pink 新装版

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968円 (税込)

4pt

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岡崎京子のあの名作が、電子版となって登場!
2ヶ月連続(7月末、8月末)リリース。

89年初版の発売と同時に岡崎京子の名を文学界にまで知らしめた、傑作中の傑作を新装版で出版。評論家たちから「マンガは文学になった」と言われ、その完成度の高さが彼女のマンガ界での地位を確立したといっても過言ではない。ふだんはフツーのOLユミちゃんが、密かに自宅でワニを飼い、エサ代のため、自分の好きなものを我慢しないためにホテトル(!)嬢をしている。そこに作家を志しながら義母の愛人をしているハルヲ、義理の妹ケイコ、決して相容れない義母がからむ。リアルなセックス描写を交えながら、お金とは、本当の愛とはを描いた作品。彼女が敬愛するジャン・リュック・ゴダールを思わせるコマ割、真実をつく乾いたセリフと人物描写や時代性が、岡崎京子ならでは。

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pink 新装版 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    私は濃いピンク色のルイヴィトンのヴェルニの二つ折りのお財布を使っている。
    お母さんが韓国旅行のお土産で買ってきてくれたお財布で、最初は気に入らずに仕方なく使っていたけれど、友人にはなかなか好評で、色をほめられているうちにそれなりに気に入った。
    でも、かれこれ三年もそのお財布を使っていて、飽きちゃっ

    2
    2011年12月11日

    Posted by ブクログ

    ワニを飼う、たったそれだけのことに主人公がどうしてこんなにも命を燃やしたのか。

    複雑な事情、理不尽な環境、そういったジレンマに対峙するとき。
    自分をすり減らして魂を削ってそれに向き合ってしまう人と、見ないふりをするのが上手な人に分かれるのだと思う。

    この主人公は、後者だし、いつも他人のせいにしな

    1
    2021年07月12日

    Posted by ブクログ

    岡崎京子さん好きー。

    「幸せなんて、当然じゃない」

    そういってのける主人公が格好いい。


     「女の子ってどーしてこーゆーフリルのついたぼーりょくを振るうんだろう」

    激しく同感。


     結構前のお話なのに、身につまされるようで。

    愛と資本主義のお話らしい。

    彼女の見た資本主義と、今の資本主

    1
    2014年12月23日

    Posted by ブクログ

    資本主義の中で生きる人々の幸福ってあまりにも歪で、残酷だってことを改めて客観視できた。

    ユミちゃんの「自身の欲望にとことん素直」であることの純粋さ・恐ろしさに面食らってしまった。

    「全ての仕事は売春であり、愛である」の真意は分からないけれど、もしそれが自分の命を切り売りするような愛だとしたらあま

    0
    2022年11月02日

    Posted by ブクログ

    岡崎京子のpink のコメントまとめ

    全ての仕事は売春である ゴダール

    愛と資本主義の物語

    シアワセなんて当然

    漫画も文学になる時代が来た

    樋口一葉のにごりえ

    乾いた諦観

    どーして女はこーゆーフリルのついたボーリョク平気で使うんだろ?

    バブルの消費社会の環から抜け出せない

    0
    2022年01月30日

    Posted by ブクログ

    バブルの頃?の欲望があふれる消費社会の空気をスタイリッシュに描いている、と思う(生まれる前だから憶測)。ユミちゃんの――消費でなく――愛の対象は残酷な結果になってしまうのは切ない。そういう意味ではユミちゃんは消費社会の円環から出られない存在だった。
    ハルヲくんの切り貼り小説というのは自己言及的でおも

    0
    2021年10月15日

    Posted by ブクログ

    一読ではこの作品が、「漫画も文学になる時代が来た」と言われる所以をつかめなかったが、深く掘り下げようとすると、愛と資本主義をテーマに、時代の風刺画のような作品なのかな、と理解した。
    30年も前の作品だけど、読み応えがあり、ギャグ漫画や恋愛漫画ばかり読んできた自分には、未知領域の開拓で面白かった。

    0
    2021年06月17日

    Posted by ブクログ

    こういう風に住みたいっていう感情がすごくよく分かる。日々を構成する音楽とか映画とか部屋のにおいとか夜の帰り道とかそういうもの全部が自分の思い通りだったら幸せなのにって考える。

    0
    2018年09月30日

    Posted by ブクログ

    今まで読んだ岡崎京子作品では一番読みやすかった。
    ユミちゃんもその周りの人たちも、関わりたくないけどどうしようもなく魅力的。
    正に愛と資本主義の物語。

    0
    2014年12月19日

    Posted by ブクログ

    血まみれ白雪姫 in 20th century。

    pink はお姫さまの好きな色。
    お姫さまのしあわせの色。
    やさしかったお母さんの爪の色。
    経血と精液が混じりあう色。

    働き者のお姫さまは売春します。
    「お金でこんなキレイなもんが買えるんなら
     あたしはいくらでも働くんだ。
     よし! 明日もがん

    0
    2013年05月14日

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