【感想・ネタバレ】P.S.アイラブユーのレビュー

あらすじ

ドイツ語専門の翻訳家として働く伊勢一三子・33歳独身。仕事に生きがいを感じて没頭する日々の中、図書館でひょんなことから出会った少年・草市とひとときを過ごすようになり…。表題作ほか、彗星が地球に近づくその日の人々を描いた読切りシリーズを収録。【収録作品】Room201/告白物語

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無料版購入済み

谷川さんのマンガは、小説のような題材と物語の運びかたで、子供の頃よりも大人になってから読んだ方がより心に沁みるマンガだと思います。谷川さんってこんなに素敵なマンガ家さんだったんですね。

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2022年09月30日

購入済み

草一くん可愛すぎる!!!

ドイツ語翻訳家として一人で生きる主人公・いさ子が、無邪気全開の小学生・草一くんと出会う…明らかに大人のいさ子に向かって「何年生?」は、小3にしてはいくらなんでも幼すぎるけれど、それに違和感を感じさせないくらい「子ども然」とした子どもの言動。とにかく可愛い!!

そして、子どもにどう接したら良いか分からない、いさ子の心境や言動も、すごいリアル。お見事です。谷川さんさすがです。

そして、そこからお互いがとても大切な友達になって、いさ子も草一くんも変わっていく…✨
「いさ子ちゃんは何度だって頑張れるの」
すごい分かる!!そして、草一くんサイドからは、草一くん本人じゃなくお母さん視点で語られるのですが、草一くんを見守る母の視点が温かく、彼の成長にハッとさせられる場面とか、もう最高です!!

恋愛要素を含んでないのに、こんなときめきのあるマンガは初めて!!谷川作品で一、二を争う名作だと私は思います🔥

同時収録Room201も、特に3話目が切なくて良い!

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2021年01月13日

Posted by ブクログ

表題作「P.S.アイラブユー」が素晴らしい。

主人公はドイツ小説の翻訳家の女性。仕事一筋で生きてきてもう三十路過ぎ。
ある日、夏休みで帰省してきた小学生の少年に出会い、自分よりも一回りも年が違う純朴な彼と友達になる。

翻訳家のお姉さんと少年の交流が、二人共人付き合いが不器用で微笑ましく、その関係にほっこりして思わず涙が流れました。


其他作品も、恋愛に向き合う様がそれぞれの主人公で違う形をしていて面白いです。


是非に

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2013年11月28日

Posted by ブクログ

谷川史子さんにはまるきっかけになった1冊。
りぼんっ子だった小学生当時にはほのぼのしすぎて、谷川作品の良さがいまいちわからなかったけど、大人になって再び出会えて本当に良かった!
素直で優しい気持ちになれる大好きな作品。
悲しい物語じゃないのに何だか切なくて泣きそうになります。

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2013年04月20日

Posted by ブクログ

夏休みの間に仲良くなった小学生(とそのママ)と翻訳家の33歳の女性。
その小学生のパパが漫画的偶然で元彼だったっていう凄い話。
夢を追いたいからって別れたけど、2人共が幸せになれて、こっちまでやさしくなれる気がする。
こんなに優しさで溢れた世界ならいいのになあ。

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2012年06月12日

Posted by ブクログ

かなり久しぶりに買ったコミックス。(正直、タイトル買いでした。ビートルズの名曲です。)

…当たりでした!

特に20代後半の働く女性にグッとくる内容では。共感できる部分ばかりです。あたたかくてまっすぐで、じんわりとした優しさのある作風。

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2012年03月31日

Posted by ブクログ

選んだ道を後悔していないのに、思いを切り捨ててきたんじゃないか……、と悩む主人公に共感してしまいました。

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2011年12月10日

Posted by ブクログ

特に表題作の「P.S.アイラブユー」がすきです。
自分のやりたい仕事を貫くことも、家族をつくってこどもを育てていくことも、どちらも素敵だなと思いました。

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2011年10月27日

Posted by ブクログ

谷川史子さんが創る世界。
どうしようもなく好きだと思う。
文句なしの世界感と可愛すぎるキャラたちに間違いなくほんわかさせられ、きゅんとさせられる。
ゆるゆるしてるようで絶対外さない言葉たちが胸にどんどん溢れてしまうから不思議。
表題作は子を持つ母としてじーんときたし、「Room201」は青春時代を思い返してキュンとした。
やっぱり好きだなぁ、谷川さん。

