岡崎京子のレビュー一覧

  • 岡崎京子未刊作品集森

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    いつになったら賢い女の子になれるのでしょうか?
    中学生の時、岡崎作品に登場する欲望に忠実な、だからといってハッピーではない女の子たちに、憧れた。
    もういつのまにかその女の子を上回るだけ生きてきちゃって
    みんなが羨む幸せだけが欲しい人にはお勧めできません。
    あとがきをいま読んだ。レビューって、こういうことか、自分の、ちゃんちゃらおかしい。

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    2011年10月09日
  • 岡崎京子未刊作品集森

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    なんでまたここんとこコンスタントに出るようになったんだろ。
    とりあえず「ここから先」がまだ無いことによって生まれたチルドレンは多いはず。

    まさに森だ。

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    2011年10月01日
  • 愛の生活

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    岡崎京子いわく「愛したいけれど愛せない人達の生活」。

    夜逃げした林家三太、彼が転がり込んだ先の桜田兄妹が動き回る物語。三太を捨てた六歳上のOL、その結婚。桜田兄を捨て金持ちと結婚した山口桃枝が起こす三太の自動車事故、あるいは妊娠。過去から連なる桜井妹の偏質的な兄への愛、暴走。


    軽快な人間関係を築きながら不自由だったり。
    適当なのに真面目だったり。
    悩んでいないのに悩んでいたり。
    どうでもいいのにこだわっていたり。
    全ての登場人物の視線が交差しない、その軌跡が造り出す液状の体積を孕んだ言説空間。ふわふわでぱさぱさでスカスカな。
    他人と上手く接続できないことで白昼夢になる日常。
    しかしその痛

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    2009年10月04日
  • うたかたの日々

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    私は少しだけ鼻についてしまった

    原作がない岡崎のが好きだからかなあ。
    でも何度も読み返してしまうのだけど。

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    2009年10月04日
  • UNTITLED アンタイトルド

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    「万事快調」「恋愛依存症」「ロシアの山」「お散歩」を未定稿のまま収録。


    相変わらず分かりにくいけどなんか捨て置けない岡崎京子の世界。
    万事快調はこれで完結しているのかしら?もうちょっと続きが読みたいなぁ。

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    2009年10月07日
  • うたかたの日々

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    高校生の時すでにキューティを読んでるような非モテだったのですが、当時キューティーで連載されていたものです。
    岡崎京子はこれが初。
    ふつうは「リバースエッジ」って人が多いんだろうけど。

    私の中の「うたかたの日々」は、この世界です。
    でもすごくうまく表現してると思う。

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    2009年10月04日
  • 愛の生活

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    お兄ちゃんが好きな女の子、年上の女に逃げられた男の子と、二人をとりまく人々の話。
    ――ここに描かれているのは愛の生活ではない。実際は、愛そうとしても上手く人を愛せない人たちの生活。
    本編よりも、あとがきに書かれたこんな感じの台詞にぐっときた。

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    2009年10月04日
  • 私は貴兄のオモチャなの

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    小5でノリで買ってしまい、家で小便漏らすほどびびった漫画。今読むと平気だけど、バイオレンス趣味の若旦那が女子高生を殴る蹴るシーンはまじでびびった。次の日捨てた。高校生になって買いなおした。

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    2009年10月04日
  • 私は貴兄のオモチャなの

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    クライマックスで見開きいっぱいに情景が描かれる表題作。
    視覚的なのに、小説を読んでる時のような頭いっぱいにイメージが広がる感じは何なのでしょうか。

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    2009年10月04日
  • チワワちゃん

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    秀逸。短編集だが、どの物語にも短いながらも、様々な感情が渦巻いている。その中でも表題となっている「ちわわちゃん」の秀逸さは群を抜いている。

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    2009年10月04日
  • UNTITLED アンタイトルド

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    休止直前の頃の岡崎さん。
    21世紀のいまの世の中を見て、がっかりしないといいなー、って思います。でもどんな風に描写してくれるのかも気になる。
    人間のぬるりとした部分の描写が恐ろしいほど美しくて大好きです。

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    2009年10月04日
  • 私は貴兄のオモチャなの

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     マンガ二冊目。
     岡崎京子の本を何冊かまとめ買いしたうちの一冊です。

     タイトルからしてヤバメって言えばヤバメ。コドモには見せらんないかもしれない。
     四つの話が入っていますが、全てに共通するのは『愛と暴力』その事をきちんと説明できる人はコドモに見せてもいいかも。私にはできないけど。


     実際にこの本に出てくるような話があったりはしないだろうなぁと思いつつ、もしかドッカにこういう人たちがいそうだなぁとヘンに現実的な話ばかりです。

     こんな人たちに巻き込まれるのはゴメンだけれど、自分がその中心にいるのなら最高に楽しいだろうなと思う。どこか歪んだ愛情の持ち方をしているけれど、自分の中では真

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    2009年10月04日
  • 愛の生活

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    これはここ最近の岡崎京子の絶版になっていた作品の復刻もの
    他に「チワワちゃん」「ヘテロセクシャル」等がある

    ピンクやロックの頃の作風を前期、リバーズエッジやヘルタースケルターのころを後期 とするなら、これは両方の作風が混在していて過渡期だったんだなという感じだ。あとがきで作者は「愛することができない人たちを描いた」と言っているが、後期のような ある種グロテスクな凄みのある表現ってのはないし、なんというか・・・若者特有のメンタル面での強さを 肯定するような岡崎京子の姿勢もまだこの段階では弱い気がする。かといって遺作(と言うと怒る人もいるかも知らんが)の「UNTITLED」のような、一回りし

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    2009年10月04日
  • 愛の生活

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    そんなことないよ。きっとこれからもいいことあるよ、と口では言ってはみたが
    桜田(妹)のこれまでの人生もこれからの人生も知るよしもないが
    なんだか桜田(妹)の言うとおりなのだと思った。
    つまり自分の人生はすでにピークがやってきてしまってもうあとは下り坂だという考え方(p.121)

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    2020年07月15日
  • ジオラマボーイ☆パノラマガール 新装版

    購入済み

    これが

    岡崎京子の出世作と言えばこれじゃないのかなー。
    でも自分にはあまりこれは刺さらなかったです。
    リアタイで読んでないからかも。

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    2022年08月01日
  • 私は貴兄のオモチャなの

    無料版購入済み

    主人公?にも悪いところはあったかもしれないけれど、周りがそれ以上にひどく自分勝手でひどすぎる。不快でした。

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    2022年09月28日