【感想・ネタバレ】はじめてのひと 3のレビュー

あらすじ

はじめて愛したひとは好きになってはいけないひと―― わかっていたけれど離れられなかった 誰にも内緒で好きでいれたら うちのめされ逡巡しながら 16才年上のチェリスト・諏訪内(すわない)と絵画修復士・与(くみ)の過ごした季節―。 叔母の残した缶に秘められた想い。仕事に生きるさとこのこれから。“はじめて”をめぐる珠玉の連作集第3巻!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

好きになってはいけない人との恋の行方。
不倫を美化することなく、でもしっかり切なくて、セリフも表情も苦しくて……
12話のラストは、本誌で読みたかったなあ。空白が大胆すぎる。

1
2018年10月09日

匿名

ネタバレ 購入済み

せつない

短篇集ですが、それぞれの短篇に出ているひとの繋がりがあっていて面白いです。世間は狭いのかな。
与ちゃんは純粋でかわいい。諏訪内さんのチェロもかっこいい。与ちゃんが諏訪内さんに惹かれるのはわかるけど、、。
諏訪内さんも純粋でかわいい与ちゃんが好きだったみたいだけど、随所に見られるずるさ、自分勝手さが嫌です。
与ちゃんの辛さを見るのが辛かったし、かわいそうだった。
与ちゃんが諏訪内さんと別れて成長して素敵になっていくところが良かった。
与ちゃんも幸せになってほしいです。

#切ない #深い

0
2025年10月16日

購入済み

わかっていたけど。

胸がぎゅっと苦しくなるお話になるのは、読む前から予想がついていましたが、ほんと苦しくなりました。けれど気持ちというのは時として制御不能なのですよね・・・。
くみちゃんが前を向いて歩いてけるようになって、ほっとした。。。

1
2019年11月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

与編終了。
いや~諏訪内さん、ほんとずるいわ……。
昨今のゲス不倫騒動を経て読むと余計にゲスさが際立つ……。

さとこ編は1話で終わりなのかな?
みんな幸せになってほしいなあ。

1
2019年01月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

谷川史子さんの作品は、悲しかったり辛かったりするストーリーでも、読後はほんのり心に明かりが灯ったような気持ちになるところが好きです。
いろいろな「はじめての恋」に翻弄されながらも、最後は前を向いて生きていこうとするヒロインたち。
男は勝手だ!と腹が立ちもするけれど、人を好きになることは止められるものではない気がする。
そもそも、不倫は男だけが悪いわけではないんだけれど。
それだけ人を好きになれたことは、人生において大事な宝物かもしれない。

1
2018年10月06日

Posted by ブクログ

不倫の話がいつまで続くのか、
正直もやもやしていましたが、
ちゃんと、小気味良く終わってよかった。

かつて本居宣長も言っていた。
道理に反することに感動してはならないのは当然だが、
感情は自分ではどうしようもないことがあって、
じんわり心に染みる、それを描くのが「物語」なのだと。

そう考えれば、これもまた良い「物語」だったな。

1
2018年09月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

結局、諏訪内がくずで下司ってこと。 妻子持ちを隠して近づいておいて、自分も辛いみたいなのは、あんただけには言う資格ないから。 そんなつもりではなかったなんてさ。 ああ、でも、男ってこういうのあるわ。

0
2018年10月08日

Posted by ブクログ

諏訪内さん、何も失わずに犬を手に入れようとするの、男性だなあって感じ
自分に懐いてくれて可愛いだけの犬に反発されてひとりの人格だと気づいたとき、愛娘と比べるし普通の良い人だから罪悪と責任を思い出す。嫌〜

1
2019年08月26日

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