岡崎京子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
初単行本化だそうで。あー、間違いなく岡崎京子だなぁ、と思った。そうですねー、幸せの薄っぺらさっていうのですかね。幸せというあやふやなもの(ある種の幻想)が薄氷の上に浮いているさまから始まり、そこからゆるやかに美しく堕ちていく、壊れていく、散っていく。そんなさまを描く。でもね、ただ単に堕ちていった先は地獄かというと、そうでもないよ、捨てたもんじゃないよっていう。ここまで込みで、それが岡崎京子なんだと思うのです。(06/11/25)
何とも中途半端感はあるのだけど、それでも岡崎京子は岡崎京子であって。陳腐で凡庸であることから立ち昇る何かしら。お母さんの立ち位置ってのが、この作品ではいまいち謎。なん