ」があるのですが、そのエッセイマンガがなんと一冊にまとまりました!ファンには懐かしく、ビギナーには優しい一冊です!90年代からの読者なので、「真夏の血痕編」などは久しぶりに読んでやっぱりちょっと怖くなりました。あと、私も耳かきしてて血が出たこと、あったなー!とか(笑)そういう親近感のある(?)ネタがあったかと思えば、使っている画材を紹介する回があったりも。その語り口の丁寧さに愛がほとばしっていて、マンガを描かない私も大いに引き込まれました。
しかし…読んでいる当時は気にしていなかったのですが、谷川先生、かなり激しく〆切と闘っているご様子が伺えますね…。社会人になると、いろいろな人の立場になって読んでしまって結構ドキドキします。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
谷川作品大好きです!!!
単行本で告白物語を読むのもいつも楽しみでした。
本作を読んで、自分のファースト谷川さん作品「きもち満月」を読み返したくなりました~♪
「継続は力なり!!」ということと、「常に〆切りギリギリを生きていくのもアリだよね!?」と感慨深いものがありました。
最近の作品は読めてないので、こんなに出てたんだと驚き。2006年の「積極」が最後だな~。
未読の作品も少しずつ読んでみます♪
Posted by ブクログ
このな本待ってた!谷川先生の作品は、柔らかな線と色々な意味で読んでいて気持ち良いものばかりなのだが、このあとがき漫画=「告白物語」が毎回楽しみで楽しみで、コミックス買ってたな。
最近の谷川先生の作品オトナな作品が多いので、御無沙汰してます(どうしてもリボン時代の作品が頭に刷り込まれてて。)が、あの頃読んでた作品の告白物語も収録されてて、本当に懐かしかった。買ってなかったコミックスのものから最近のものまでまとめてよめて、楽しい。
私も絵を描くのが好きで小中学校時代は漫画家に憧れて、同じ漫画道具の話を読んだ後に谷川先生と同じ画材買ったりしたなぁ。
さすがにデジタルと思いきや、後半、最近の告白物語でもアナログな事が判明。でもそれがなんか嬉しかった。
それにしても、今読んでも古く感じないのは、谷川先生がいろんな意味で変わってないからかな(笑)。
30年間のあとがきマンガをまとめた一冊のはずなのだが、あまりにも絵が安定していて、一体いつ頃描かれたのか一目では判断できないほど絵が完成されている。ちょっとこの完成度の高さや洗練され具合は化け物だと思う。
Posted by ブクログ
30年分のあとがきを集めて本にするって発想が面白い。
そして、短いそのあとがきたちに、谷川センセイのお人柄が見えてニコニコしてしまう。
ただ、小さい字が多かった。。。
読み終わって、ちょっと目がショボショボになってしまった。
30年経って私も年をとったのさ(笑)
Posted by ブクログ
1冊にまとめてくれて心からありがとうと言いたい…!
確か、ファースト谷川史子は、りぼんの別冊付録だった『ぼくらの気持ち』。
ほかのりぼん作家にはない大人っぽい絵柄に魅了されて真似して描いたけど、描けないんだなあこれが。
谷川史子の30年のほとんどは〆切修羅場でした(笑)
親交のある漫画家のゲスト原稿も豪華!
りぼん時代から独特の存在感に魅了されていたので、読んでいていろいろと懐かしくなりました。永久保存版です。
Posted by ブクログ
思い返せば20年以上前…大学時代の先輩が谷川史子氏の少女漫画(先生と女子高生物)を大絶賛してふうん、と読んだのがこの作者との出会いだったような。たしかくじら何とか言うタイトルだった気がするけど…(もしかしたら違う作品とタイトルは混同しているかもしれない…)私は先生と生徒物はあまり好きでは無いのでそのりぼんコミックスを貸してもらっても絵が可愛いなぁぐらいしか思わなかったのですが。
あとがき漫画集を読んでうん、結構読んでるな、なんて思いました。そうそう、飲んだくれ日記みたいなのも多かった、そう言えば。
線が綺麗で手書き字が綺麗でオシャレな感じがする画面。お話はどこか素直で優しい。短編が結構好きだったな~なんて思いだしました。羊子さんとトラ君だかとヒナだか鳥だかそんな名前の幼馴染の話とか。懐かしいな~ 今度探してみようかな。