岡崎京子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
高原英理さんの『ゴシックハート』で本作について書かれていましたが、興味深い内容であったことを思い出します。「美貌」に囚われる女性たちと、りりこの妹であるちかこの「差異」がやはり好きです。
しかしまぁ、こりゃあ壮絶ですわ。すごい話を書くよなあ。読後は、えも言われぬモヤモヤというか、蟠りが残ります。なんとも言葉にできない…。高原さんの解説を読み直してみることにしましょう。
ただ、読んでいる時に一つ感じたのは、「なんか太宰の『人間失格』みたいだな」ということでした。なぜ、『人間失格』が出てきたのか。りりこは「人間失格」だとでも言うのでしょうか? 分かりません。けれど、不思議とこの二作は、似ているように感じるのです。表面を取り繕うとするところが似ていたり、作品に鏤められた鋭い言葉たちが、そう思わせたのでしょうか。とにかく、胸に迫る作品でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ岡崎さんが漫画を描けなくなってから何年経ったのだろう?
この「リバーズ・エッジ」は今から25年前の作品だそうです。
当時の雑誌『CUTiE』でチョロチョロ見ていた記憶はあるのですが、今回は通しで読めたので良かった。
ただ、もっと早くに読んでおけば良かったと思いました。『pink』『ROCK』辺りは読んでいたのに、この作品を読んで居なかったのは失念。
「リバース・エッジとは何なのか?」という第一次感想。 題材が高校生という内容と余りに現実と掛離れたハプニングに「有得るのか?」という疑問を持ってしまいました。
ただ、セクシャリティな男友達・浮気・妊娠・クラスメイトの死・薬物中毒等々に対しての高校生なりの無気力感と心理浮遊力の現し方は岡崎さん独特で、その部分は強く伝わりました。
作画に対して批評する方もいらっしゃるみたいですが、
私は岡崎さんの線画みたいな絵が好きなので早く復帰して欲しいと願う一人です。
この作品は半月もしないうちに映画上映されるので、ソチラも鑑賞したいと思っています。 -
Posted by ブクログ
・正直内容がよく解らなかった。非現実的な記述が続き、ようやく途中で「これはどうやら半分SFっぽいものらしい」と気がついたようなもので…
・岡崎作品は以前に「ヘルタースケルター」も読んだが、それも本作品と同様、理解が追いつく前に話が終わってしまった、という印象のある作品だった。
・岡崎作品が「ヘタ」なのではなく、むしろそのエキセントリックさや感性のスピード感が書き手の大きな個性であり魅力であるので、それを大事にした結果、「わかりやすさ」が犠牲になっているのかもしれない。
・最近の作品が、読者の理解が追いつきやすいように適度に説明を入れたり、コマ割に工夫したりしているので、それに慣れてしまっている部分もあるのかなと感じた。 -
Posted by ブクログ
見たことあるような設定とか事件とかいろいろ出てくるのですが、これ90年代の漫画なんですね。そう考えると、予言的だったりするのかも?
んーでもやっぱり現代の刺激に慣れすぎてるのか、予想外の展開は特になかった。。おちは、えーそこか!ってなるけど。ほんとは続きがあったんでしょうね。そっちが気になるかな。
こんな激しい事件が次々起きるのに、無感動で読める漫画も珍しいような(笑)描写が淡白なんですよね。まぁ淡白じゃなかったら読む気なくなってたかも。
りりこは全然強くはないですよね。世渡り下手すぎだし。こんな素材なら、普通に美女スカウトした方がいい。
羽田がりりこにいろいろ叱られてたけど、確かに仕事出来なすぎる。
刑事さんのエピソードはかなり蛇足でした。
りりこは誰からも好かれてないって自分で言うけど、彼女自身誰の事も好きじゃない。
それじゃ好かれなくて当然かも。
その辺が少し自分に重なってしまって焦る(笑) -
購入済み
とても1990年代のものとは
思えない。20代男だけど、
この漫画が、沢尻エリカの綺麗さや濡れ場で注目を集めたことが悲しい。
この絵じゃなければとても読めないような内容だと思う。
雀は孔雀になれない 日本人の若者はこの言葉をよく考えた方がいいと思う。
うまくいい表せないけど、とにかくすごい漫画
女性の外見ばかりに気を取られていた自分が悲しい。