岡崎京子のレビュー一覧

  • ヘルタースケルター

    Posted by 読むコレ

    黒地に白抜き文字は、リディオでは拡大しないと読みづらい。

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    2013年04月08日
  • うたかたの日々

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    フランス文学の「うたかたの日々」を原作とした漫画化作品。岡崎先生独特の美しい儚さのようなものが、このお話にすごくマッチしていました(*^_^*)原作に非常に忠実に描かれており、小説を読んだ後でも、後から小説を読んでも、違和感を感じる人は少ないかと思います。原作には言葉だけだと想像しにくい比喩などが多く、それをイラスト化することでより分かりやすくなっていると思いました。

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    2013年02月16日
  • pink 新装版

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    ユミちゃん…。思うところかぶるところありすぎて「ユミちゃん」の一言しか出てこない。

    ユミちゃんは手に入れることの価値を見失ったとき、発作に教われた。

    とんでもない既視感だ。

    で、その後読んでいるマンディアルグが岡崎京子風に再生されるという。

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    2013年02月14日
  • ヘルタースケルター

    Posted by 読むコレ

    映画が話題になっていたので、読んでみました。
    面白くて一気に読んでしましました。
    映画も早く観たい!

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    2012年09月06日
  • うたかたの日々

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    CUITE連載時代(高校生ぐらいの時)は、ボリス・ヴィアンも知らなかったし、1ヶ月に数ページで意味がよくわからなかったのが正直なところ。
    大人になって、ボリス・ヴィアンのうたかたの日々も心臓抜きも読んで、まとめて読むと、世界観がすごい。
    すごいフランス映画を観た後のような読後感。
    やるせなさや悲しさがこみ上げてくる中、ねずみ君がいい味出してる。
    でも...なんだけどね。

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    2012年08月19日
  • 岡崎京子未刊作品集森

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    久しぶりに読んだなぁ、岡崎京子。フィールヤングで一話だけ掲載されて、その後、岡崎さんが事故にあって、未完になっていた作品「森」が載っている、という。その他にもこれまで単行本化されていないものがあれやこれや、と。後期になればなるほど画に神が降りてきている。あの目、あの唇。岡崎京子が事故にあってなければ、どんな作品があの先に生まれていたのだろうか、と思ってしまわずにはいられない。ずっと、思い続けるだろうと思う。そのくらいに、飛び抜けている。(11/11/3)

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    2012年08月08日
  • ヘルタースケルター

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    映画を観てその世界観に衝撃を受け
    原作の世界も見てみたくて。

    より美しくありたい気持ちが
    ものすごく貪欲に描かれている感じ。

    手に入れた美が崩れていく恐怖心で
    身体的にも精神的にも
    極限まで追い詰められていく姿に
    ハラハラして目が離せなかった。

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    2014年04月12日
  • 私は貴兄のオモチャなの

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    刺激的なタイトルに惹かれて、ヘルタースケルターと一緒に買いました。

    表題作「私は貴兄のオモチャなの」
    狂気と思えるほど、真っ直ぐで一途なホシ。どんなに酷い目にあわされようと揺らぐことのない瞳と恋心。おもちゃでもペットでも何でもいい、好きな人と一緒に居たい!という凄まじい根性と執着には共感しました。絶望の中にある一瞬の幸福を永遠と思いたい。理由はない。それでも好きなんだよ。

    「キスだけはしないの・・・・・
    さみしいなぁ・・・・・・」

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    2012年07月24日
  • うたかたの日々

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    原作小説の漫画翻訳として、時間の節約に便利。また、ヴィアニスムによるスラップスティックを丁寧に漫画翻訳、画化しているので原作の文章を読んでうまく想像できなかったとき漫画イメージで補完するのに裏切りが少なく良いとおもいます。
    カクテルピアノ→ターンテーブルカクテルの翻訳は…賛否あると思いますが漫画表現としてはありだし、上手いと思いますがもとのアイデアが素晴らしすぎるので、カクテルピアノが作動する場面だけを16ページくらいでニュー土木の人とかに描いて欲しいな。
    岡崎京子の漫画としては、とても丁寧に線が描かれていてコマ割りも良く考えられていて、へルタースケルターあたりと比較すると岡崎京子の持ち味であ

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    2012年03月16日
  • 東京ガールズブラボー 上

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    1980年代バブル前期、テクノ、サイバー、ニューウェーブにYMOの時代に北海道から東京にやってきた金田サカエちゃんの話です。
    東京に転校初日、気合いを入れすぎて金髪モヒカンで登校した途端、一週間の停学をくらって頭は坊主にせざるをえなくなったという。