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2011年01月11日

Posted by ブクログ

仕事がんばろうって気になれた。ひとりでも、いいじゃないか。
谷川さんの作品は、ずっと心に残したい台詞がどこかに必ず出てきます。
草市くんといさ子ちゃんの、それはそれは素敵なご縁、ほんとに素敵。
同録の「Room 201」も、彗星が地球に近づく日の、それぞれ違うひとたちの違うくらしを繊細に描いた名作です。

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2010年08月03日

Posted by ブクログ

表題作の『P.S.アイラブユー』の特に草市編が好きでした。
草市が出て来た瞬間に「多分昔の恋人のこどもなんだろうなぁ」
って予想出来ちゃったけど、それでも面白かった。
ひとつの物語を違う視点で描くのは良いなぁ。
草市を想うママの最後の部分ではちょっとウルッと来ちゃいました。

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2010年02月27日

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大人になってからはまった、谷川さん。読後、ちょっと自分がいい人になれたような気持ちにすらなる、温かな作品集です。

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2009年11月27日

Posted by ブクログ

「とおい空のした、私たちは繋がっている」

表題作の前後編を読んでじわりと涙・・・。
でも元気が出る!

少女マンガっていいもんですねえ~♪

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2009年10月28日

Posted by ブクログ

短編集なんだけど、はずれなし。ココロに染みました。表題作は読み応えがあったし、小説家の女の子の話は、仕事を大切にする女子として、強く共感しました。でも、サクマくんみたいな男の子はなかなかいないよなあとも。女子が働くってことに関して、無理してキリキリするばかりじゃないやり方、突破口があることを書いてあるのがいいところなのかな。この本が大量にフェイスで本屋の棚に並んでいるのをみて、世の中捨てたもんじゃないなと思えた。犬の話というか絵も、笑えてよかった。

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2011年09月03日

Posted by ブクログ

どの話も心あたたまる❤そして共感できる!!!!いくつになってもこういうマンガを楽しめるようでありたい!

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

いさ子さんが「あたしぜんぜんすごくなんかないの」と言って泣き出したときに、うっかり私も泣きそうになってしまいました。
相変わらず愛がいっぱい詰まったまんがで、谷川先生の本はいいなと思わせてくれます

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

仕事をしている女性が、仕事を取るか恋人を取るか、迫られる話。
すっっっげえ切ないけど、やっぱ同じこと思いました。
一回読んじゃったら、数ページめくるだけで泣けます。
ずるい本です。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

「P.S.アイラブユー」

:前編 一三子より:
充実した生活を送るドイツ語翻訳家
女性 30代 独身
仕事が出来て生活も充実していても、やっぱり
おかあさん になりたいっていう欲求。
子どもから与えられるパワーに導かれる。
こういう「いきづまった(生き詰まった/息詰まった/行き詰った)ときほど
どもの純粋で底なしのパワーって凄いと思うのね。
最近わかってくるようになった、のかな。

:後編 草一より:
子どもの成長物語を親の目から眺めて。
っていうか、ここで彼が出てくるなんて。
物語であっても、こういう偶然で奇妙な繋がりって
やっぱり必然であるんだろうなぁ
と思います。
でも、わー!大人になるって
こういうことなんだね!

「Room201」

:episode1 S区:
側にいると努力したい人かぁ
ほわほわしてるのは嫌になるのかも。

:episode2 M区:
殺気に満ちたわんこ!
夜の散歩へいくときの顔が、優しいね

:episode3 H区:
で、このお話に繋がると。
谷川さんの話は、同棲と、すれ違いと、別れと、出会いが多いけれど
本人もそんな体験したのかなぁ
って思ってしまいます
切ない物語ばかりだからねぇ

短編集が多くて読みやすいけど、どれも心にしっとりとした
感触を残していきます。
そういうところがこの作者さんの好きなところ。かな

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2013年11月21日

Posted by ブクログ

1話目でほろりと目から水が…。例えばこれを十代で読んでも、まったく共感できなかったことでしょう。歳を重ねることも、日常を丁寧に過ごせば素敵なことだ。

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2011年05月24日

Posted by ブクログ

谷川さんの描く男の子がかわいくて仕方ないです。
そして、しっかりした独身女性の書き方もまた、素敵な気がします。リアルなのかな。

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2011年05月05日

Posted by ブクログ

全部で2種類、5話分のお話が入っております。タイトルになっている、PSアイラブユー前・後編が胸に染みました…!!!谷川先生の描く物語は本当に素敵ですね…!

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2010年11月06日

Posted by ブクログ

表題作「P.S.アイラブユー」には働く女性の気持ちと、お母さんとしての女性の気持ち。
嬉しい気持ちも切なさも、色々な気持ちをあったかく描いていて、やはりほろっとしてしまう作品が詰まっていました。

「Room201」の3作はそれぞれの日常の幸せと、ちょこっとの不満がなんとも言えず「あり得る」感じで読ませてもらいました。家族への寂しさと思い出の寂しさは全く違う寂しさなんだなぁと思うのでした。

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2010年03月01日

Posted by ブクログ

友人に薦められ。
絵はかわいすぎるくらい。でも、テーマがどんぴしゃ。
泣けて泣けてしかたなかった。

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2010年02月28日

Posted by ブクログ

久しぶりに谷川さんを手にとってよみました。
いつもの恋愛漫画とはまた違った感じのお話しになっています。
きっと女性なら思うときがあるよね。って思わせられました。
まぁ男の子の成長漫画でもあるわけですが。
ふんわりした雰囲気はいつもの谷川漫画でした。

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2010年01月26日

Posted by ブクログ

恋愛話かと思ったら、小説の翻訳家のお姉さんと小学生の男の子の心温まるお話でした。
元カレに「夫が働き、妻が家を守る、夢のあったかマイホーム」の話をされて、「ごめん」っていう主人公の気持ち。切ないけどわかるよね。

あと、二話目の男の子&男の子のお母さん目線の話がよかった!!
お別れのときに「またね」って言ってほしいのにそうはいってくれないことに悲しくてしょうがなくなるとか、超かわいい。

お母さんの“初めは私と二人だけの世界だった あなたが初めて歩いた日は私の方に向かって歩いてきた それがいつの間にこんなに大きく …” みたいな感じのモノローグは年のせいか、ジーンとしました。

同時収録のROOM201だっけ?主人公が小説家で、彼氏と同棲してて、仕事頑張りたいのも彼氏を好きなのも、本当なのにうまく気持ちが処理できないっていう話がすごい好き。
彼氏の課題解決能力には拍手。あれ、作者の実話なんじゃないだろうか…。笑
「何も言わなくてもわかりあえる、全てのタイミングがあう」なんて恋愛は少女漫画や小説の中にしかないので、昔は本当に「リボンの少女漫画家!!」って感じだった谷川さんがすっかり大人の女性向け漫画家になっているんだなぁと実感しました。

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2010年01月14日

Posted by ブクログ

なかなかよかった。作風が相変わらずやさしくほのぼのタッチ。安心して読める。Room201の3作目がすき。

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2009年12月16日

Posted by ブクログ

谷川さんの作品はどうしてこんなに温かいんだろう。

もう、ずっと、ずっと何年も、好きでいる、って、
すごい。

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2009年11月14日

Posted by ブクログ

だいすきな各駅停車を読んでいたちょうど後ぐらいに本屋で発見。学生時代の恋と大人になってからの恋はちょっとちがうなあって思いました。
でも、谷川さんの作品はいつみてもきゅんときますね(*ノωノ)
一生懸命生きてるなかにささやかな恋心がついてくる。PSアイラブユーのラストもちょっとせつなくなって泣けました。

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2009年10月28日

Posted by ブクログ

絵が可愛くて、お話がホッとして、最近好きになったマンガ家さん。
表題作が好きだなぁ。(2009.10.6.)

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2009年10月08日

Posted by ブクログ

似たようなお話。谷川先生だなあ…という。やっぱり昔より狙ってる年齢層が上だな〜当たり前だけど寂しい。
表題作と最後が好き。

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2012年09月16日

Posted by ブクログ

面白かった気がします・・・
あんまり覚えてないけど・・・
もともと谷川さんのストーリー性と絵が好きだから。。。

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2010年09月17日

Posted by ブクログ

最近苦手じゃないなーとか思ってたけど、これはダメだった。キモチがマッチしなかっただけかも。時間おいて再読。

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2009年12月14日

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