    スカッとバカバカしく笑えます。が、バブル期らしい退廃的なものへの憧れやら、何でもあるのに自分のところには何もない空しさやらが垣間見えます。
    しかしいつの時代にも青春があるのです。
    80年代の文化、空気を知りたい人はぜひ一読を。
    ヤプーズを聴きながら読むといい。

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    2012年03月31日
  • UNTITLED アンタイトルド

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    ブクオフで見つけると買ってしまう岡崎京子さん。
    今も作品を生み出せていたならばきっと素晴らしい作品を描いてくれていたんだろうなぁと思う。

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    2017年03月25日
  • 私は貴兄のオモチャなの

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    1994~1995年に『フィールヤング』で発表された短編4作。
    『へルタースケルター』への助走段階っぽく、
    アクセル踏み込んでる感アリ。
    善悪の別は脇へ置くとして(笑)
    「3つ数えろ」の塩月夫妻のブチ切れっぷりは爽快。

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    2017年04月27日
  • pink 新装版

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    私は濃いピンク色のルイヴィトンのヴェルニの二つ折りのお財布を使っている。
    お母さんが韓国旅行のお土産で買ってきてくれたお財布で、最初は気に入らずに仕方なく使っていたけれど、友人にはなかなか好評で、色をほめられているうちにそれなりに気に入った。
    でも、かれこれ三年もそのお財布を使っていて、飽きちゃったのだ。次に欲しいのはクロエのリリィの長財布。うすいピンク色で、リボンモチーフにはたっぷりのビジューがついている。とびきりかわいくて、それを持っている自分を思い浮かべただけでうっとりする。値段はだいたい7万くらい。びっくりするくらい少ないお給料しかもらっていない新社会人の私には、ちょっと手が出ない。

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    2011年12月11日
  • ヘルタースケルター

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    雑誌での連載終了後、未刊行だった為――
    それは作者自身の加筆訂正が不可能だったから、
    というのが最大の要因らしい――
    読者の要望が高まって「世紀を跨いだ単行本化」と相成った、
    とか。
    掲載誌未読なので、全く初めて読みましたが、いや、これは凄い。
    『エンド・オブ・ザ・ワールド』
    『私は貴兄(あなた)のオモチャなの』『リバーズ・エッジ』等々
    で描かれて来た「加速する欲望」が、更に過剰に、
    グロテスクに表現されていて、読んでて気分が悪くなるほど。
    しかし、この作品全体を覆っている不気味さは、
    多くの女性に取っての強迫観念がデフォルメされたもの――
    殆ど誰にでも、少しぐらい、
    薄っすらとでも身につまさ

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    2013年09月17日
  • 愛の生活

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    普通の人の普通の人生にも
    もれなく残酷な現実があり、

    でもそれがどれほど残酷に感じられているのかは他の人にはわからない。
    平気かどうかは、本人しかわかんないんだよね。

    そのことはちゃんとわかっていたほうがいい。

    というようなことを読んで思った、
    甘くて苦くて、大好きなまんが。

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    2011年10月13日
  • うたかたの日々

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    あの独特な世界を絵に出来るのか。
    そして、世界観を表現できるのか。
    読み終わった後には、お見事!と喝采を送りたくなるだろう。
    美しさも悲しみも損なわれること無く、
    むしろ視覚を通してより直接的に伝わる痛みは胸を刺す。

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    2011年10月09日
  • 岡崎京子未刊作品集森

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    「ねえ?

    君っているんだね」

    「いるわよ なんのこと?」
    「何でもないよ いるんだなあって」
    「いるわよ それってどういうこと?」

    「とてもすてきなことさ」

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    2011年09月24日
  • 岡崎京子未刊作品集森

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    80年代後半から90年代のオカザキ作品。超バブリー。懐かしすぎる。
    表題は未完作品ということだが、解説にあるようにどうとでもとれるよね。

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    2011年09月17日
  • 岡崎京子未刊作品集森

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    未完の作品。これが96年の作品とは。。続きが読めないのが残念なのか、これで良かったのか。いや、勿論よくないんだけど。。でも、これはスゴイと思う。椹木野衣さんの解説も秀逸。

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    2011年09月15日
  • うたかたの日々

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    大人のための美しく哀しい愛の物語。
    ボリス・ヴィアンの原作を絵本化したよう。
    この作品は時代を超える。

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    2011年07月19日